株式会社 和多屋別荘
~文化共創の歩みを祝い、地域と未来をつなぐ一日~
株式会社和多屋別荘(所在地:佐賀県嬉野市、代表取締役:小原嘉元)は、2025年11月3日(月・祝)に創業75周年を迎えます。この節目にあたり、日頃より支えてくださるお客様や地域の皆様への感謝を込めた体験型イベント「75祭(ななごさい)」を開催いたします。


節目ごとの進化 〜 Reborn、文学賞、74祭、そして75祭へ
和多屋別荘は1950年の創業以来、単なる旅館の枠を超え、地域文化の発信拠点として進化を続けてまいりました。
○2021年「Reborn Wataya Project」
書店「BOOKS & TEA 三服」やサウナ、POPUPショップ、香りの空間など、文化と滞在を融合する新たな施設群を開業し、「泊まる場所」から「通う場所」へと旅館の在り方を刷新。
○2022年に創設した「三服文学賞」
温泉旅館発の文学賞として地域の文学的感性を育み、文化共創の輪を広げる取り組みとして高い評価を得ています。
○74周年「74祭」
デジタルスタンプラリーやキッズ練りきり体験、アーティストとのコラボレーションなど、多彩な体験型イベントを通じて、多世代が楽しめる文化の場としての新たな可能性を示しました。
これらの節目ごとの挑戦と創造の積み重ねが、今回の75周年記念「75祭」開催の土台となっています。
本イベントでは、これまでの歩みを振り返るとともに、次代へとつながる地域文化の発信を目指します。
「75祭(ななごさい)」開催概要
名称:株式会社 和多屋別荘 創業75周年 感謝イベント「75祭(ななごさい)」
日時:2025年11月3日(月・祝)10:00~17:00
会場:和多屋別荘(佐賀県嬉野市)

イベント内容(予定)
○ 館内スタンプラリー&抽選会
和多屋別荘の2万坪の敷地を巡るスタンプラリー。抽選会では、日頃より親交のあるパートナー企業様からご提供いただいた特別賞品もご用意しています。旅館をめぐるワクワク感とともに、地域や文化に根ざした企業の魅力にも触れていただける企画です。
スタンプラリー製作協力:株式会社D&S https://d8s.co.jp/ja/
○キッズ向け「練りきり」和菓子作り体験(フォトブースあり)
繊細な和の手仕事を子どもたちにも楽しく体験していただける、特別な和菓子ワークショップです。
和多屋別荘内の人気コンテンツ「練りきり室」をベースに、鎌倉手毬・御園生裕子氏の監修のもと、お子様向けにアレンジした特別バージョン。色とりどりの餡を使って、創造力と季節感をかたちにする体験となっています。完成後は記念撮影もお楽しみいただけるフォトブースをご用意しています。
鎌倉手毬:https://temari.info/
○ お花のおはぎ作りワークショップ
見た目も華やかな“お花のおはぎ”を自分で作れる大人向けワークショップ。
五感で和を味わう癒しのひとときです。
○75周年記念販売
和多屋別荘オリジナル「佐賀牛ビーフカレー」2袋セットを特別価格で販売いたします。
地元・佐賀が誇る高級和牛「佐賀牛」を贅沢に使用した本格派レトルトカレー。
ご自宅用にも、お土産にもぴったりの限定商品です。
※数量限定のため、売り切れ次第終了となります。
○ 地元老舗「佐嘉平川屋」館内出店 〜 豆腐文化と旅館文化の共創
“佐賀を豆腐の聖地にしたい”という想いを共有し、平川屋との文化共創による出店が実現。
湯豆腐を軸に、宿泊・温泉・お茶・焼物が交差する唯一無二の体験を提供します。
佐嘉平川屋:https://saga-hirakawaya.jp/brand/
○「三服文学賞」第3回大賞発表式
館内書店「BOOKS & TEA 三服」から生まれた温泉旅館発の文学賞。
1,300年以上続く嬉野文化を土壌に、「暮らしの中で書く時間を愉しむ」新たな文学のかたちを提案。
BOOKS & TEA 三服:https://wataya.co.jp/facility/book_tea
○「TOQUE」ポップアップショップ開催
“ファストファッション”から、素材にこだわり、背景にこだわり。10年、20年後も、共に歩んでいけるような“スローファッション”へ。素材を大切に使った、おしゃれ。
開催期間:2025年11月2日(日)~2025年12月5日(金)
TOQUE:https://toque-online.com/
〇224porcelain 「えくぼとほくろ」ポップアップショップ
「えくぼ」や「ほくろ」のある商品は市場に出すことのできない「規格外品」いわゆる「B品」を集めたシリーズ。通常価格では出せない、訳あり商品を破格の金額にて販売します。
開催期間:2025年11月1日(土)~2025年11月24日(月・祝)
※各種体験イベントには参加費用が必要なものもあります。
佐嘉平川屋×和多屋別荘 ― 豆腐文化と地域文化の“共創出店”
創業75周年「75祭」において、地元老舗・佐嘉平川屋が館内出店いたします。
この出店は、単なる販売を超えた“文化の共創”としての位置づけを持っています。
嬉野には、1,300年の歴史を誇る温泉、500年にわたり栽培されてきた嬉野茶、400年の伝統を持つ肥前吉田焼など、目には見えにくい、しかし確かに息づく文化資源が豊かに存在します。
和多屋別荘は、こうした地域文化をひとつに結晶させた存在として、旅館の役割を「文化を次代につなぐ器」と捉えています。
今回、佐嘉平川屋 平川代表の「佐賀を豆腐の聖地に」という強い志に共鳴し、和多屋別荘敷地内での本格的な出店が実現しました。温泉地・嬉野で育まれた温泉湯豆腐を、宿泊・温泉・お茶・焼き物といった文化体験と融合させながら、より多くの方に“豆腐文化”として届けていきます。
この取り組みは、佐賀の食文化と地域文化が再編集され、世界に発信されていくための第一歩です。
和多屋別荘と佐嘉平川屋、同じく75年の歴史を持つ二つの企業がタッグを組み、時間をかけて文化の本質を磨き上げていきます。
「75祭」ではその始まりをご体感いただけます。どうぞご期待ください。


「三服文学賞」大賞発表式 〜温泉地から生まれる、新しい文学のかたち〜
75祭では、第3回「三服文学賞」大賞作品の発表式を開催します。
これは、和多屋別荘が主宰する、日本で初めて温泉旅館から生まれた文学賞であり、「文学と温泉文化の融合」を体現する試みとして、2022年に創設されました。
◯ 三服文学賞とは
本文学賞は、館内に開業した“お茶と本を愉しむための書店”「BOOKS&TEA 三服」を起点にスタートしました。嬉野は、1,300年続く温泉、500年の茶の文化、400年の焼き物、200年の酒造といった時間の層が折り重なる町です。
この地の魅力や文化をテーマに、「暮らしのなかで書く時間を愉しむ」ことを大切にしながら、誰もが気軽に参加できる文学賞として、毎年多くの応募をいただいています。
第3回となる今回は、創業75周年という節目にふさわしく、より地域に根ざした新たな取り組みとして「嬉野地域賞」を新設しました。
地元・嬉野市の皆さまにも“書く喜び”を届けるためのこの取り組みは、文学を通して地域の声を未来へと残すことを目的としています。
旅館という“地域文化の器”が、書くこと、読むこと、語らうことを通して、土地と人の物語を編んでいく。「三服文学賞」は、その象徴的な取り組みとして、今後も広がり続けていきます。

【前夜祭】SHINZO NIGHT 「KODO」~夜のととのい 湯ら湯らDisco~
75周年を記念する「75祭」の前夜、2025年11月2日(日)には、和多屋別荘 「SHINZO」 にて、「KODO」~夜のととのい 湯ら湯らDisco~を開催いたします。
地元DJ:SHUNSUKE氏によるライブパフォーマンスとともに、音・光が織りなす空間演出を通じて、地域文化の新たな魅力を五感で体験いただけます。
SHINZO NIGHTは、単なる音楽イベントではなく、「地域文化 × 音 × 空間」を融合させた“75周年前夜の文化的交差点”。
世代やジャンルを越えて、人と文化が出会い、響き合う夜を、ぜひご一緒にお楽しみください。
開催概要(予定)
日時:2025年11月2日(日) 夜(詳細時間は後日発表)
会場:和多屋別荘内 「SHINZO」
内容:地元DJ:SHUNSUKE氏による音楽パフォーマンス、文化的演出、ドリンク提供 ほか
【株式会社和多屋別荘 会社概要】
代表取締役 : 小原 嘉元
会社設立 : 1950年11月3日
事業内容 : 旅館業、飲食事業、リーシング事業
所在地 : 〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
公式サイト : https://wataya.co.jp/
1950年創業。佐賀・嬉野の地で、温泉・お茶・焼き物・酒といった地域資源を活かした文化発信型の旅館として展開。
二万坪の広大な敷地、その中央には豊かに嬉野川が流れ、優美な水鳥の立ち姿、囀りに揺れる川面、月の満ち欠けを愉しむ月見台、自然の四季を愛で移りゆく季節を感じられる、歴史ある日本庭園。
この空間に滞在することで、心と体でそのすべてを感じることができます。
日本の伝統美、文化、芸術、芸能を詰め込んだ、唯一無二の空間。