一般社団法人 日本自動車連盟
– 9月から12月は、エゾシカの飛び出しにも注意 -
日本自動車連盟(JAF)釧路支部(支部長 坂根 篤)は、日没が早まる時期であることから、事故防止策としてヘッドライトの早期点灯を呼びかけています。

空には明るさが残っている日没後、人は「まだ明るい」と錯覚しがちなこの時間帯は「薄暮(はくぼ)の時間」と呼ばれ、実は重大事故の多発する魔の時間帯です。
暗くなる前の「日没30分前」を目安に、早期点灯を心がけましょう。
なお、釧路市における2025年9月21日(秋の交通安全運動初日)の日の入時刻は、17時22分です。
また、JAFで行ったヘッドライトについてのユーザーアンケートでは、早めのライト点灯を実践していると回答した人は約8割だった一方、スモールランプやフォグランプの点灯が半数を占め、ヘッドライトの点灯は約40%にとどまっています。
JAFでは、安全のため「ヘッドライト」の点灯を啓発しています。
さて、2024年の釧路方面におけるエゾシカとの衝突事故発生状況を見ると、9~12月で約6割(57.6%)が集中し、9月単月でも増加傾向にあります。
この他、エゾシカの左右からの横断時の衝突が全体の約9割を占めており、対応策としてはスピードダウンが効果的です。


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