株式会社ワン・パブリッシング
20年の編集経験を持つプロが、仕事の成果に直結する“伝わる文章”の鉄則を完全解説
株式会社ワン・パブリッシング(本社:東京都港区、取締役社長:松井謙介)は、当社取締役社長・松井謙介が執筆した書籍『生成AI時代にこそ学びたい 自分で文章を書く技術』が、株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀)より2025年9月24日(水)に発売されることをお知らせします。
現代は、すべての文章作成を効率重視でAI任せにもできる時代。だからこそ、読み手との関係性を踏まえた“ならでは”の文章を書ける人の価値は増す一方です。
そこで本書は仕事の成果に直結する「伝わる文章術」を、コミカルなイラストを交えて多数ご紹介。「キーボードを前にすると頭が真っ白になる」「最近、文章が書けなくなった」と悩むビジネスパーソンに、今すぐ役立つ一冊です。

会社や学校では教えてくれない、超重要な文章力向上の鉄板ルールを網羅
生成AIによる文章作成が当たり前になっても、自力で文章を書く機会はゼロになりません。いざ、AI任せにできない大事な文章を作る必要に迫られたとき、「頭が真っ白で、何も書けない!」……なんてこともあるのでは。
しかしそれは頭が「真っ白になる」のではなく、そもそも「真っ白なまま」、文章を書こうとしているだけ。プロであっても、情報収集/情報分析などの「事前準備」は欠かせません。
日本語の文法だけ正しく学べば、文章力が格段にアップするわけではないのです。
本書は、現代のビジネスパーソンが押さえておきたい文章の鉄板ルールを、208ページにわたってとことん解説。なぜ「書けない」、あるいは「伝わる文章にならない」のか、原因と一緒に改善ポイントも具体的に示しています。

お前「は」もう死んでいる! ……なぜ「お前〝が〟」じゃダメ?
堅苦しい説明が続く本ではなく、往年の名台詞を例に取ったり、コミカルな絵を交えたりと、楽しみながら読み進められる内容になっています。
例えば、多くの人が何気なく使い分けているであろう「は」と「が」。『北斗の拳』における、主人公・ケンシロウの決め台詞は、なぜ【お前「は」もう死んでいる】なのでしょうか。【お前【が】もう死んでいる】とは何がどのように違うのか、説明できますか?
詳しくは本書でご確認ください。

単に「誤用」と言い捨てない! 用法が変化する表現との付き合い方
本書で取り扱うのは、時代に合わせてアップデートされた「イマドキの文章術」。表現が時の流れに伴って変化することを踏まえ、状況や相手に応じて柔軟に使い分ける重要性をお伝えします。
例えば、【全然】。本来は「全然できません」といったように、否定・打ち消しとセットで用いるべきです。ただし最近は「全然大丈夫!」と、肯定表現を強調する際に使うのが一般的になりました。文章を書く際、どう扱えばよいでしょうか。
他にも、用法が変化している表現は多数あります。付き合い方のコツをお教えします。

著者は20年以上の文章編集・校正経験を持つプロ
著者の松井は、長年にわたって文章編集・校正現場の最前線に立ち、雑誌『GetNavi』発行部数最大記録なども打ち立てた実績のあるプロ。雑誌、Webメディア、広告のコピーライティングなど、多岐にわたる制作を通じて読者の心に訴えるコンテンツを生み出してきました。
培ってきたノウハウを余さず、そしてウソなく書き記しています。「松井は、よく文章術の原稿を書いているが、それは(その原稿は)つまらない内容だ」――自虐の利いた例文や、クスっと笑えてためにもなるコラムなど、読み飛ばさず味わいたくなる工夫を随所に仕込んでいます。

松井 謙介
株式会社ワン・パブリッシング取締役社長。雑誌『GetNavi』編集部や絵本編集部での現場編集を経て、2010年GetNavi編集長に就任。最大部数記録、電子書籍ユーザー数月刊誌ナンバーワンなどを達成。現在はメディア運営のマネジメントをしながら、コンテンツの多角的な活用を実践中。自社のメディアのみならず、企業のメディア運営や広告のコピーライティングなども手掛ける。現在雑誌『Web Designing』(マイナビ出版)にて、「なんだ文章簡単じゃないか! 文章力を上げる鉄板ルール」を連載中。
【著者コメント】
文章におけるAIの存在は、ある意味食品における添加物のようなものかもしれません。保存料、甘味料、着色料、香料。こうしたものがあれば、食材は保存性も上がるし流通も楽になるでしょう。文章も、AIを使うことでスピーディに書けるし、大量生産もできるようになる。私は添加物を毛嫌いしませんし、食生活を豊かにするものだと思っています。AIを活用して書いた文章も、同じことなんじゃないでしょうか。
一方で、「無添加です!」の言葉に、妙な安心感、信頼感を覚えるのもまた事実。今後、AIを使わずに「人によって書かれた文章」は、「無添加」ならぬ「無AI文」として、きっと人に無条件の安心感・信頼感を与えるのではないでしょうか。それならば、自分で書く文章は、きちんと読みやすく、価値のあるものにしておくべき。本書がその一助となるなら、それ以上の喜びはありません。
【目次】
第1章 文章を書き始める前にやるべきこと
1-1 文章の「価値」を見直しておく
1-2 準備段階で、文章の90%は完成させよ
1-3 「マクロからミクロの視点」を意識する
1-4 「結論から書け!」は絶対的ルール?
1-5 書く前に「統一表記」を作ろう
1-6 「語尾」で文章はもっと洗練される
コラム 「普通に」って一体どの程度?
第2章 文章執筆の基本ルール
2-1 文章は短く、能動態で書こう
2-2 読み手の時間を奪う「冗長表現」を排除せよ!
2-3 「カタカナ語」全面撤廃に大反対!
2-4 漢字と平仮名は「3:7」を目指せ!
2-5 「話し言葉」と「書き言葉」を使い分けよう
2-6 「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の秘密
コラム 「言葉の繰り返し」の新潮流とは?
第3章 文章が美しくなる7つのポイント
3-1 「読点」は感覚で打つべからず
3-2 「修飾」の正しい扱いを守る
3-3 デリケートな「並列」の扱いに注意しよう
3-4 げに恐ろしきは「主語と述語の呼応」
3-5 「は」と「が」の使い分けを知る
3-6 生成AI時代は「接続詞」の活用をマスターせよ
3-7 「副詞の呼応」は基本の形をまず覚えてしまうべし!
コラム 疑問文はこの上ない「断定」になる
第4章 文章の神は細部に宿る
4-1 類似表現は「ニュアンスの僅差」を把握すべし
4-2 誤解しやすい日本語表現を把握せよ
4-3 「比喩」はイマドキの若者言葉に学べ
4-4 日本語は「オノマトペ」を攻略せよ
4-5 雑誌編集者流の文章校正を学ぼう
コラム 意外と身近にある「リスクのある言葉」
【商品概要】
書名 :生成AI時代にこそ学びたい 自分で文章を書く技術
著者 :松井謙介
発売 :株式会社マイナビ出版
定価 :1,980円(本体1,800円+税)
判型 :B6
ページ数:208ページ
ISBN :9784839990275
発売日 :2025年9月24日
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