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「ドコモの森」2か所が環境省「自然共生サイト」に認定

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株式会社NTTドコモ

~エリアごとに最適な保全管理を策定・実行~

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモが保全活動を実施している「ドコモの森※1」2か所について、本日、環境省が「30by30※2」目標達成に向け推進する「自然共生サイト※3」の認定を取得しました。

 今回の認定取得により、2024年に認定された「ドコモ泉南堀河の森(大阪府)※4」とあわせて、計3か所の「ドコモの森」が認定を取得したことになります。

 

 ドコモは、国際社会がめざす2050年「自然と共生する世界」および2030年「ネイチャーポジティブ」の実現に貢献するため、「生物多様性中期ロードマップ」(以下、ロードマップ)を策定しています※5。重点テーマの1つに掲げる「自社アセットの活用」において、地域拠点の参画による生物多様性保全をアクションに定め、2027年度までに 全国で5か所の「自然共生サイト」の認定取得をめざしています。

 今回認定を取得した「ドコモ土岐の森(岐阜県)※6」には、残存する湧水湿地に東海丘陵要素であるハナノキが、その周囲の遷移が進みつつある湿性の環境にはヒメタイコウチやモウセンゴケが、常緑混交林では肥沃な土壌と陰湿な環境にホンゴウソウが、それぞれ生育・生息しています。また、「ドコモ四国 土佐・いの 元気の森(高知県)※7」には、林縁部の明るく撹乱の起きやすい落葉広葉樹林にジツツジ、シュンラン、シハイスミレなどが生育しています。 いずれも、地域の専門家と協働した調査により現地の環境を把握した上で、最適な保全管理を策定・実行しています。詳細は別紙をご確認ください。

 ドコモは、今後も「2030年ネイチャーポジティブ」および「2050年自然と共生する世界」への貢献に向けた取組みを進めてまいります。

 

※1 1999年より全国各地で「ドコモの森活動」として、ドコモグループ社員とその家族が地域の方と交流を深めながら森林整  

  備活動に取組んでいます。また、生息するさまざまな生物の保全など、より多様性あふれる場にしていく活動にも取組んで

  います。

※2 「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」とは、2022年12月に開催されたCOP15にて世界目標として採択された「20

  30年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しよう」と定めた目標のこと。日本の国土の30%を対象

  区域にすることをめざして います。ドコモは「30by30アライアンス」に参加しています。

※3 自然共生サイトとは、「民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する仕組みのこと

  です。

※4 信達郷共有林野組合有林であり、信達郷共有林野組合・公益財団法人大阪みどりのトラスト協会との協定に基づきドコモが

  活動しています。

※5 2025年5月22日報道発表

「ドコモ、2030年ネイチャーポジティブ・2050年自然と共生する世界への貢献に向け『生物多様性中期ロードマップ』を策定」

※6 土岐市有林であり、岐阜県・土岐市との協定に基づきドコモが活動しています。

※7 いの町有林であり、いの町との協定に基づきドコモが活動しています。

目次

別紙 

          ドコモの「自然共生サイト」概要

■「ドコモ土岐の森」

 岐阜県土岐市に所在し、「ドコモ土岐の森※1」としてドコモが管理する森です。標高約230-270mに位置しており、湧水湿地、そこから少し遷移の進んだ湿性の環境、遷移の進んだ二次林(常落混交林)などの環境が 隣接して形成されています。湧水湿地を含む水域では、残存する湧水湿地に東海丘陵要素であるハナノキが、 その周囲の遷移が進みつつある湿性の環境にはヒメタイコウチやモウセンゴケが、常緑混交林では肥沃な土壌と陰湿な環境にホンゴウソウが、それぞれ生育・生息しています。

 地域の専門家と協働した調査により現地の環境を把握した上で、めざす森の理想像に対して最適な保全管理を策定・実行しています。

 

■「ドコモ四国 土佐・いの 元気の森」

 高知県吾川郡いの町に所在し、「ドコモ四国 土佐・いの 元気の森※2」としてドコモが管理する森です。標高約60-140mの中山間地に位置しており、大部分がヒノキ人工林(地形・方位・照度などにより、林床には低木が混じる部分や湿生シダ類が密生する部分がある)で構成される中で、沢筋を中心とした湿性のシダ類や草本類が生育する環境、落葉広葉樹林(遷移初期段階で先駆性の木本が生育する明るい疎林)などの環境が形成されています。中でも林縁部の明るく撹乱の起きやすい落葉広葉樹林にはフジツツジ、シュンラン、シハイスミレなどが生育しています。

 地域の専門家と協働した調査により現地の環境を把握した上で、めざす里山の理想像に向けて最適な保全管理を策定・実行し、社員やその家族、また地域の人たちが里山の生物多様性の豊かさとその恵みを感じ、学べる場所に育てています。

  

■ドコモ泉南堀河の森(2024年2月認定)

 大阪府泉南市に所在し、「ドコモ泉南堀河の森※3」としてドコモが管理する森です。北に大阪、南に和歌山を 隔てる和泉山脈のほぼ西端に位置しています。

さまざまな環境に成立する生態系がモザイク状に重なり合っていること、オオムラサキ・ニホンヒキガエルに代表されるような里地里山を象徴する希少生物が生育生息していることから、その希少性を認められ「自然共生サイト」に 登録されました。

  

※1 土岐市有林であり、岐阜県・土岐市との協定に基づきドコモが活動しています。

※2 いの町有林であり、いの町との協定に基づきドコモが活動しています。

※3 信達郷共有林野組合有林であり、信達郷共有林野組合・公益財団法人大阪みどりのトラスト協会との協定に基づきドコモが

  活動しています。

参考

           「生物多様性中期ロードマップ」

 ドコモは、国際社会がめざす2050年「自然と共生する世界」および2030年「ネイチャーポジティブ」の実現に貢献するため、ドコモは「生物多様性中期ロードマップ」を策定しました。

 本ロードマップでは、生物多様性保全の取組みにおけるドコモとしてのありたい世界・めざしたい姿やドコモが実現 したいことを示すとともに、自社事業における生物多様性重要課題(「保護価値の高い土地の開発」、「周辺生態系への影響」、「資源採掘」)および機会領域(自社アセットの活用)に対する目標を定め、年単位での取組みを設定しました。ロードマップを実行していくことで、リスク低減の対応を強化し、社会へ波及させていくドコモならではの取組みを推進し、ヒトと自然が“あたりまえに”共生している世界の実現をめざしていきます。

詳細はドコモのホームページ「生物多様性中期ロードマップ」をご覧ください。

 

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月16日 17時00分)

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