ソーシャルアクションネットワーク
2025年9月4日(木) 【場所】マリンパークねずがせき
一般社団法人ドリームやまがた里山プロジェクトは、9月4日(木)鶴岡市の「マリンパークねずがせき」で障がい者と健常者の共生社会啓発の「ユニバーサルビーチフェスinマリンパークねずがせき」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
・開催概要:障がい者と健常者が一緒に海を楽しみ、マリンアクティビティを体験するユニバーサルビーチフェスティバルの開催
・日程:2025年9月4日(木)
・開催場所:鶴岡市鼠ヶ関 マリンパークねずがせき
・参加人数:施設関係者26名、一般海水浴客5名、運営スタッフ等17名:計48名
・主催:(一社)ドリームやまがた里山プロジェクト
・共催:日本財団 海と日本プロジェクト、株式会社山形県自動車販売店リサイクルセンター
・協働:ぽけっとぴーすの森
今年最後のユニバーサルビーチフェス!夏日と笑顔に包まれて
9月4日(水)、マリンパークねずがせきで今年度最後となるユニバーサルビーチフェスを開催しました。猛暑も落ち着き、夏らしい青空が広がる穏やかな夏日。スロープを降りていざ砂浜へ。
この日は車いすを利用する方も多く参加し、波の音や潮風を全身で感じながら、仲間やスタッフと一緒に特別な時間を楽しみました。夏の締めくくりにふさわしい一日となりました。

サポートを受けながらも挑戦!車いすで楽しむビッグサップ体験
海の体験では、大型ボード「ビッグサップ」に車いすのまま乗り込み、スタッフが漕いで海の上へ。出発の際には浜辺にいた仲間や保護者が「いってらっしゃーい!」と声をかけ、手を振りながら見送りました。参加者もその声に応えるように表情をほころばせ、海の上で潮風と波を感じながら楽しんでいました。
さらに、車いすから降りてカヤックに挑戦する方も。自分で漕ぐのは難しいためお父様がオールを握り、二人で海へと漕ぎ出しました。カヤックを揺らして楽しむ様子に、見守る側は思わずハラハラしましたが、お父様と二人でにこやかに過ごす姿はとても微笑ましいものでした。

参加した障がい者、施設スタッフからの声
・参加者の様子:「出発の呼びかけにうれしそうな笑顔を見せていた」「海の上でリラックスした表情が印象的だった」
・保護者の声:「今年最後の開催に参加できて、本当に思い出になりました」
・スタッフの声:「“いってらっしゃい”の声が飛び交う中、安心して挑戦する参加者の姿に心を打たれました」
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 ドリームやまがた里山プロジェクト
活動内容:それぞれ会員団体の特性を活かし、協働することでより大きな事業を達成できるをコンセプトに団体が一丸となって地域活性化・社会貢献事業を実施している。関連団体として里山ネットワークやまがたという任意団体を有し、活動の輪を広げている。また、脱炭素社会を目指す活動にも参画し、ドリームやまがた里山プロジェクトとしてはもちろん、会員それぞれが環境保全活動等を通し、独自に山形県エコカップ事業の中でも活動の場を広げている。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。