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【SAPPHIRE導入1年】TOPPANホールディングス、通勤費・交通費およびリモートワーク手当の精算プロセスをAIで自動化

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Miletos株式会社

Miletos株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:髙橋 康文)は、TOPPANホールディングス株式会社がリモートワーク制度の運用開始に伴い、通勤費・交通費およびリモートワーク手当の自動判定を目的として、Miletosの経費精算AI 「SAPPHIRE(サファイア)」 を導入してから1年が経過したことをお知らせします。

Miletosが実施した調査【リモートワーク環境における業務負担の変化2025】によると、リモートワーク制度は人材確保や生産性向上に良い影響を与える一方で、業務負担が増加する領域もあることが明らかになりました。

目次

■【リモートワーク環境における業務負担の変化2025】概要

近年、多くの企業がリモートワークを導入し、柔軟な働き方を実現しています。リモートワークは、少子高齢化による育児・介護と仕事の両立、地方の過疎化対策、労働力不足の解消といった社会課題の解決策としても期待されています。本調査では、59.4%の人がリモートワークによって業務負担が軽減されたと回答し、その有効性が示されました。
一方で、31.9%は負担が増えたと回答しており、適切な制度が整っていない企業では、業務の煩雑さが増していることが分かりました。

また、リモートワーク環境下で「負担が増えた」と感じる業務として、以下が挙げられました。

  • 経費精算(13.7%):領収書の整理や申請の手間が増大。リモートワークの導入により定期代の支給を廃止し、出社時の交通費を都度精算する場合、作業量が増加する可能性が高いです。

  • 勤怠管理(27.4%):リモート勤務では、出退勤の管理がオフィス勤務時より煩雑になりやすい という課題があります。従業員がオフィスにいないため、従来のタイムカードやICカードによる打刻が使えず、オンライン上での記録が必要になります。また、テレワークと出社のハイブリッド勤務を導入する企業も多く、勤務形態の違いによる勤怠管理の複雑化が進んでいます。

■TOPPANホールディングスのSAPPHIREを活用した取り組み

TOPPANホールディングスでは、SAPPHIREを導入することで、リモートワーク制度の運用に伴い発生する新たな業務負担を大幅に抑制しています。

AIによる自動判定の仕組み

  • 通勤費・交通費:AIが「出退勤情報」「入退館情報」「交通系ICカード履歴」から、自動で「通勤費」または「交通費」を判定

  • リモートワーク手当:AIが在宅勤務日を特定し、リモートワーク手当の支給日を自動算出

SAPPHIRE導入による成果

  • ユーザーの利便性向上:手作業による経費申請やリモートワーク手当申請の手間を削減し、スムーズな精算・支給を実現。従業員の負担を軽減し、より快適なリモートワーク環境を提供。

  • 業務負担の最小化:経費精算やリモートワーク手当の判定に伴う申請・承認プロセスを自動化し、担当者の業務負担を大幅に軽減。管理業務の効率化を促進。

  • 申請ミスや不正リスクの低減:AIがデータを基に申請内容を処理することで、入力ミスの防止や不正申請のリスクを低減。透明性の高い経費精算・手当支給を実現。

  • 管理部門の業務効率化:自動仕分け機能により基幹システムとシームレスに連携し、経費・手当の確認作業を最小限に抑制。管理部門の業務負担とコストを削減し、より戦略的な業務に集中できる環境を構築。

【本発表に向けたお客様からのコメント】

TOPPANホールディングス 人事労政本部担当者様

「リモートワーク導入で事務負担が増えては意味がない」— AIによる自動化が、新しい働き方を支える

リモートワーク制度の導入により、社員の柔軟な働き方が実現し、業務の生産性が向上しました。通勤時間の削減によるワークライフバランスの改善や、集中できる環境での業務遂行による効率化が進み、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与しています。また、働き方の選択肢が広がることで、優秀な人材の確保や定着にもつながるとともに、社員のモチベーション向上にも貢献しています。

しかし、リモートワーク制度を導入するにあたり、通勤費・交通費の精算やリモートワーク手当の支給に関する業務が増加することが懸念されていました。従来の仕組みでは、出社・リモートワークの状況に応じた経費精算が複雑になり、手作業では処理に時間がかかるだけでなく、ミスの発生や確認業務の負担が大きくなることが予想されました。リモートワークを推進しながらも、事務処理の負担が増えてしまっては本末転倒です。

そこでSAPPHIREを導入したことで、通勤費・交通費の実費精算やリモートワーク手当の支給が自動化され、これらの課題を解決することができました。AIが出退勤情報や入退館情報、交通系ICカード履歴をもとに、通勤費と交通費を自動で判定し、リモートワーク手当も勤務実態に基づいて適切に支給されます。これにより、経費精算にかかる業務負担の大幅な軽減と、不備や不正の防止を両立しています。

導入当初は、「AIを導入する」という意識よりも、SaaSを利用する感覚に近いものでした。しかし、SAPPHIREを活用することで、AIとデータを駆使した新しいプロセスを構築できたことが大きな成果でした。単なる業務のデジタル化ではなく、データに基づいた最適な精算・支給の仕組みを構築できたことに加え、AIのレスポンスが非常に高速であるため、社員の利便性や公平性の向上だけでなく、管理業務の負担軽減にもつながっています。

もしSAPPHIREがなければ、リモートワーク制度の導入に伴い、新たな管理業務が発生し、業務効率が低下していた可能性があります。しかし、SAPPHIREを活用することで、スムーズに新しい働き方を実現することができました。 結果として、社員が安心してリモートワーク制度を活用できる環境が整い、組織全体の生産性向上やワークライフバランスの向上にも大きく貢献しています。

【会社概要】
会社名:Miletos株式会社(ミレトス)
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 髙橋 康文
設立:2016年6月
所在地:東京都中央区銀座6丁目2-1 DAIWA銀座ビル7階
事業内容:AIプロダクトの開発/運営、業務改善コンサルティング
Miletos株式会社コーポレートサイト:https://miletos.tech
大企業向け経費精算AI SaaS 【SAPPHIRE】https://sapphire.miletos.tech/
大企業向け入金消込AI SaaS 【STREAM】https://stream.miletos.tech/

【代表経歴】
髙橋 康文
横浜国立大学卒・同大学院修了。
新卒でアクセンチュアに入社しハイテク、メディア、製造業を中心としたクライアントへのコンサルティングに従事後、Miletos株式会社に参画。
財務/経理領域を中心としたプロジェクトを多数支援し、AI活用・プロセス改革を含めたDXを得意とする。
横浜国立大学非常勤講師。公認不正検査士。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月17日 08時00分)

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