IFSジャパン株式会社
単一プラットフォームで業務効率と持続可能性を両立

2025年9月16日、英国ロンドン発 – 産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは本日、北欧を代表する再生可能エネルギー企業のAneoが、国際的な事業拡大と持続可能なエネルギー分野でのリーダーシップ戦略を支えるため、IFS Cloud™を採用したことを発表しました。
今回の導入により、Aneoは従来のオンプレミス型ソリューションからIFS Cloudへ移行します。これにより、セキュアな基盤のもとでグローバルに業務のベストプラクティスを展開し、新たな市場への進出を可能にします。同社はIFSのEAM(エンタープライズ・アセット・マネジメント)、財務管理、サプライチェーン管理といった機能を活用し、業務の最適化と経営判断の高度化を実現します。
再生可能エネルギー分野のリーディングカンパニーであるAneoには、プロセスの効率化、IT基盤のシンプル化、そして長期的な成長を支えるソリューションが求められていました。IFS Cloudの採用により、同社は分散していた調達プロセスを標準化し、単一かつコンポーザブルなプラットフォームに統合します。さらに、倉庫管理にも集中型のアプローチを導入することで、外部システムの利用を段階的に廃止し、業務の複雑さを削減していきます。
今回のトランスフォーメーションには、グローバルな保全業務の標準化も含まれます。フィールドサービスチーム向けのモバイルツールを活用し、統一されたプロセスを組み込むことで、業務効率と設備稼働率を向上させます。また、プロジェクト管理機能も強化され、プロジェクトマネージャーやオーナーは、可視性の向上、自動化、レポーティングの改善を通じて、より大きな裁量を発揮できるようになります。
業務の加速に向けて、Aneoはレポーティングのワークフローを自動化し、手間のかかる手作業を排除します。さらに、API統合やEDIの活用を拡大し、シームレスなデータ交換と高い柔軟性を備えたオペレーションを実現します。
本プログラムは IFS Success Framework に基づき推進され、迅速な価値創出と体系的な変革プロセスを保証します。さらにAneoは、IFSが提供する**エバーグリーン型デリバリーモデル(定期的なアップデートを通じて常に最新の機能とイノベーションを提供する仕組み)**も採用します。これにより、継続的なイノベーションと最新機能へのアクセスを実現し、産業ソフトウェア分野における最先端の取り組みを維持していきます。
Aneo ERPマネージャーのKim Rodø氏は次のように述べています。
「IFS Cloudへの移行は、Aneoの野心的な成長戦略を支えるうえで極めて重要な一歩です。IFSを活用することで、国際的に事業を拡大する柔軟性を獲得し、グローバルのベストプラクティスを組み込み、長期にわたり私たちを支えるモダンでセキュアなプラットフォーム上で事業を運営することができます。IFS Cloudは、当社の業務効率を強化するだけでなく、新たな市場において持続可能なエネルギーソリューションを提供する力を加速させるでしょう」
IFS 最高製品責任者(CPO)のChristian Pedersenは次のようにコメントしています。
「北欧およびそれ以外の地域でのエネルギー転換を推進するAneoを支援できることを誇りに思います。AneoがIFS Cloudを選択したことで、事業の進化に応じてスケール・適応できる単一のコンポーザブルプラットフォームにより、将来にわたって安定した運営が可能になります。弊社チームは、迅速な価値実現と、継続的なイノベーションを提供するエバーグリーンモデルを通じて、Aneoと緊密に連携してまいります」
Aneoについて
Aneoは、ノルディック地域を拠点とする再生可能エネルギー分野のグループで、本社はトロンハイムにあります。75年にわたる電力産業における先駆的な実績を基盤に、エネルギー企業TrønderEnergiと投資ファンドHitecVisionの共同出資で設立されました。2022年秋の設立以来、再生可能エネルギーの生産拡大、電化の推進、エネルギーインフラの最適活用に取り組み、お客様や投資家、社会にとって、グリーン転換を確実に価値あるものにすることを目指しています。
IFSについて
IFSは、産業用AIおよびエンタープライズソフトウェアの分野で世界をリードするプロバイダーであり、製造、資産管理、サービス運用を通じて、地球を支え、守るハードコアなビジネスを支援しています。IFSのテクノロジーは、製品を製造し、複雑な資産を保守し、サービス重視の業務を管理する企業が、産業AI™の変革力を活用し、生産性、効率性、持続可能性を向上させることを可能にします。
IFS Cloudは、AIを活用した完全にコンポーザブルなプラットフォームであり、お客様の特定の要件やビジネスの進化に柔軟に対応できるよう設計されています。ERP、EAM(企業資産管理)、SCM(サプライチェーン管理)、FSM(フィールドサービス管理)などのニーズを包括的にカバーします。IFSのテクノロジーは、AI、機械学習、リアルタイムデータ、アナリティクスを活用して、お客様が十分な情報に基づいて戦略的な意思決定を行い、サービスの瞬間 (Moment of Service™) を実現できるように支援します。
IFSは1983年に、最初のお客様の敷地の外にテントを張った5人の大学の友人によって設立されました。彼らは、年中無休で対応し、お客様のニーズを第一に考えていました。それ以来、IFSは80カ国で7,000人以上の従業員を抱えるグローバルリーダーに成長しました。機敏性、顧客中心主義、信頼という基本的な価値に基づいて、IFSは価値を提供し、戦略的変革を支援することで世界的に認められています。当社は、この分野で最も推奨されるサプライヤーです。その理由については、ifs.com/jaをご覧ください。
※本プレスリリースは、2025年9月16日に英国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。