一般社団法人Chefs for the Blue
〜 2025年度プログラム、9月28日まで参加学生を募集中 〜
豊かな海と食文化を未来につなぐため、国内トップシェフら約40名と共に活動する一般社団法人Chefs for the Blue(本社:渋谷区千駄ヶ谷/代表理事:佐々木ひろこ)は、日本の海と食文化が抱える危機的現実に本気で向き合うため、高校生・大学生・専門学校生15名と、東京・京都を代表するトップシェフ4名が参加した人材育成プロジェクト「ブルーキャンプ2024」のすべてを記録したドキュメンタリー映像を映像ディレクターの西村亮哉と共同制作。2025年9月17日(火)より一般公開いたします。

<ドキュメンタリー制作秘話>
本ドキュメンタリーの制作は、若手映像ディレクター西村亮哉氏の強い思いから始まりました。2023年度のブルーキャンププログラムに感銘を受けた同氏から「ブルーキャンプの感動をレストランに来場した人以外にも広めたい」という打診があり、プログラムへの密着とドキュメンタリーの共同制作がスタート。
密着を経て西村氏は、「『出会いと熱』を伝えたいと思いました」と語ります。プログラムを通じて、学生たちは問題の大きさに悩む一方、海と食のプロフェッショナルたちと出会い、彼らの本気の取り組みに心を動かされながらレストラン作りに挑みます。「大人たちから若者への思いの伝播、そして若者たちの等身大の葛藤が、未来への希望だと感じました。どんな分野であれ、複雑にからみあった社会の課題を乗り越えるのは、本気で取り組む人たちの熱量だと思うからです」。
<ブルーキャンプ概要>
「サステナアワード2024」にて農林水産大臣賞を作品受賞したブルーキャンプは、持続可能な未来を担う次世代育成を目的に、2023年に始まった海と食の教育プログラムです。全国から選抜された16名(東京・京都各8名)の大学生・専門学生が座学、フィールドワーク、レストラン研修を通して海と食について学び、3ヶ月間(2025年度より5ヶ月間)の集大成として、社会にメッセージを伝えるためのシーフードレストランを6日間運営します。Chefs for the Blueが関係性を培ってきた産官学のトッププレイヤー陣から学べることが特長で、レストランづくりでは日本を代表するシェフ達4名が徹底伴走します。
本ドキュメンタリーでは、水産庁職員、漁業者、水産流通事業者、研究者らから現実を学び、トップシェフたちの伴走のもと「サステナブルな海と食」とは何かを徹底的に考え、実践する学生たちの成長物語を記録しています。プログラムのゴールであるレストランでは、学生自らが調理・提供するコース料理とプレゼンテーションを通じて、日本の海の現状や課題、そして理想とする未来の姿を伝え、ゲストとともに考える場をつくりました。

ブルーキャンプとは
HP:https://thebluecamp.jp/
note:https://note.com/the_bluecamp/
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=HeIKjMraCMw
Instagram:https://www.instagram.com/the_bluecamp/
助成:日本財団「海と日本プロジェクト」
<ドキュメンタリー映像の見どころ>
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私たちの食卓から魚が消えてしまうかもしれない!?いま海と食の現場でなにが起きているのか、海と食の多様なプロフェッショナルが伝える“リアルな現状”
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リアルな水産課題に直面し、迷い、苦しみながらも、自ら学びを広げ、議論を重ね、大人と本気で向き合い続けることで自分たちの解を見つけていく、学生たちの等身大の葛藤と成長の物語
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トップシェフたちとともに学生がつくり上げる「海の未来をつくるレストラン」が、海と食の持続性を考える学びと体験の場として提供される様子

<公開情報>
作品名:密着ドキュメンタリー「THE BLUE CAMP ”海と食の未来をつくるレストラン” ~オープンまでの3ヶ月~」
公開日:2025年9月17日(水)
資料方法:Chefs for the Blue公式Youtubeチャンネルにて無料公開
URL:https://www.youtube.com/watch?v=6U7P0oai9O0
映像企画・撮影・編集:西村亮哉
ナレーション:中川奈美
<「ブルーキャンプ2025」参加学生募集中!応募受付は2025年9月28日まで>
詳細は下記をご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000064142.html
「ブルーキャンプ 2025」HP:https://thebluecamp.jp/
<一般社団法人Chefs for the Blueについて>

Chefs for the Blue(シェフス フォー ザ ブルー)は2017年5月、日本の水産資源の現状に危機感を抱いたフードジャーナリストの声がけに応え、東京のトップシェフ約30名が集まった海についての深夜勉強会を起点とする料理人チームです。2021年9月には京都チームも発足。「日本の豊かな海を取り戻し、食文化を未来につなぐ」ことを目指し、NGOや研究者、政府機関などから学びを得ながら、持続可能な海を目指す自治体・企業との協働プロジェクトや各種ダイニングイベント、海の未来を担う次世代の教育事業、飲食業界を中心とした海の学びのためのコミュニティ運営、国への政策提言など、様々な活動を行っています。
【概要】
・法人名:一般社団法人Chefs for the Blue (シェフス フォー ザ ブルー)
・設立日:2018年6月6日 コックさんの日(活動開始は2017年)
・住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-13東急アパートメントB1
・代表理事:佐々木ひろこ フードジャーナリスト
・理事: 【カンテサンス】 オーナーシェフ 岸田周三
【シンシア】オーナーシェフ 石井真介
【ノーコード】オーナーシェフ 米澤文雄
【チェンチ】オーナーシェフ 坂本健
「シーフードレガシー 」代表取締役社長 花岡和佳男
・相談役:【菊乃井】主人 村田吉弘