株式会社UMITO Partners
〜たべてつくる、おいしい漁業〜

株式会社UMITO Partners(東京都中央区、代表取締役:村上春二)が紹介するウミとヒトの関係性をポジティブにするシーフードブランド「UMITO SEAFOOD」が、2025年9月12日(金)に開業する「ニュウマン高輪 South」1階の新店舗「800°DEGREES TAKANAWA」にて、グランドメニューとして提供開始となります。
概要
「800°DEGREES TAKANAWA」は、ルミネ史上最大規模となる延床面積約60,000㎡の新施設「ニュウマン高輪 South」内にオープンするレストランです。「ひとさらに込めた、日本のクラフト。」をテーマに華氏800度の薪窯を使用し、全国の生産者と連携した“新しい日本のピッツァ”を提供します。
全国の生産者が込めた情熱と、土地に宿る記憶を大切に、その想いをまとった素材を、国内産の窯・薪・炭の炎と、料理人の熟練した手技で丁寧に焼き上げることで日本各地の風土と文化を表現。つくり手のストーリーをお皿の上に紡いでいます。
このたび、UMITO SEAFOODからは鹿児島県日置市の吹上浜で水揚げされた月日貝(ツキヒガイ)を用いた2品が、グランドメニューに決定。通年でお召し上がりいただけます(※)。
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前菜 月日貝と山芋の薪火ロースト 海藻のエマルジョンソース(税込1,780円)
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パスタ ボンゴレ 4種の貝と海藻のマキアートソース ショートパスタ “カヴァテッリ”(税込2,680円)
※メニューは仕入れ状況等により予告なく変更となる場合がございます。


鹿児島県吹上浜の月日貝とは

東シナ海に面する鹿児島県日置市「吹上浜」は、日本三大砂丘の一つで、日本渚百選にも選ばれる美しい景勝地です。そこで育つ月日貝は、表が太陽のような緋色、裏が月のように白いことからその名が付けられました。大きな貝柱には濃厚な甘みと旨みがあり、地元で古くから親しまれてきた貝です。
しかし、その漁獲量はかつての約半分にまで減少。真鯛やシラスの漁獲も大きく落ち込み、地域や漁協にとって月日貝は存続の鍵を握る重要な水産物となっています。

こうした状況を受け、江口漁業協同組合では禁漁期の設定や操業ルールを自主的に設け、さらに若手漁師の佐々祐一さんを中心に、鹿児島大学や「いおワールドかごしま水族館」と協力して生態調査や海底モニタリングを進めています。月日貝漁の持続可能性を探る活動は、地域の未来を守るための挑戦でもあります。
私たち消費者が月日貝を選んで食べることは、こうした漁師の活動を後押しし、地域の生業や海の資源を支える力となります。
UMITO SEAFOODとは

UMITO SEAFOODは、UMITO Partnersが飲食店や消費者向けに紹介する、よりサステナブルな漁業を目指し海を守る漁師を応援し、消費者一人一人が海へのポジティブな影響をつくりだすことができるシーフードブランドです。
飲食店や小売を通じて、消費者にサステナブルな漁業を目指す漁師の水産物とストーリーを届けることで、サステナブルな漁業への共感の輪が広がり、サステナブルな漁業を実践する漁業者が増え、海の資源が増えるという循環を推進しています。
現在東京都内を中心に、ホテル・飲食店など約30店舗でお取り扱い頂いています。
■消費者向けECサイト https://umitoseafood.com/
■飲食店向け商品についてはお問い合わせください
店舗情報
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店舗名:800°DEGREES TAKANAWA
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所在地:東京都港区高輪二丁目21番2号 ニュウマン高輪 South 1F
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最寄駅:JR「高輪ゲートウェイ駅」改札より徒歩1分/都営浅草線・京急本線「泉岳寺駅」A2出口より徒歩3分
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席数:約70席
開業日/提供開始日:2025年9月12日(金)
関連リンク:ツキヒガイを守り育て、サステナブルな漁業と地方創生を目指す若者漁師!
会社情報
株式会社 UMITO Partners
UMITO Partnersは、ウミとヒトを持続可能な関係へとつなぎ直し、海をネイチャーポジティブへとシフトする海洋サステナビリティ・コンサルティング会社です。海洋サステナビリティ領域において、ブルーファイナンス支援、漁業改善・水産エコラベルの国際認証取得支援、海洋生態系の保全、サステナブルシーフードの企画流通支援等を展開。2023年には水産業界で初となるB Corp認証を取得。