株式会社うるる
〜9 名の『じぶん配分』事例と新規インタビューを追加公開〜
労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、複数の SaaS を展開する株式会社うるる(本社:東京都中央区、代表取締 役社長:星知也、以下「うるる」)は、女性の働き方と生活のバランスに関するプロジェクト『はたらく私の「じぶん配分」白書』のコンテン ツ第 2 弾を追加公開しました。(はたらく私の「じぶん配分」白書:https://www.uluru.biz/mlp/jibunhaibun)

■ 『はたらく私の「じぶん配分」白書』(※1) とは?
本プロジェクトでは、全国 1,000 人の退職・休職経験のある既婚女性を対象にした調査結果をもとに、「退職・休職の理由」「就労継 続・再就労の壁」「働くことの意義」や、働き方に対する固定観念などを明らかにすることで、キャリア断絶の実態を示しています。
さらに調査結果を踏まえ、実態を知るため、多くの働く女性にご協力いただき、女性たちの日常の時間配分を可視化した「じぶん配分ギャラリー」や、今の自分にとってベストな「じぶん配分」を得るまでを模索したリアルなストーリー(インタビュー)も収録しました。課題を提示するだけでなく、多様な視点から実際の「じぶん配分」を可視化することで、すべての働く女性が「今の自分に合った働き方と は何か?」に向き合うきっかけとなることを目指しています。
※1:『はたらく私の「じぶん配分」白書』公開プレスリリース(2025 年 9 月 8 日):https://www.uluru.biz/news/15833
■『はたらく私の「じぶん配分」白書』調査結果サマリー【就労動機編】
『はたらく私の「じぶん配分」白書』第 2 弾の公開にあわせ、『女性の「就労と時間配分」実態調査』詳細レポートより、【就労動機編】のサマリーを公開しました。

本編では、休職期間中における心理とその変化に焦点を当てています。
調査では、キャリア断絶期間中の心理と、「収入以外の働く理由」との関連性が明らかになり、女性の就労動機を考える上で重要な示唆が得られました。
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キャリア断絶期間:退職・休職後、4 人に 1 人(24.1%)が「現在も継続的な仕事には就いていない」と回答。
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断絶期間の心理的影響:退職・休職期間中、「フルタイムに戻るのは難しいと感じた」と回答した人が約 4 割(39.5%)。キャリア断絶期間に孤立感・自己肯定感低下を訴える声も 3 割超。
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未復帰者の就業意向:未復帰者 241 名のうち 、約 6 割 が「⼀定の条件下で今後も働きたい」と回答。
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働く理由:収入以外の働く理由は、「社会とのつながりを感じられる」(40.0%)が最多。
※グラフ・詳細は、本プレスリリース下部Appendixをご覧ください。
※調査結果の詳細レポートはこちら(https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:ce208ca6-f60b-43c5-a61f-4ab81cee18e4)
■『はたらく私の「じぶん配分」白書』第 2 弾追加公開のポイント
本日公開した、みんなの 24 時間「じぶん配分」ギャラリー第 2 弾は、9 名の 24 時間(平日の過ごし方)を追加・公開しました。限られた時間の中で、優先順位を見極め、工夫しながら日々を送る姿が描かれています。また、「働くこと」の意味を収入だけにとどまらず、多様な価値として捉えている様子も浮かび上がっています。

「じぶん配分」ギャラリーは今後も順次追加予定です。
ライフイベントを経て時間の使い方を工夫し、今のベストな「じぶん配分」を確立した女性たちへのインタビューです。 本日公開した第 2 弾は、会社員として働きながらも、育休期間に出会ったクラウドソーシングサイト・シュフティの活用を続ける廣瀬麗子さん。「産休に入ったら、もう社会には戻れないかもしれない」。今回お話を伺った廣瀬さんも、かつてはそんなキャリアへの強い不安を抱えていました。

目まぐるしく変わる環境の中で、彼女はどのようにして自分らしいワーク・ライフ・バランスを見つけていったのでしょうか。
※廣瀬さんのインタビューページはこちら(https://blog.uluru.biz/10916/)
■自分らしい働き方を模索するヒントとして、一人ひとりの選択を支えるプロジェクト
少子高齢化による労働力不足が深刻化する⼀方で、出産・育児や介護、配偶者の転勤といったライフイベントを機に、キャリアが分断される女性は少なくありません。また、就労継続や復職が難しいケースも多く、こうした状況は、国内の人手不足を⼀層深刻化させてい ます。うるるは、新たな労働力の概念である「埋蔵労働力資産」(※2)の創出・活用を推進する取り組みの⼀環として、『はたらく私の「じぶん配分」白書』を公開しました。(2025 年 9 月 8 日)
本プロジェクトは、ライフステージによって労働意欲や可能性は大きく変化し、その変化は⼀様ではなく、段階的で変化し続けるという前提に立っています。公開した白書では、『女性の「就労と時間配分」実態調査』をもとに課題を提示するとともに、働く女性たちのリアルな声を収録。課題の指摘にとどまらず、多様なライフステージでの工夫や経験を紹介することで、働き方に対する固定観念を打ち破り、誰もが自分らしく「ちゃんと働く」実感を得られる社会の実現を目指します。
※2「埋蔵労働力資産」発表に関するプレスリリース(2025 年)(https://www.uluru.biz/news/14928)
うるるは今後も、「埋蔵労働力資産」の考えを基盤に、労働意向がありながらも、さまざまな理由から働きたくても働けない「埋もれている 労働力」と、IT・AI によって今後代替される可能性が高く段階的に「埋もれゆく労働力」の創出・活用を推進します。そして、サービスを 通じた企業の生産性向上を両立させることで、日本の労働力不足問題の解決に貢献していきます。
▶うるるの「埋蔵労働力資産」の取り組みについてはこちらをご覧ください。(https://www.uluru.biz/mlp)
<Appendix>(サマリーの調査結果詳細)
※本プレスリリースの調査データを引用・掲載される際は、調査名「女性の就労と時間配分に関する実態調査」および、調査元(「株式会社うるる」)、出典 URL(https://www.uluru.biz/news/15833)を明記ください。
■<キャリア断絶期間>:退職・休職後、4 人に 1 人(24.1%)が「現在も継続的な仕事には就いていない」と回答。
最も多かったのは「現在も継続的な仕事には就いていない」(24.1%)。次いで「1 年以上〜2 年未満」(16.5%)、「3 年以上」 (15.7%)、「6 ヶ月以上〜1 年未満」(15.5%)と続いた。⼀方で「3 ヶ月未満」は 11.1%にとどまり、短期で復職する人は少数派だった。(詳細レポート P10)

■<断絶期間の心理的影響>:退職・休職期間中、「フルタイムに戻るのは難しいと感じた」と回答した人が約 4 割 (39.5%)。キャリア断絶期間に孤立感・自己肯定感低下を訴える声も 3 割超。
最も多かったのは「フルタイムに戻るのは難しいと感じた」(39.5%)。次いで「家族との時間が増えてプライベートが充実した」 (36.7%)と、ポジティブな側面も上位に挙がった。⼀方で「社会から切り離されたように感じた」(30.7%)、「働いていないことで肩身が狭いと感じた」(30.3%)など、心理的な孤立や後ろめたさを抱く人も少なくなかった。(詳細レポート P11)

■<未復帰者の就業意向>:未復帰者 241 名のうち 、約 6 割 が「一定の条件下で今後も働きたい」と回答。
継続的な仕事に就いていない人のうち、61.0%は「⼀定の条件下で今後も働きたい」と回答。⼀方で「働く気持ちはない」と答えた人も 38.2%にのぼり、働く意欲の有無は二分された。⼀定の条件下で働きたい人の中では「雇用形態を変え、以前より働く量を減らした い」(34.4%)が最も多く、「勤務地・部署を変え、以前より働く量を減らしたい」(12.5%)も続いた。(詳細レポート P14)

■<働く理由>:収入以外の働く理由は、「社会とのつながりを感じられる」(40.0%)が最多。
収入以外に働く理由として最も多かったのは「社会とのつながりを感じられる」(40.0%)。 続いて「健康・生活リズムの維持」(33.1%)、「新しいことを学んだり自分を成長させられる」(26.9%)、「家庭以外の役割を持ちたい」(26.9%)が挙げられた。⼀方で「自己肯定感を得られる」(22.1%)や「人の役に立ちたい」(16.4%)といった、内面的な充足や利他的な動機も⼀定数見られる。(詳細レポート P18)

調査結果の詳細レポートは、こちらからご確認いただけます。
【うるるグループ 概要】株式会社うるる(https://www.uluru.biz/)

うるるは、労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、働きたくても働けない「埋もれている労働力」と、IT・AIによって今後代替される可能性が高い「埋もれゆく労働力」の2つから生み出される、「埋蔵労働力資産」の創出・活用を軸に事業を展開しております。
「IT・AIと人のチカラ」をかけ合わせた複数のSaaSの提供を通じて、「労働力不足を解決し 人と企業を豊かに」というビジョンを実現してまいります。
設立:2001年8月31日
所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
代表者名:星 知也
事業内容:
◆CGS(Crowd Generated Service)事業 ※CGSとは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビジネスモデル
・電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」https://www.fondesk.jp/
・電話自動応答サービス「fondesk IVR(フォンデスク アイブイアール)」https://ivr.fondesk.jp/
・入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」https://www2.njss.info/
「nSearch(エヌ・サーチ)」https://nsearch.jp/
・幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」https://en-photo.net/
・出張撮影サービス「OurPhoto(アワーフォト)」https://our-photo.co/
◆クラウドソーシング事業
・プラットフォーム「シュフティ」の運営 https://app.shufti.jp/
◆BPO事業 ※
・総合型アウトソーシング「うるるBPO」https://www.uluru-bpo.jp/
・高精度のAI-OCRサービス「eas(イース)」https://www.uluru-bpo.jp/eas/
・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト)」https://uluru-bpo.jp/easnext/
※株式会社うるるBPOにて運営