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Z世代育成をテーマに二大対談を実施 現役大学生・1on1の第一人者と語った”これからの人材育成”

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WILLSORT株式会社

「Z世代を戦力にするリーダー力」出版記念イベントを開催

小売業界を専門に研修・コンサルティング事業を行うWILLSORT株式会社(東京都渋谷区)代表/代表コンサルタント 海藤美也子は、8月14日(木)に『Z世代を戦力にするリーダー力』(みらいパブリッシング)を発刊。
それを記念して、8月27日(水)には戸板女子短期大学にて現役大学生と「働くこと」について話し合うパネルディスカッションイベントを、9月4日(木)には1on1の第一人者であり『まず、ちゃんと聴く。』著者であるエール株式会社櫻井氏と「対話から人を育てること」についての対談を出版パーティにて行いました。

目次

若手育成20年 述べ12000人指導の元ギャル服販売員
「Z世代を理解しようとしてはいけない!」

海藤は、“ギャル系”と称されるヤングアパレルの販売員経験後、独立。現在は小売業専門のコンサルタント/講師として、販売員の育成から、店舗マネージャーや管理職に向けたリーダー研修までを幅広く手がけています。

販売の最前線である店舗に立つ販売員は10代後半~20代前半の若手中心です。海藤は彼らと向き合う一方で、ベテラン世代に対し「若手をいかに活かし、戦力化するか」について話をしてきました。

海藤自身が販売員・管理職として現場に立っていた経験、そしてコンサルタントとして関わってきた実績をふまえ、「Z世代を理解しようとするのではなく、共通点に目を向けることが大切」と伝えています。

違いにばかり注目してしまうと”壁”が生まれますが、共通する価値観に目を向けることで、”分かり合える”という感覚が生まれます。その土台があってこそ、若手の力を引き出し、大きな成長へと繋げることができるのです。

Z世代と大人世代の間に立ち続けてい立場だからこそお伝えできる「世代間ギャップに踊らされず、若手を戦力として伸ばすリーダーシップ」が多くの方のお力になればと思っています。

対談① 海藤美也子×現役Z世代大学生

日時:8月27日(水) 18:00~20:00
場所:戸板女子短期大学(東京都港区芝2丁目21-17)

内容:著者と学生とのパネルディスカッション

   海藤の著書にまつわるセミナー

「Z世代が大人世代に対してどのようなことを考えているのか、
働くことや会社に対して何を期待しているのか、

リアルな価値観や本音を知ることができる機会にする」

これらを目標に開催したこのイベントでは、戸板女子短期大学学生の中から選抜された”企業と学校の架け橋となる学生就職支援チーム”「きゃりたん」から3名が登壇してくださいました。

戸板女子短期大学は短大志願者数都内No.1、昨年度の就職実績100%を誇る大学です。
当日は実際に日々授業を行っている当大学の教室をお借りしています。

会場には企業の人事担当者、採用担当者、管理職者など20名程が来場、海藤と学生との話に熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。

対談の一部をご紹介します。


  • 質問
    『自分たちの世代には特徴があると思いますか?』

  • 学生回答
    『気合いで全部頑張る!という気持ちではなく、自分の関心の強いことを頑張りたいという気持ちが強いと思う』

これに対し会場からは、
『「なんでも全部やる!」という体育会系のような人が大人世代には多いかもしれない。』との声が挙がりました。

また海藤は
『パソコンやインターネット、AIなどが今よりもなかった時代には、何をするにも今よりも工数がかかっていた。「工数をかけて、これだけのことをしてきた」ということ自体に価値がある、というように考えている大人世代もいる。』と発言をしました。


  • 質問
    『アルバイトやなにか仕事を任されたときにやりがいを感じるのはどんなときですか?』

  • 学生回答
    『新人教育を任され、自分に教わった時が一番分かりやすかったと言われたとき』
    『自分の創意工夫が結果に繋がったとき』

自分で決めた行動や選択、教育方法などに対してリアクションを得たり、数字として返ってくることがモチベーションに繋がっているそう。

『「若いから…まだ慣れてないだろうから言われた通りにやってね」というだけでなく”ある程度自由度のあるアクションの促し”ができると、若手が意欲を出し仕事に取り組んでくれるようになるのでは。』と海藤から発言があり、学生も深く納得をしている様子が見られました。


  • 質問
    『就職する会社を選ぶときに、一番大切にしたいことはなんですか?』

  • 学生回答
    『チームの一体感を大切にしているかどうか』
    『自分の生活、価値観、大切にしていることと合っているか』

    『人事の方の性格』

学生からは『助け合いがありひとつにまとまっているチームの一員になりたい。一人では仕事ができないので。』との声が挙がりました。こう思った原体験として、自身に団体スポーツの経験があり、仲間がいることの心強さ、嬉しさを知ったことだと言います。

また『人事の方の性格』との回答に関しては、『トップの思考などはその部下に受け継がれているはず。』との考えがあるそうです。
面接時に人事の方と自身が合いそうかどうか、それにより、この会社や経営者と合いそうかどうかを判断していたとの回答でした。

  • 来場者からの質問
    『就職活動をしているときに、企業が発信する情報をどの程度信用しているのか?』

  • 回答
    『理念や掲げている目標は「そうなんだろうな」と思うが、それ以外はあまり信頼していない』
    『口コミサイトや学校の先生の声の方が確かだと思っている』
    『働いている人の声が一番参考になるので、学校から卒業生を紹介してもらうこともある』

学生からの正直な回答に、会場からは驚き半分納得半分といった声があがったこちらの内容。

質問者からは『企業からの都合の良い発信は誰にも刺さらない、ということが改めてよく分かった。』との感想があり、海藤は『理念の浸透が大切。良い人材に入ってもらうためには、一枚岩になっておくことが必要ですね。』と締めくくりました。


この対談を通じて、学生3人の中でも考えの相違があったり、海藤や来場者の大人世代と同じ考えもあったりと、様々な考え方があることが改めて浮き彫りとなりました。

海藤が書籍の中でも伝えている『”個”を見て関わることの重要性』について、そして若い彼女たちにもそれぞれに前向きな考え方があることについて分かる機会でした。

対談② 海藤美也子×1on1の第一人者 櫻井氏

日時:2025年9月4日(木)19:00~21:00

場所:クラシカ表参道(東京都渋谷区神宮前5-51-1)

内容:出版記念パーティ

   「まず、ちゃんと聴く。」著者 櫻井将氏との対談

 

出版記念パーティの企画として、エール株式会社代表取締役 櫻井氏との対談を行いました。
パーティには、弊社と関りのある会社関係者、海藤の知人友人、出版関係者含め50名ほどがご来場いただきました。

櫻井氏は、前職にて働く傍ら幼児教育のNPOを立ち上げ、保育士資格を取得。ビジネス、幼児教育の現場にいる中で「聴くこと」の価値と可能性を強く感じ、心理学やコーチング、カウンセリングなどのコミュニケーションを本格的に学び始めたそうです。
2017年2月よりエール株式会社に入社し、同年10月に代表取締役に就任。同社は企業に社外人材とのオンライン1on1研修プログラムを提供しています。

対談では、櫻井氏が著書「まず、ちゃんと聴く。」を執筆するにあたり、どのようなお考えがあったのか、ご自身が推奨する対話とは、その重要性とは、などについて海藤と話をしていただきました。

無意識で耳に入ることを「聞く」、意識的に耳を傾けることを「聴く」と表現するのが一般的ですが、櫻井氏はその「聴く」をさらに自分視点の解釈が含まれるかどうかで分け、解釈が含まれていないものに関してのみ「聴く」と定義しています。

これにより、自分とは違う意見や考えにも共感が可能となり、相手に寄り添い受け止めることができるようになるそうです。

海藤も来場者もこの「聴く」に関して強く共感を示し、大きく頷きながら聞き入る姿が多く見られました。

また、海藤の著書「Z世代を戦力にするリーダー力」も熟読くださり、内容から印象に残ったことについてお聞かせいただくことができました。

友人関係である2人の朗らかな会話に、会場から時折笑いが出るなど、始終穏やかな雰囲気だった当対談。

Z世代、そしてZ世代を育成する世代と長く向き合ってきた海藤と、「上司と部下の信頼関係づくり」を軸に数多くの企業で1on1文化を根付かせてきた櫻井氏との対談により、

「対話から人を育てるとはどういうことか」
「これからのマネジメントに求められるものとは」

について会場全体で考える時間になりました。

また、交流会としての場も設けていた当パーティでは、対談後に海藤や櫻井氏だけでなく、来場者同士の会話も弾み、大変な盛り上がりとなりました。

海藤美也子 コメント

Z世代を「分からない世代」ではなく「可能性の塊」として見てほしい

私はギャル服ブランドの販売員でしたので、ずっと若い世代と共に仕事をしてきました。その経験を通して分かったのは、どの世代も共通して「自己成長したい」という気持ちがあるということです。もちろんZ世代も例外ではありません。

コンサルタントとして様々な企業の方とお話をする中で、多くの方がZ世代に対して大きな壁を感じていることをお聞かせくださいます。そして皆様一様に彼らとの「差」をどう理解して良いのか、ということに苦しんでおられるのです。

私は若手スタッフの指導において、彼らの価値観やコミュニケーションスタイルに対する深い理解が不可欠だと実感しています。一方で組織の目標と調和させるアプローチを行うことで、飛躍的に成長してくれる姿を見てきました。

「違いを理解する」だけのスタンスではなく、「共通点を見出し、共に考える」スタンスが、彼らの成長を促し、長期的な成果をもたらす鍵だと考えています。

Z世代を「分からない世代」ではなく、むしろ「可能性の塊」として見てほしいのです。私たちが培ってきたリーダーシップの方法を少しだけアップデートするだけで、彼らは心強い味方に、そして戦力になってくれます。

私の経験と事例をもとに、若い世代を指導するリーダーや経営者たちが彼らと向き合い、効果的な育成方法を見出すためのお役に立てれば幸いです。
そして今後はこの分野で、小売業界だけでなく広くたくさんの企業に貢献できればと考えております。

書籍について

■書籍情報■

書名:Z世代を戦力にするリーダー力

著者:海藤美也子

定価:1,760円(税込)

発売日:2025年8月14日(木)

出版社:みらいパブリッシング

WILLSORT株式会社

WILLSORT株式会社

小売業に特化した人材育成企業
小売事業者への研修・コンサルティングと、販売経験者に向けた講座事業を展開

『人と組織の想いをカタチに、共に未来を切り拓く』

社名:WILLSORT株式会社
代表者:海藤美也子
所在地:東京都渋谷区神宮前4-28-26
HP:https://willsort.co.jp/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月12日 11時00分)

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