セイコーソリューションズ株式会社
~融資業務のさらなる効率化とDX推進を支援~
セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下セイコーソリューションズ)は、生成AIを活用した金融機関向けの面談記録サービスを、株式会社千葉興業銀行(取締役頭取:梅田 仁司、本店:千葉県千葉市、以下 千葉興業銀行)の一部店舗にて、2025年10月より試行開始することを発表します。本サービス「金融機関向け生成AI面談記録」は、セイコーソリューションズが展開する金融機関向け融資DXサービス「融資クラウドプラットフォーム」において新たに提供を開始したものです。
サービス概要
「金融機関向け生成AI 面談記録」は、金融商品提案時などの顧客との面談内容を、生成AIが音声データから自動で文字起こしし、要約した内容をCRMシステムへ連携する仕組みです。これにより、職員の記録作成業務を効率化すると同時に、顧客へのサービス品質向上を目指します。
期待される効果
銀行にとっての効果:お客さまにご提供するサービスの品質向上と業務効率化の実現
・面談後の記録作成時間を大幅に短縮
・記録業務の負担軽減により、面談の質が向上
・記録の質と均一性が向上し、内部管理にも寄与
お客さまにとっての効果:的確なニーズの把握により、より良い提案が得られる
・過去の面談記録をもとに、担当者が変わっても対応の質が維持される
・意向や要望が漏れなく記録され、誤解や認識のズレが減少する
・プライバシー保護が徹底されたサービス環境により、安心して相談出来る
今後の展望
今回の千葉興業銀行での試行を通じて得られた知見を活かし、融資業務全般への生成AI活用を拡大し、融資申込時の入力補助、不正検知、担保評価などの領域に適用範囲を広げ、さらなる高度化・効率化を目指します。
さらに今後は、生成AIと連携したAIエージェントの活用も視野に入れています。AIエージェントは職員や顧客の会話履歴や各種データをもとに、リアルタイムで提案・質問応答・次のアクション提示を行う“対話型アシスタント”として機能することを目指します。これにより、従来の記録支援にとどまらず、面談中の提案精度向上や業務全体の効率化を実現し、金融機関における次世代の顧客対応モデルを構築していきます。
融資クラウドプラットフォームの詳細については、下記URLをご参照下さい。
https://www.seikotrust.jp/product/loan-cloud/
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