株式会社地域ブランディング研究所

『まちの誇りの架け橋』を創業理念に、まちの魅力や地域資源を活用した体験プランの開発及び、予約プラットフォーム「Attractive JAPAN」の運営を行っている、株式会社地域ブランディング研究所(本社:東京都台東区 代表取締役 吉田博詞)は、全国の着地型滞在プランを提供する事業者・団体を表彰する『Attractive JAPAN Award』の受賞発表を9月24日に行いましたのでお知らせいたします。
■「Attractive JAPAN Award」とは?
『Attractive JAPAN』は、日本全国のプレミアムな文化体験・自然体験などを取り扱う、体験プラン予約プラットフォームです。
弊社は、Attractive JAPANを通し、地域独自の資源や文化を伝え、その地域が持続的に発展するよう、後世に残していくための活動をされている事業者・団体の取り組みの紹介や、魅力ある着地型滞在プランの販売プロモーションを支援しています。
2020年より、様々な取り組みにチャレンジしている事業者・団体を表彰する場として『Attractive JAPAN Award』を発表しており、今年で6回目となります。
審査の観点としては、体験プランのブッキング数、地域らしさを体現しているか、関係者の熱意、持続性、話題性、地域貢献度などになっております。
地域振興やサステナブルツーリズム、インバウンドに関わる専門家及び、Attractive JAPANスタッフの投票による各評価項目の総合点数により、受賞事業者を選出いたしました。
■Attractive JAPAN Award 受賞者紹介
▸アトラクティブジャパン大賞
<受賞者> 青空プロジェクトTHE DAY 様(栃木県那須塩原市)



<評価ポイント>
栃木県・塩原温泉郷の里山を舞台に展開されている参加型プログラムは、地域課題の解決に直結する具体的な取り組みを実施しており、非常に意義深い内容となっています。森林保全、獣害対策、環境調査といった活動を基盤に、地域住民との交流を通じて「SATOYAMA」の価値を体感できる場を提供していること、さらに四季折々の自然を活かした体験を通じて、里山の暮らしや文化への理解を促進している点も評価すべきポイントです。
アウトドア体験にとどまらず、自然素材や季節の恵みを活かした多様なプログラムが展開されており、人が手を加えることで環境が整えられていく過程を旅行者が直接体験できることも大きな魅力です。
こうした取り組みは、旅行者と地域住民が交流を通じて相互に学びを得られる機会を創出している点で非常に優れており、里山の保全と発展を促進するモデルケースとして大きな価値を持っている点が高く評価され、大賞に選出されました。
今後も農業体験や収穫体験との組み合わせ、さらには温泉と自然をかけ合わせた滞在の深化を通じて、塩原温泉郷ならではの里山の自然や恵み、人々の暮らし、そして都会の喧騒から離れて心身が癒されるマインドフルネスな時間の魅力が、国内外の多くの人々に伝わることが期待されます。
<審査員コメント>
・特別な自然エリアでなく、温泉地周辺の里山を体感するコンセプトがよい。
・塩原温泉郷に広がる里山の自然や暮らしの保全、維持に貢献する取組みで且つ、動物との共存を目指す、自然豊かな地元ならではの体験アクティビティを提供している。
<代表プラン>
https://attractive-j.com/experiences/PYMDCH
日常の喧騒から離れ、心身を癒す特別な里山体験に浸るプラン。
那須塩原市の山あいに広がる約1200年の歴史を誇る塩原温泉郷では、森林や田畑に囲まれた環境の中、四季の移ろいや動植物との共生を実感できます。地域の人々と交流し、受け継がれる暮らしや文化に触れるひとときは、里山ならではの魅力です。さらに、地元の方々が心を込めておもてなしをする「青空食堂」では、旬の食材をふんだんに使用した料理を堪能できます。自然と人の温もりに包まれる、唯一無二の滞在が叶います。
■審査員
◆小堀 守 氏(インバウンド/MICEコンサルタント)
1977年に国際観光振興会(現:日本政府観光局)に入構。国内の各部局やロンドン、ニューヨーク事務所での勤務を経て、コンベンション誘致部長、海外プロモーション部長、統括役、理事、参与などを歴任。国際会議の誘致や海外向けプロモーション活動に長年携わる。2025年6月からは日本コングレス・コンベンション・ビューローの副会長に就任。全国のコンベンションビューローとのネットワークも豊富に有しており、各種講演や寄稿の実績も多数。
◆森 高一 氏(NPO法人日本エコツーリズムセンター共同代表/立教大学・学習院大学兼任講師)
1990年代より環境教育、環境コミュニケーションを専門に取り組み、国や自治体、企業などの環境施策に携わる。日本エコツーリズムセンター共同代表として、2014年からサステナブル・ツーリズムの国際認証の研究と普及に取り組み、各地の地域に根差したサステナブルな地域づくりを支援。地域でのガイド、コーディネーター養成、地域資源の磨き上げなど地域に寄り添う実践を進めている。
2017年、岩手県釜石市のグリーンディスティネーション「サステナブルな世界の観光TOP100」申請に共同であたる。2021年、奄美大島、徳之島天城町で農泊促進事業の専門家として関わるほか、環境省、観光庁の専門家として各種事業で専門家として業務にあたる。
◆Joshua K. Bewig(ベーウィッグ・ジョシュア)氏(インバウンド専門家)
米国メイン州出身。高校卒業後、幼少期からの夢を追い京都に移住し、3年間にわたり日本語と日本文化を学ぶ。その後、ブエノスアイレスやサンフランシスコでの生活を経て、2016年に再来日。観光業界において多様な役割を担い、北陸のランドオペレーター会社や地域DMOでの経験を通じ、インバウンド観光商品の開発に深く関与してきた。現在はフリーコンサルタント、ライター、写真家、ガイドとして活動。また、熱心なサイクリストとして日本各地を巡り、地域の文化や風土に魅了され続けている。
今回の受賞者には表敬訪問と併せて表彰イベントを行う予定です。
10月上旬の実施を予定しておりますので、取材にお越しいただけるメディア様は、広報担当にお問い合わせください。
■会社概要
【会社名】 株式会社地域ブランディング研究所 (https://chibra.co.jp)
【所在地】 東京本社:東京都台東区雷門2-20-3 アクアテルースUⅡ8階
【代表者】 代表取締役 吉田博詞
【事業内容】 地域ブランディング事業/インバウンド事業/イノベーション人材事業/ 体験プラン予約プラットフォーム「Attractive JAPAN(https://attractive-j.com/experiences)」の運営
【本リリースに関するお問い合わせ】
担当:高橋 TEL:03-5246-4248 Mail:info@chibra.co.jp