明和観光商社
若い力とアイデアで地域の森を遊びと学びのフィールドに

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、以下明和観光商社)は、地域住民とともに活性化に取り組む竹神社にて、9月20日(土)、子どもたちのための自然体験イベント「鎮守の森楽社 – mori森CAMP」を実施します。当日は、竹神社の鎮守の森を開放し、皇學館大学の学生・卒業生たちとともに、自然の中で遊び・学び・交流できる場を設けます。今後も地域コミュニティ主体で、自然や文化資源を活かした観光まちづくりを進めてまいります。
竹神社を軸にした地域活性化
氏子の減少や自治会などの地域コミュニティ・繋がりの希薄化により、多くの神社では運営が困難になっています。明和町にある竹神社(三重県多気郡明和町斎宮2757−2)についても、2020年までは社務所は開いておらず閑散とした状態となっていましたが、コロナ禍の2020年10月より、地域コミュニティが主体となり、境内清掃や花手水管理、御朱印頒布などが行われ、明和観光商社と活性化に向けて連携するなかで、県外から観光客が訪れる流れが出来ました。
2022年からは、明和観光商社が、持続可能な神社運営のため竹神社が抱える地域課題を、「観光」を手段に解決を図る運営を開始。大学にて神道を学んだ明和観光商社のメンバーを中心に、竹神社氏子らとともに御朱印の企画や、情報発信、鎮守の森の活用など、地域コミュニティの活性化と、観光ならではの関係人口拡大へと繋げてきました。
みんなでつくる遊び場——学生と地域が一緒に育む鎮守の森楽社
竹神社は、かつて氏子の子どもたちが自由に遊び、地域のつながりを育んできた場所です。今もその原点を大切にしながら、地域住民が中心となり“みんなでつくる遊び場”を実現してきました。
今回の「鎮守の森楽社」は、その取り組みをさらに進化させる新しい試みです。三重県伊勢市にある皇學館大学教育学部の学生やOB・OGが参画し、野外活動や子どもキャンプで培った知識・技術を活かして、子どもたちの遊びや学びの場を創出。若い世代ならではの柔軟な発想と斬新なアイデアで、「鎮守の森楽社」に新たな魅力を生み出します。
自然の中で五感を使い、仲間と遊ぶ楽しさや面白さを味わうことが減りつつある今だからこそ、子どもも若者も一緒になって成長できる場を目指しています。焚き火を囲み、テントで遊び、森を探検しながら——子どもたちに安心でのびのびとした体験を届けるだけでなく、若者たち自身も地域と触れ合いながら成長できる時間となります。
【開催概要】
■日時:2025年9月20日(土)11:00~16:00(雨天中止)
■場所:竹神社 境内・鎮守の森(明和町斎宮2757-2)
■内容:
・竹神社探検
・鎮守の森遊び・自然遊び
・自然の工作
・焚き火でマシュマロ
・プチキャンプ体験
■参加:申込不要・出入り自由
■持ち物:帽子・水分など熱中症対策をお願いします
※駐車場はさいくう平安の杜横の「臨時駐車場」をご利用ください。
※子ども縁日等の屋台の出店はありません。

竹神社について
明治44年(1911)、旧斎宮村にあった25社の神を合祀して誕生した神社。元は竹川の古里にありましたが、明治時代に野々宮が祀られていた現在の場所に移動。周辺からは平安時代の大規模な塀列や掘立柱建物の跡が発掘されたため、斎王の御殿があった場所ではないかといわれています。また、謡曲「絵馬」にちなんだ絵馬殿にあった絵馬が、現在この神社に保管されています。
一般社団法人明和観光商社について
明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。
代表理事:千田良仁 住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2