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住友重機械プロセス機器が本田技術研究所へ自動車部品のプラスチックリサイクル用パイロットプラントを納入

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住友重機械工業株式会社

住友重機械プロセス機器株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田島茂、住友重機械工業株式会社100%出資、以下「住友重機械プロセス機器」)は、株式会社本田技術研究所(本社:埼玉県和光市、代表取締役社長:大津啓司、以下「Honda」)と共に、プラスチックリサイクルのパイロットプラント(以下「本設備」)を開発しました。

【本設備のイメージ図】

Hondaは使用済み自動車から回収した廃プラスチックの再資源化に取り組んでおり、プラスチックのリサイクル実現に寄与する「ケミカルソーティング技術(以下「本技術」※1)」を開発し、今後はパイロットプラントでの技術実証を行う予定です。

住友重機械プロセス機器は、Hondaの基本仕様を基に、機器検討などの計画の初期段階から寄り添い、撹拌装置メーカとしてのコア技術とプラントエンジニアリング力を融合させて設備仕様やプラント構成を共に開発することで、本技術のパイロット段階へのスケールアップを実現しました。

本設備では、製作工場で一度プラント全体を仮組み立てした後、ブロック単位で現地へ輸送し設置する方法(モジュール工法)を採用し、工期短縮やプラントのコンパクト化などを実現しています。また、本設備の撹拌装置にはMAXBLEND®(※2)を使用するなど、住友重機械プロセス機器のコア技術を活用しています。

住友重機械プロセス機器は、今後も高い提案力とエンジニアリング力でお客様のニーズに寄り添ったオーダーメイドのプラント設備を提供し、サーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。

(※1)使用済み自動車由来の廃プラスチックは金属やガラス繊維などの固体異物を含有しているため、リサイクル率の向上やコスト削減が課題とされています。本設備の対象であるプラスチックは、従来焼却処理されていましたが、本技術により固体異物を99%以上分離した高純度プラスチックの抽出を可能にしました。本技術から抽出された高純度プラスチックは、再資源化工程を経て、再び自動車用材料として使用することができます。

(※2)MAXBLEND®の詳細は、下記をご参照ください。

https://www.shi-pe.shi.co.jp/products/mixing/maxblendclub/mbabout.html

以上

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月16日 11時00分)

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