株式会社山梨中央銀行
株式会社山梨中央銀行(頭取 古屋 賀章)は、中央市にて森林整備および生物多様性保全活動を行ってきた「山梨中銀ふれあいの里山」が、環境省の「自然共生サイト(※)」に認定されました。
本認定は、しずおかフィナンシャルグループの「しずぎんの森(静岡市清水区)」とともに、地域金融 機関として、初めての事例となります。
※ 地域生物多様性増進法に基づく生物多様性の維持等の実施計画の実施区域として認定された区域。
当行グループでは、人と自然が調和した里地里山の保全を推進し、後世に引き継ぐ活動として、2011年8月から、中央市大鳥居地区における荒廃した山林をお借りして「山梨中銀ふれあいの里山」と命名し、地域の森林組合のご指導のもと、植樹や下草狩りを行い再生させ、未来を担う子どもたちと、成長した樹木に生息するいきもの調査を実施しています。今回の生態系調査において、コアシダカグモやゲホウグモといった近隣県における絶滅危惧種の生育も確認できました。
今般、里地里山といった二次的な自然環境に生態系サービスを提供する場であって、在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存する場として、当行グループにおける継続的な取組みが評価されました。
当行グループは、県土の約8割を森林で占め、水資源に恵まれた山梨県に地盤を置く金融グループとして、豊かな自然環境の未来世代への継承は私たちの重要な社会的責務であるとの認識のもと、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
【山梨中銀ふれあいの里山】


【いきもの調査の様子】


