一般社団法人Everybeing
近年、デジタル環境を中心としたメディア環境の子どもへの影響が示唆されています。
メディアに関わる方々や企業で子ども向けの広報やPR、マーケティングを担当している方々とともに、これからのメディアのあり方を探求するイベントを開催します。つきましては、ともに対話を深めてくださるメディア関係者・広報担当者を募集します。

一般社団法人Everybeingは、NPO法人PIECESとともに、「子どもの権利に根ざした情報発信ガイドライン制作に向けた調査プロジェクト」を実施しています。これは、子どもの声を聴き、メディアのあり方を子どもの権利とウェルビーイングの観点から捉え直し、これからのメディアのあり方を見つめ直すことを目的としています。
この度、プロジェクトの一環として、子どもとの対話、メディアや企業の広報・マーケティングに関わる参加者同士の対話を通じて、子どもの権利に根ざしたメディアのあり方を探求すると同時に、今後の情報発信の指針となるエッセンスを洗い出す連続イベント(全4回)を開催することになりました。
イベントを通じて洗い出されたエッセンスは、来年度以降のガイドライン策定の参考にさせていただきます。
今回は全4回に渡るイベントの第1回目の参加者を募集します。
【対象】
本企画に主体的に参加し、ともに対話を深めてくださる方を募集します。
テレビ、新聞、ラジオ、出版社、Webメディア等の編集者、記者、プロデューサー、ディレクター
広告代理店、PR会社関係者
企業の人権担当者、CSR担当者、子ども向け広報・PR・マーケティング担当者
子どもの権利、メディア教育、情報倫理に関心のある研究者
上記に加えて、子ども向けのコンテンツ制作経験者や、実際に子育てをしているメディア関係者、子ども向けの商品を販売している企業担当者なども歓迎します。
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【イベント概要】
第1回:2025年10月10日(金) 14時~15時30分@千駄ヶ谷コミュニティーセンター
子どもの権利とメディアの役割 -なぜ今、子どもの権利なのか-
第2回:2025年11月8(土) 13時~14時30分(予定)
子どもの声を聴く -こどもおとなダイアログ-【子ども参加あり】
第3回:2025年11月21日(金) 14時~15時30分(予定)
実践から学ぶ -子どもの権利に根ざしたメディア制作・発信とは-
第4回:2025年12月13日(土) 14時~16時(予定)
これからのメディア実践と対話からの気づき 【子ども参加あり】
※プログラムは状況により変更となる場合があります。ご了承ください。
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【第1回詳細】
子どもの権利とメディアの役割 -なぜ今、子どもの権利なのか-
本イベントでは、広義のメディアに関わるみなさまとともに子どもの権利に関する基本的な理解を深めるほか、子どもたちへのインタビューやアンケート※を通して見えてきたメディアに関する子どもの声やまなざしを報告します。
子どもたちの声とともに、メディアと子どもの権利、そしてウェルビーイングの関係性について深めてみませんか。
※Everybeingでは今年度、約3,000人を対象にした「子どもたちのメディアの使用実態」について調査をしています。
【プログラム内容】
1.講演
・子どもの権利について
・日本における子どもの権利を取り巻く現状
・メディアが子どもの権利に与える影響
・日本国内の子どもたちの声から見えてきたこと
2. 対話
参加者同士で、子どもの権利を尊重するとはどういうことか、子どもたちの声から感じていることなどを深めていきます。
※本企画は4回に渡る連続企画となっています。1回目にご参加いただいた方に、2回目以降のご案内を送らせていただきます。
【日時・場所】
日時:2025年10月10日(金) 14時~15時30分
場所:千駄ヶ谷コミュニティーセンター サークルルーム2
【定員・参加費】
定員:10名(申し込み順)
参加費:無料
【お申し込みはこちら】
https://forms.gle/1b2P4x8Ja8zhhCFFA
【お問い合せ】
一般社団法人Everybeing 事務局
info@everybeing.or.jp
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【参考】
子どもたちにとってどのようなメディアのあり方がウェルビーイングに寄与するのか、子どもの権利に根差しているのかを考え、社会へ実装していくことが急務であると考え、本プロジェクトを実施し、その最初のプロセスとして、2024年度に子どもたちへのインタビュー調査を実施しました。
子どもたちの声をまとめたレポートを発行していますので、ぜひご覧ください。
▼レポート
日本に暮らすわたしたちの声〜子どもの聞いたメディアのかたち〜
【今後の取り組み】
今年度実施している子どもたちの声を聴く大規模調査と本イベントで洗い出されたエッセンスをもとに、最終的には、子どもの権利に根ざした情報発信ガイドラインの作成を行い、それをもとに、子どもの権利とウェルビーイングに資する報道や情報発信が子どもの暮らしに広がっていくことを目指しています。
【実施団体について】
▼一般社団法人Everybeing
「すべての存在の尊厳がともに存在しあう社会」をさまざまな存在とともに育むことを目指して活動しています。主要な取り組みとして、子どものパートナーとして、子どもとともに、子どもの権利とウェルビーイングに根差した社会のプロセスをはぐくむ活動に取り組んでいます。
▼NPO法人PIECES
子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムや啓発活動を実施。一人ひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のウェルビーイングを作ることができると考えています。
※本事業は日本財団より助成協力いただき、実施しています。