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- 北部グレートプレーンズとロッキー山脈地方にサービスを提供するCelerity Internet とWispwestが、成長に備えてオープンネットワークを採用 -
オープンネットワーキング・ソリューションの世界的リーダーであるIP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:大石 清恭)は、本日、無線および光ファイバー・インターネットサービスプロバイダー(ISP)である米国のGallatin Wireless Internet LLC が、同社がサウスダコタ州とワイオミング州で展開するCelerity Internetと、モンタナ州で提供するWispwestの双方のブランドにおいて、UfiSpaceのハードウェアとIP Infusionの「OcNOS®」および「IP Maestro」を導入し、ネットワークを大幅にアップグレードしたことを発表いたします。この戦略的な取り組みにより、同社はネットワークインフラ全体におけるパフォーマンス、拡張性、効率性を向上させ、将来的な成長に向けた基盤を整えることが可能となります。
Celerity InternetおよびWispwestでは、これまでMikroTikとJuniper Networksのソリューションに依存していましたが、ネットワークのエッジ、ボーダー、コアにおけるさらなる拡張性と、スペースが限られた通信塔でのパフォーマンスの向上を求めていました。UfiSpaceのハードウェア上で動作し、32G、300G、800Gの要領をサポートする「OcNOS®-SP-MPLS」ソフトウェアを選定したことで、同社はコンパクトでエネルギー効率に優れたルーティングとMPLSソリューションを提供できるようになりました。「OcNOS」への移行によってBGPルーターの拡張性が大幅に向上したことから、同社は次のステップとしてネットワーク全体の本プラットフォームへの移行を進めています。
Gallatin Wireless Internet LLC ゼネラルマネージャー Jesse DuPont 氏は、
「UfiSpace製ハードウェア上で動作する『OcNOS』への切り替えは、私たちにとって大きな転機となりました。パフォーマンスと拡張性、そして使いやすさのおかげで、当社はサウスダコタ州、ワイオミング州、モンタナ州のお客様の信頼性を維持しつつ、ネットワーク運用を最適化することができました」と述べています。
「OcNOS」プラットフォームの使いやすいコマンドラインインターフェース(CLI)によりネットワーク管理は簡素化され、また万全なサポート体制により移行もスムーズに行われました。Gallatin Wireless Internetは、「OcNOS」により同社ネットワークの機能は強化され、効率的な拡張が可能になったことから、顧客ベースの増大する需要に応えることができるようになりました。
併せて、Gallatin Wireless Internetは「OcNOS」を補完するGUIベースの管理ツールである「IP Maestro」も導入しました。過去2カ月をかけて導入された「IP Maestro」は、ネットワークの監視と設定のための直観的なインターフェースを提供し、運用を簡素化し、ネットワーク全体の可視性を向上させます。UfiSpace製ハードウェア上で「OcNOS」と「IP Maestro」を組み合わせて導入するということは、高品質で高信頼のインターネットサービスを提供するというGallatin Wireless Internetのコミットメントを裏付けています。卓越したサポートと将来を見据えたインフラにより、Celerity Internet とWispwestは、地域社会の接続性へのニーズに十分に対応できる体制が整いました。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)大石 清恭は、
「Gallatin Wireless Internetによる『OcNOS』の採用は、当社のネットワークオペレーティングシステムの成熟度をさらに証明するものです。IP Infusionは、優れた機能群を市場をリードする価格で提供することで、市場のリーダーシップを堅持しています」と述べています。
■Celerity Internetについて
Gallatin Wireless Internet LLCは、高速インターネットサービスを提供する固定無線インターネットサービスプロバイダー(ISP)です。同社は、Celerity Internetブランドとして米国サウスダコタ州とワイオミング州にて、またWispwestブランドとしてモンタナ州にて、サービスを提供しています。革新性と信頼性に重点をおくGallatin Wireless Internet は、最先端技術を活用して卓越した接続性を提供しています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
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※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
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