Lime株式会社
訪日外国人観光客数が過去最高ペースで推移する中、世界約30カ国で電動モビリティシェアサービスを展開する、Lime株式会社(ライム、本社:東京都港区、日本カントリー・マネージャー兼アジアパシフィック地域統括責任者:テリー・サイ)は、2025年8月に開催された「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」(主催:株式会社mov)にて、日本政府渉外責任者の井上 祐輔と第一営業部 部長の鈴木 康弘が登壇したことをお知らせします。

本イベントは、観光庁や業界トップランナー、自治体・企業・団体など、インバウンド事業に関わる多様なステークホルダーが一堂に会する、日本有数のインバウンドカンファレンスです。当日は、橋下徹氏(元大阪府知事)、茂木健一郎氏(脳科学者)、ロバート・キャンベル氏(日本文学研究者)などの有識者も登壇し、日本の観光産業の未来に向けた新たな視点や戦略的アプローチが議論されました。
Limeのセッションでは、「移動が変わると、体験が変わる」をテーマに、訪日観光における二次交通の不足や人手不足といった課題を背景に、電動モビリティの可能性について紹介しました。井上は、世界5大陸・約30カ国で展開するグローバルな実績を踏まえ、安全性確保のための交通施策や政策提言の取り組みを紹介。鈴木は、ホテルや観光施設での導入事例を交え、Limeのサービスが訪日観光客の周遊性や滞在価値を高める事例を解説しました。
■ Lime登壇セッション
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テーマ:移動が変わると、体験が変わる ― 世界最大手Limeの挑戦
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開催日時:2025年8月5日(火)13:05 ~13:35
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開催形式:オフライン開催
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登壇の内容:
現在、日本の観光業界では「観光の足」を確保するための二次交通の不足や、バス・タクシー運転者の確保難、新たな交通サービスにおける安全性の担保など、交通面の課題が深刻化しています。こうした中、昨年8月に日本に進出した「Lime」は、安全かつ利便性の高いサービス提供を通じて、着実にインバウンド客や日本人利用者を伸ばしています。
当日は、Limeの日本事業を牽引する2名が登壇し、世界約30カ国での展開実績や、アプリ6,500万ダウンロード・月間利用者数400万人というグローバル規模の実績を背景に、訪日観光客の行動傾向やニーズを紹介しました。さらに、安全性確保に向けた独自の交通施策に加え、ホテルや観光施設での導入事例を取り上げ、短距離移動の利便性向上が「周遊性」や「滞在価値」の向上につながる点を示しました。

こうした議論を踏まえ、両名は共に、日本における短距離移動の新しいスタンダードとして、座って乗れる電動シートボード「Limeラクモ」を含むマイクロモビリティが、インバウンド観光の体験価値を大きく高め得ることを強調しました。
セッションを通じて、電動モビリティを起点に観光体験をより豊かにする可能性と、地域が抱える二次交通課題を解決するための具体的なヒントが提示されました。

登壇者のプロフィール
– 井上 祐輔(Lime株式会社 日本政府渉外責任者)
2005年財務省税関入省。財務本省やWCO勤務を経て、マイクロモビリティ普及のためLimeに転職。現在は政府渉外責任者として安全な街づくりに尽力。

– 鈴木 康弘(Lime株式会社 第一営業部 部長)
2008年にGoogle Japanに入社。その後TwitterやUberにて日本法人の立ち上げに従事。2025年5月にLimeに入社し、第一営業部部長として中小企業のポート開拓を担当。



■ イベント概要
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イベント名:THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-
https://event.honichi.com/inbound-day2025/
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開催日時:2025年8月5日(火)11:00~17:30
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開催形式:ハイブリッド開催(TODAホール&カンファレンス東京/オンライン)
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主催:株式会社mov(訪日ラボ運営)

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内容:
「THE INBOUND DAY 2025」は、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論するイベントです。
■ Lime(ライム)サービス概要
世界有数の電動マイクロモビリティシェアサービスで、世界5大陸・約30カ国で数億回以上の乗車実績を有します。アプリから予約するだけで、街中のポート(駐輪場)に設置された電動マイクロモビリティを利用でき、Limeポートであればどこでも返却可能です。
日本では2024年8月よりサービスを開始し、主に座って乗れる電動シートボード「Limeラクモ」を提供しています。都市部の短距離移動に新たな選択肢を生み出しています。Limeのミッションは「電動マイクロモビリティを公共交通手段として発展させ、カーボンフリーでサステナブルな未来をつくること」です。

<アプリのダウンロード>
Apple Store
https://apps.apple.com/jp/app/lime-ridegreen/id1199780189
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.limebike&hl=ja&pli=1
■ Limeの安全・安心への取り組み
Limeは、最先端の技術、安全教育の充実、ライダーへのインセンティブ制度を組み合わせることで、世界最高水準の安全性と信頼性を誇るマイクロモビリティサービスを実現しています。グローバル展開を強みに累計3億回以上の全世界の利用データを活用し、各地域の規制やデータを基に独自設計・開発を行い、随時アップグレードを実施しています。自社で企画から車両開発までを一貫して行うことで、より高い安全性と信頼性を確保しています。
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取り組み詳細はこちら:https://www.li.me/ja-jp/why/safety
1) 包括的な安全教育 & ファースト・ライド・アカデミー
初めて利用する際には、アプリ内で安全教育プログラム を受講し、事前テストに全問正解することで乗車が可能になります。また、初心者向けの実地講習 「ファースト・ライド・アカデミー」も随時開催しており、安全な走行方法を実践的に学べる機会を提供しています。
2) ヘルメットセルフィ制度
ヘルメット着用を推奨するため、Limeでは独自の 「ヘルメットセルフィ」機能 を導入しています。乗車前にヘルメットを着用した写真をアプリでアップロードすると、都度の通常料金から10%割引を受けることができます(LimePassは対象外)。
3) 自社開発の車両 & 継続的なアップグレード
Limeでは 自社で車両を設計・製造し、各国の規制や実際の利用データを基に、より安全で安定した走行ができるように 頻繁なアップグレードを行っています。
4) 充実した保険制度
Limeでは、万が一の事故に備え、自賠責保険および対物・対人賠償保険を提供し、利用者が安心してサービスを利用できる環境を整えています。ご詳細はこちら。
5) ビーコン設置による駐車制御
すべてのLimeポートにビーコンを設置し、指定場所以外への駐車を防止。駐車違反に関する苦情件数を大幅に削減しました。
6) ジオフェンシング制御の拡大
首都高速道路出入口や主要観光地周辺など14カ所にジオフェンシングを導入し、誤進入をシステムで未然に防止しています。
※詳細のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000147507.html
◾️Limeについて
会社名:Lime株式会社 (英語表記 Lime, K.K)
代表者:日本カントリーマネージャー兼アジアパシフィック
地域統括責任者 テリー・サイ
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番1号
城山トラストタワー9階
東京赤坂法律事務所・外国法共同事務所内
設立:2019年8月15日
事業:電動モビリティのシェアリングサービス
