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【7割以上が手数料に抵抗あり】店舗のキャッシュレス決済導入、本当に必要?本音アンケートから見えた現実

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手数料と導入コストへの懸念が強い一方で、会計のスムーズ化や売上改善、従業員負担軽減との声も

StorePro(所在地:東京都港区)は、店舗の経営者・店舗責任者且つキャッシュレス決済を①導入している/②導入していない方を対象に、「店舗のキャッシュレス決済導入の本音」に関する調査を行いました。

現金会計によるレジ締めや釣り銭準備、両替業務など、現金会計は時間や手間のかかる業務が数多く存在します。

一方で、キャッシュレス決済は業務効率化や顧客満足度向上につながるとされながらも、導入コストや設定の煩雑さなどを理由に慎重な店舗も一定数います。

では、キャッシュレス決済未導入の店舗では普段現金会計業務がどれくらい負担となっているのでしょうか。

また、キャッシュレス決済導入済みの店舗では、どの程度業務に変化が起きているのでしょうか。

そこで今回、StoreProhttps://store.cloudil.jp/)は、店舗の経営者・店舗責任者且つキャッシュレス決済を①導入している/②導入していない方を対象に、「店舗のキャッシュレス決済導入の本音」に関する調査を行いました。

調査概要:「店舗のキャッシュレス決済導入の本音」に関する調査

【調査期間】2025年8月20日(水)~2025年8月22日(金)

【調査人数】1,007人

【調査対象】調査回答時に店舗の経営者・店舗責任者且つキャッシュレス決済を①導入している/②導入していないと回答したモニター
【調査元】StorePro(https://store.cloudil.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

目次

キャッシュレス導入の最大の壁は「手数料」 店舗が抱える懸念と現金会計の実態

はじめに、店舗の経営者・店舗責任者且つキャッシュレス決済を導入していない方にうかがいました。

「キャッシュレス決済にどのような印象を持っているか」について尋ねたところ、『手数料がもったいない(77.2%)』が最も多く、次いで『導入コストが高い(39.1%)』『トラブル対応が面倒(25.4%)』と続きました。

キャッシュレス決済に対する印象について、約8割が「手数料がもったいない」と回答しており、費用負担が最大のハードルとなっていることが明らかとなりました。

さらに導入コストの高さとトラブル対応の煩雑さも挙げられており、利用メリットよりも「損をする」「手間が増える」という負のイメージが強く作用している様子がうかがえます。

では、実際に導入に踏み切れていない店舗で、最も大きな障壁となっている理由は何でしょうか。

「導入していない理由として一番近いもの」を尋ねたところ、『手数料がもったいない(57.9%)』が最も多く、次いで『導入コストが高い(10.9%)』『現金派の常連客が多い(9.5%)』と続きました。

キャッシュレス決済への印象でも回答が多かった「手数料」が最大のネックであることが明らかとなりました。

また、「導入コスト」や「現金派の常連客の存在」も一定の影響を持っており、初期費用や顧客層との相性が判断材料になっていることが推測されます。

現金会計における負担についてもうかがってみたところ、『特に負担はない(65.1%)』と回答した方が多く、現金利用そのものに強い抵抗は見られませんでしたが、2割弱の店舗は「レジ締め業務」や「釣り銭準備」などを負担と感じていることも事実として浮き彫りになりました。こうした業務負担の軽減がキャッシュレス決済導入の動機になる可能性があります。

レジ締めあるあるは「釣り銭不足」 現金管理に潜むストレスと効率低下

引き続き、店舗の経営者・店舗責任者且つキャッシュレス決済を導入していない方にうかがいました。

「レジ締め業務に関するあるある」を尋ねたところ、『釣り銭が足りなくなり、両替が必要になる(42.1%)』が最も多く、次いで『売上金額が合わず、確認に時間がかかる(26.2%)』『両替用に準備していたお金を売上に混ぜてしまう(11.1%)』と続きました。

「釣り銭不足による両替対応」が最も多く挙げられており、日常的に発生しやすい手間であり、業務効率が悪くなる要因となっています。加えて「売上金額の不一致」や「準備金の混入」といった問題も、確認や再計算に時間をとられ、負担やストレスにつながっていると考えられます。

「会計業務を担当できるスタッフの割合について」について尋ねたところ、『1割以下(ほぼ自分だけ)(67.3%)』が圧倒的に多く、次いで『ほぼ全員(9割以上)(19.2%)』『2〜3割程度(8.1%)』と続きました。

多くの店舗では、会計業務が特定の担当者に集中しており、その負担は大きいと考えられます。このような負担を軽減する意味でも、全スタッフが使えるシンプルで安心な決済手段への移行が望まれると推測されます。

次に、日々の業務時間にどれだけ影響しているかも確認してみましょう。

「1日あたりどのくらい「現金管理」に時間を使っているか」を尋ねたところ、『30分未満(86.3%)』が最も多く、次いで『30分~1時間未満(11.1%)』『1~2時間未満(1.4%)』と続きました。

大半の店舗では現金管理にかける時間は30分未満と比較的少ないようです。

しかし、中小規模の店舗では短時間の作業であっても積み重なれば負担となるため、キャッシュレス決済で得られる小さな効率アップも価値ある改善点といえるでしょう。

では、どのような条件が整えば導入の決断につながるのでしょうか。

「もしキャッシュレス決済を導入するとした場合に決め手となる要素」について尋ねたところ、『導入手数料無料または割引(63.9%)』が最も多く、次いで『顧客からの強い要望(26.4%)』『導入費用の補助や助成(13.7%)』と続きました。

コスト負担の軽減が最も有効な導入促進策であることが明らかとなりました。また、「顧客ニーズ」や「サポート体制」も意思決定に影響しているため、導入サポートや補助施策の充実は有効な手段といえるでしょう。

導入理由は「顧客ニーズ」と「売上向上」 店舗が直面した課題と得られた成果

一方で、既に導入済みの店舗では、どのような理由から導入に踏み切ったのでしょうか。

ここからは、店舗の経営者・店舗責任者且つキャッシュレス決済を導入している方にうかがいました。

「キャッシュレス決済を導入したきっかけ」について尋ねたところ、『顧客からの要望があった(41.2%)』が最も多く、次いで『集客や売上アップを狙って(35.4%)』『現金管理の負担を減らすため(22.9%)』と続きました。

導入は顧客ニーズと売上向上への期待が大きなモチベーションとなっています。これに加え、「現金管理負担の軽減」や「決済代行会社からの提案」が決断を後押ししており、導入の背景は合理的かつ複数の要素が組み合わさっていると推測されます。

導入を決めた理由が明らかになりましたが、その一方で、実際の導入作業にはどのような大変さがあったのでしょうか。

「導入する際に大変だったこと」について尋ねたところ、『端末やシステムの設定(28.8%)』が最も多く、次いで『契約手続きや書類準備(19.1%)』『導入費用(端末・手数料)(18.7%)』と続きました。

導入時に大変だったのは技術的・事務的手間であることが明らかになりました。特に設定や契約書類の準備、そして最適な決済手段を選ぶ難しさが目立ちます。こうした負担を軽減する「わかりやすいサポート」や「選定支援」のニーズが高いことが推測されます。

では、導入を経てどのような改善や効果が得られたのでしょうか。

「導入後に改善されたことやよかったこと」について尋ねたところ、『会計がスムーズになった(47.7%)』が最も多く、次いで『顧客満足度が上がった(30.8%)』『会計業務の効率化(レジ締めや現金管理等)(22.5%)』と続きました。

キャッシュレス決済の導入効果として最も実感されているのは「会計のスムーズさ」であることが明らかになりました。会計フローが簡略化されることで待ち時間が減り、業務効率だけでなく顧客体験の改善にもつながっていると推測されます。

実際に「顧客満足度の向上」や「業務効率化」が上位に挙がっている点からも、導入のメリットは単なる作業負担の軽減にとどまらず、店舗と顧客双方にプラスの効果をもたらしていることが示されています。

【まとめ】キャッシュレス決済を広げるには? 手数料・導入支援・成功事例が鍵に

今回の調査で、多くの店舗経営者・店舗責任者がキャッシュレス決済の導入に慎重な姿勢を示す背景には、主に「手数料負担」への強い懸念があることが明らかになりました。

キャッシュレス決済を導入しない理由の中で最も多く挙げられたのは「手数料がもったいない」という回答となり、導入に踏み切れない大きな要因であると考えられます。

一方で、キャッシュレス決済を導入している方は「顧客からの要望」「売上アップへの期待」「現金管理の負担軽減」といったことが導入のきっかけになっているため、環境が整えば前向きに導入を検討する店舗が多いと推測されます。

現金会計について多くの店舗は「特に負担を感じない」と回答している一方で、「釣り銭不足」「売上金額の不一致」「レジ締め後の残業」といった具体的かつ現場で実感する業務ストレスが存在することも明らかとなりました。

さらに、会計業務を担う人材の割合が1割以下に集中している点から、現金管理の負担が特定のスタッフに強くかかっている状況がうかがえます。

こうした実態に対し、「導入手数料無料」や「設定サポート」「補助制度」といった具体的な支援があれば、決断のハードルは大きく下がる可能性があります。

実際に導入済みの店舗では「会計のスムーズ化」「顧客満足度の向上」「売上の増加」「従業員の負担軽減」といった、導入による明確な成果が得られており、これらは導入の価値を示す重要な指標です。

今後は、手数料負担の軽減のみならず、導入プロセスの支援や成功事例の共有によって、キャッシュレス化のハードルを下げる取り組みが求められるでしょう。

<当調査の利用に関して>

当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:StorePro」の表記をお願いいたします。

出典元として下記ページへのリンクをお願いいたします。

 https://store.cloudil.jp/news010/

キャッシュレス決済の教科書「StorePro」

今回、「店舗のキャッシュレス決済導入の本音」に関する調査を実施したStorePro(https://store.cloudil.jp/)は、キャッシュレス決済端末やPOSレジに関する最新情報や導入事例を発信しています。

■StoreProとは

実店舗オーナーや運営責任者、またはこれから事業展開を考えている個人・法人を対象に、キャッシュレス決済端末やPOSレジの導入・比較検討に役立つ情報を発信しています。

記事内広告やバナー広告、特集記事の執筆・掲載といった手法を通じて、各社製品の特長や導入メリットを具体的にご紹介し、導入検討の一助となるよう支援しています。

また、店舗経営者様や提供者様が抱える課題を解決するためのコンテンツやデータ提供を強化しており、店舗運営におけるキャッシュレス化の可能性を広げ、より多くの成功事例を生み出せるようフォローいたします。

・StorePro:https://store.cloudil.jp/

・お問い合わせURL:https://store.cloudil.jp/contact/

■運営概要

運営:Textrade

所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2番15号-5F

設立:2021年3月1日

事業内容:WEBメディア運営、WEB制作事業、モバイルアプリ制作事業、SNS運用代行事業、SEOコンサルティング事業

公式サイト:https://business.textrade.org/

■関連ページ

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出典:PR TIMES

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