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購入を阻む5,000円の壁「お米に関する意識調査2025」| クックパッド

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約9割が「新米を買いたい」と希望も、購入を阻む『5,000円の壁』の存在が明らかに

利用者数No.1レシピサービス「クックパッド」を運営するクックパッド株式会社は、このたびユーザーを対象に「お米に関する意識調査2025」を行いました。本調査の結果、約9割が「新米を買いたい」と回答するなど、新米に対する関心・購入意向の高さが明らかになる一方、7割以上の方が購入金額は5,000円未満と回答しており、新米購入には『5,000円の壁』が存在することが明らかとなりました。

目次

 調査サマリー

・新米が店頭に並ぶ時期を意識している生活者は約7割で、約9割が新米を買いたいと回答しており、新米に対する関心・購入意向の高さが明らかに。

・新米が通常より高い価格でも購入を検討すると答えた人が8割を超えた。その一方で、7割以上の方が購入金額を5,000円未満と回答しており、新米購入には『5,000円の壁』が存在することが明らかに。

・新米を購入する際に重視する点としては、「価格」が73.5%と最も多く、次いで「銘柄(ブランド)」、「産地」、「味や香り」などが続いた。

・新米と一緒に食べたい料理としては、「焼き魚」、「豚汁」、「生姜焼き」など白米に合う肉魚のおかずが人気だった。

・家庭で新米と古米や備蓄米を使い分けていると回答した人は32.6%にとどまった。

 調査概要

調査名:お米に関する意識調査2025

調査エリア:全国

調査対象:全国のクックパッドユーザー(男女・年齢不問)

サンプル数:1037

実施時期:2025年9月3日(水)〜8日(月)

調査方法:インターネット調査

 調査の背景

今年も食欲の秋、新米シーズンが到来しました。クックパッドでは新米シーズンに「炊き込みご飯」や「おにぎり」など、米を中心にしたレシピ検索数が伸びる傾向にあります。また、おかずは秋食材(秋鮭、きのこ、さつまいも、栗など)との組み合わせも人気です。一方、米価格の高騰や備蓄米の話題など、今年は米に関するニュースが多く、家庭の“ごはん事情”にも変化が見られます。本調査では、「今年の新米と一緒に作りたい料理」や「家庭でのお米の選び方・使い分け」などを調査し、家庭料理から見える“最新お米トレンド”を明らかにすべく調査を実施しました。

 調査結果

■ 新米が店頭に並ぶ時期を意識している生活者は約7割、約9割が新米を買いたい

 新米が店頭に並ぶ時期を意識していると回答した方は65.6%。多くの生活者にとって、新米は季節的なイベントとして認識されているようです。「新米」を買いたいと思うかという問いに関しては、回答者の約9割が「買いたい」と回答しており、新米に対する高い購入意向が確認されました。

■8割が「通常より高くても購入を検討」の一方で、7割以上が購入金額は5,000円未満

 新米の新鮮さや味わいを考慮して、通常より高い価格でも購入したいと思うか尋ねると、「新米」が通常より高くても購入を検討すると答えた人が8割を超えました。特に、5kgあたり3,999円以下の価格帯であれば購入したいという回答が最も多く、約39.1%を占めました。一方、「高くても購入を検討する」という意見が多数であるにも関わらず、7割以上の方が購入金額を5,000円未満と回答しており、新米購入には『5,000円の壁』が存在することが明らかとなりました。

■新米購入時に重視するポイントは「価格」

 新米を購入する際に重視する点としては、「価格」と回答した方が73.5%と最も多く、次いで「銘柄(ブランド)」、「産地」、「味や香り」などが続きました。

■同居人数別購入価格帯 

4人以上世帯は価格抑えめ

 新米を購入する価格について、同居世帯別でみてみると、1~3人世帯が新米でも通常の価格でないと購入しないと回答した方が14.7%なのに対して、4人以上世帯では21.9%と回答。

家族の人数が多い家庭ほど新米購入価格を抑えめで購入することを検討していることが分かりました。

■新米と一緒に食べたい料理TOP10 

旬の食材・定番和食メニューが人気

 

 新米と一緒に食べたい料理は、「焼き魚」、「豚汁」、「しょうが焼き」など白米に合う肉魚のおかずが人気でした。シンプルに白米を味わう「おにぎり」も3位にランクインしました。また、秋の食材では「さんま」、「秋鮭」、「きのこ」など秋の味覚が人気でした。

■年齢別 備蓄米購入経験 30代が最も多い

10代の購入経験:

10代は回答件数が少ないものの、回答者全員が備蓄米の購入経験があると回答しています。

20代の購入経験:

20代は「はい」と答えた割合が最も低く、約16.67%に留まっています。

30代の購入経験:

30代は他の年代と比較して「はい」と答えた割合が最も高く、47%が備蓄米の購入経験があることがわかります。これは、子育て世代が多く、災害への備えや食料品の備蓄に対する意識が高いことが背景にあると推察されます。

40代・50代の購入経験:

40代と50代は回答件数が最も多く、備蓄米の購入経験がある割合はともに35%でした。

■新米、古米、備蓄米の使い分け 料理での使い分けや災害時の備蓄用という回答も

 家庭で新米と古米や備蓄米を使い分けることがあるか尋ねたところ、「使い分けている」と回答した人は32.6%にとどまり、約7割の人が特に使い分けをしていないことが分かりました。使い分けている人の中では、「料理によって使い分けている」が最も多く51.8%で、そのほか特別な日、災害時の備蓄用など目的別に使い分ける傾向が見られました。

【まとめ】価格を考慮しつつも、購入意欲は高い。この時期にしか味わえない新米の特別な価値を高く評価していることが明らかに

新米シーズンの到来の時期に合わせて行った今回の調査では回答者の65.6%が新米の店頭時期を意識し、約9割が購入を希望していることが明らかになりました。ここから、日本では新米が単なる主食ではなく、多くの生活者にとって季節の風物詩として特別な価値を持っていることが分かります。

しかしながら、価格面では、通常より高くても購入したいと答えた人が8割を超えた一方で、7割以上が購入金額を5,000円未満と回答しており、新米購入には「5,000円の壁」が存在することが判明しました。購入の決め手は「価格」が73.5%と最も多く、次いで「銘柄」「産地」「味・香り」が続き、生活者が価格と品質の両方を重視していることがうかがえます。

新米と一緒に食べたい料理では、さんまの塩焼きが99票でトップ、焼き魚、豚汁、生姜焼きなど白米に合うおかずが人気を集めました。新米が日本の伝統的な秋の味覚と深く結びついていることが改めて確認されました。一方、新米と古米の使い分けをしている生活者は32.6%にとどまり、備蓄米購入経験者は約35%とまだ一般的ではない状況でした。調査結果からは、日本の生活者は秋に新米が市場に出ることをとても楽しみにしており購入意欲も高く、価格を考慮しつつも積極的に購入し、秋の味覚のおかずとともに家庭で楽しんでいることが明らかになりました。

クックパッドで人気の「米に合うおかずレシピ」

☆豚汁☆

by ☆栄養士のれしぴ☆ さん

豚バラは炒めて脂とコクを出して濃厚に♪

少し濃い味の具沢山豚汁レシピです。

冷めても柔らか!漬込み不要!豚の生姜焼き

by 新米幸せママ♡ さん

漬け込み要らず!下準備と焼く時のポイントだけで柔らかく美味しい生姜焼きが作れます♪

肉じゃが

by HIROマンマ さん

ご飯がすすむおかずの大定番!我が家の味の肉じゃがレシピです。

食欲の秋・新米シーズン到来もまだまだ暑い・・・そんなときにクックパッドで人気のスーパー残暑におすすめのレシピ

豚と茄子ときのこのレンジしゃぶおろし南蛮

by AyakoOOOOO さん

豚肉と秋野菜を電子レンジで加熱!漬け汁とおろしを染み込ませてじゅわっと美味しいレシピです。

鮭とれんこんの梅ガリぽん炒め

by マユミリオン さん

さっぱり梅とポン酢に食欲をそそるにんにく。みりんで甘みを加えたタレでご飯がすすみます。

爽やか・カラフル!カリカリ梅ご飯

by moj さん

カリカリ梅とレモン汁の酸味でさっぱりと。甘辛の炒り卵でコクを出しています。

 調査結果を受けての考察

クックパッド 広報部本部長    小竹貴子(こたけたかこ)

2024年からの令和の米騒動を経て、米に改めて注目が集まっています。検索データサービス「たべみる」では毎年9月から「新米」のキーワード検索が大きく伸びる傾向にあります。

 今回の調査では、新米が店頭に並ぶ時期を意識している生活者は約7割、実際に購入したいと回答した人は9割となり、日本の食卓では新米が季節の風物詩となっていることがうかがえます。ただし、米や食品の価格上昇による厳しい台所事情を背景に、価格にシビアに向き合いながら購入を検討しており、生活者にとって新米は『日常の贅沢』という位置づけにあると思われます。

今年に入り、新米、古米に加え備蓄米が登場し、米購入の選択肢が増えています。それを見越して調査した「米の使い分け」では、実際に使い分けている人は現状3割程度ですが、「料理による使い分け」や「特別な日用」「災害時の備蓄用」など様々な使い分けの実態が明らかになりました。米の価格上昇は続いていますので、これらのアイデアはこれから世の中に広がり、多くの生活者に受け入れられる可能性があると感じています。

 新米と一緒に食べたい料理は、さんまなどの焼き魚、豚汁、生姜焼きなど旬の食材を使用した定番和食が上位となりました。「和食離れ」と言われていますが、秋には新米とともに和食を食べたいという人が多数であることが明らかになりました。基本的には定番和食メニューが人気ですが、30〜40代ではカレーライスや唐揚げなどごはんが進む料理が選ばれ、60代以上ではお刺身や漬物などさっぱりとしたメニューも選ばれるなど、世代による違いも見て取れます。食材の価格上昇とともに「失敗の少ないレシピ」が好まれる傾向にあり、希少感のある今年の新米には「自分が上手に作ることができる」定番料理が選ばれたと推測されます。

 お米の価格上昇や選択肢が増える中で、料理の工夫はますます重要になっています。クックパッドではこれからも、旬の食材を活かした「食欲の秋」にぴったりのレシピや、ごはんがもっとおいしくなるアイデアを提案し、毎日の料理を楽しみに変えていきます。

【クックパッドについて】

クックパッド株式会社は「毎日の料理を楽しみにする」をミッションに掲げる、料理とテクノロジーの会社です。日本を含む世界67カ国・地域、26言語で展開する料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」、料理のAIコーチングサービス「moment」生鮮食品オンライン市場「クックパッドマート」などを運営しています。私たちは料理を通じて、ヒト、社会、地球の豊かな未来を目指します。

社名 : クックパッド株式会社 (HP

本社所在地 : 〒153-0044 東京都目黒区大橋2-22-44

代表執行役:佐野 陽光(さの あきみつ)

資本金 : 50,000千円(2025年3月末)

設立年月日 : 1997年10月1日

従業員数 : 105人(2025年3月末 連結ベース)

主要事業 : 毎日の料理を楽しみにする事業

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月17日 13時00分)

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