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現役高校生が回答!「生成AIに関するアンケート」学校や学習における使用シーンは、「総合的な探究の時間などの調べ学習」が1位 生成AIからの回答は、「自分なりの解釈で情報を整えて使う」が6割超え

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株式会社リクルート

将来、生成AIを活用する力が役立つと思う場面1位は「仕事での効率的な情報収集・整理」

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牛田圭一)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者を対象に“生成AI”についてアンケートを実施致しました。結果、学校や学習における使用シーンは、「総合的な探究の時間などの調べ学習」が1位に。生成AIからの回答の扱いは、「自分なりの解釈で情報を整えて使う」が1位で6割を超えました。また、将来、生成AIを活用する力が役立つと思う場面の1位には「仕事での効率的な情報収集や整理」がランクイン。こちらのアンケートの詳細は『スタディサプリ進路』内の「#高校生なう」でお知らせしています。

https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20250903000003/?vos=scrmot00141

目次

■授業や学習関連での活用法は、リサーチや自習の時短が大勢

高校生に、学校や学習観点での生成AIの使用シーンを聞くと、1位「総合的な探究の時間などの調べ学習」、2位「課題の自己採点や添削」、3位「生成AIを活用した教材やテスト問題の活用」となりました。リサーチや、自習のシーンで時短につながるような使い方をしているようです。また、生成AIに質問をした時に返ってくる回答の扱いについては、「自分なりの解釈で情報を整えて使う」が60.8%に。それに対し、「そのまま使う」と回答した人は、13.7%にとどまりました。

まだ現時点では、生成AIによる誤回答や誤情報を完全に防ぐことは難しいとされています。文部科学省による「初等中等教育段階における生成 AI の利活用に関するガイドライン」の中でも、その前提で、生徒が生成AIの性質やメリット・デメリットを理解し、情報の真偽を確かめ、自ら判断して考えることが重要だと認識できるように学校現場が促すべきと記載があります。今回の結果を見ると、高校生が、学校で学ぶ生成AIとの付き合い方を理解した上で、良い距離感でうまく活用しているように感じられます。

■生成AIを使えること自体が、将来的に強みになるとは思っていない

「生成AIを使いこなす力は、将来どんな場面で役立つと思いますか?」と聞くと、上位は、「効率的な情報収集や整理」のほか、「違う視点を持つためのヒントを得るために使う」、また「資料の中での表現力を高めるために使う」といった、仕事での補助ツールのような活用方法をイメージしているようでした。一方で、「生成AIを使えることで就職や進学に有利になると思う」のように、生成AIを使えること自体が強みという考え方は少数の結果になりました。

■『スタディサプリ進路ブック』編集長 金剛寺千鶴子(こんごうじ ちづこ)コメント

テクノロジーの進化のなかで成長してきた高校生世代の生活になじみつつある生成AI
生成AIは思考や可能性を広げる協力者として認識している様子

今回のアンケートの中で、「生成AIを使ったことがありますか?」と尋ねたところ、83.1%もの高校生が「はい(現在も使っている)」と回答しました。高校生にとってはすでに生成AIは日常になじみつつあるツールとなっているようです。実際に、編集部で高校生に話を聞くと、「勉強で分からない箇所をアシストしてもらった」「何かを詳しく調べるために対話した」と、使う頻度や目的に個人差はありながらも、興味を持って活用している様子が伝わってきます。単に答えを得るためだけでなく、考える際のパートナーとして使い始めているようです。

また、アンケートで「生成AIが進化した未来で、あなたの将来の夢はどう変わると思いますか?」と尋ねると、「生成AIによって、夢がもっと実現しやすくなる」(24.3%)、「生成AIと協力することで、夢の内容がより高度になる」(20.3%)の回答が上位に。生成AIを自らの可能性を広げるための協力者として捉えているようです。一方で、「生成AIにできないことを目指すようになる」(15.6%)も3位で、自身のキャリアを主体的に描こうとするたくましさのある人も。

さらに、「この先、生成AIが進化した時に、あなたが最も『大切にしたいもの・こと』は何ですか?」に対しては、「人とのつながりやコミュニケーション」(29.9%)、「自分で考える力や創造力」(17.6%)、「感情や思いやりなど、人間らしさ」(10.6%)が上位を占めました。幼いころからテクノロジーの進化が当たり前だった世代だからこそ、その中での人間らしさの重要性を実感として認識しているのかもしれません。また、生成AIを活用する上でもこれらが必要であると捉えている可能性もあります。

今回の調査を通じて、高校生たちは生成AIという新しいテクノロジーを柔軟に受け入れて活用し、力強い味方として捉えようとしている様子がさまざまな問いの中からうかがえました。

■『スタディサプリ進路』について

『スタディサプリ進路』は、1970年に創刊した『リクルート進学ブック』に始まり、2020年に50周年を迎えた、リクルートグループにおいて就職支援に次いで歴史の長い事業です。“「学びたい」「学んでよかった」がもっと増えていく世界の実現”をコンセプトに、変化が激しい社会の中で生徒が生き抜くために、「なりたい自分」と「自己実現できる学校」を発見し、「自分に合った進路選択の実現」を可能にするためのサービスを提供しています。高校3年間を通して、「自己理解」「職業観育成」「学びの内容理解」「学校研究」に対応するさまざまな教材ラインアップを無料で提供しています。

https://shingakunet.com/rnet/column/rikunabi/index.html?vos=conttwnowother00010

■“スタサプ編集部”について

全国3,000人以上の現役高校生からなる「スタサプ高校生エディター」と共に、高校ライフにフィットするコンテンツを作る編集部。進路や受験勉強のノウハウはもちろん、夜食レシピやメンタルを支える名言などの多様なコンテンツを、Webサイト『#高校生なう』、年8回発行の情報誌『スタサプ進学マガジン』、アプリ『スタディサプリ for SCHOOL』、会員向けメールマガジン、各種SNSで配信中。

なお、今回のアンケート結果をさらに詳しく分析した記事は『#高校生なう』の下記URLにて公開中。

https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20250903000003/?vos=scrmot00141

また、スタサプ編集部では、毎月LINEでアンケートを配信し、読者の高校生・保護者の皆さまから頂くご意見を記事に反映しています。現在も、今後のより良い記事制作に向けてLINEお友だちを絶賛募集中です! ご興味をお持ちの方は、ぜひご登録ください。

LINE URL:https://lin.ee/LbRvueT

■アンケート概要

・調査期間:2025年7月21日(月)~7月23日(水)

・調査方法:インターネットリサーチ

・調査対象:全国高校生男女(『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式LINE登録者) 

・有効回答数:688人(男子256件、女子422件、回答しない10件)

▼リクルートについて

https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先

https://www.recruit.co.jp/support/form/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月16日 11時00分)

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