株式会社ムービーズ
「全天候型自動運転」のグローバル展開の足掛かりに
株式会社ムービーズ(本社、石川県金沢市、代表取締役CEO菅沼直樹)は、2025年9月に米国において法人「MoveEz International, Inc.」を設立いたしましたのでお知らせいたします。
<当社公式HP発表>
(日本語版)https://moveez-inc.com/2025/09/page343/
(英語版)https://moveez-inc.com/en/2025/09/page404/

設立の背景と目的
当社は、雪道を含む多様な環境下で稼働可能な「全天候型」技術と、高コストの高精度3次元地図に依存しない「マップレス」技術を組み合わせ、公道における最大時速60kmでの走行を実証してまいりました。これらの技術を世界に展開するにあたり、米国におけるロボットタクシー事業化に向けた第一歩として、このたび新法人を設立しました。
今後は、第一段階としてセーフティドライバーを同乗させた有人のロボットタクシーを早期にサービス化すべく、現地の交通インフラ・規制当局との連携しつつ、実証実験の準備を進めてまいります。さらに法規制や安全基準への適合を進めながら、近い将来の無人でのロボットタクシー運行サービスの実現を目指してまいります。
導入エリアについては、当初は交通需要の高い都市部から展開を始め、当社の技術の強味を生かして積雪地域や天候条件の厳しい地域を含む多地域に順次拡大してまいります。当社独自のマップレス技術により新規地域への進出時の時間的・金銭的コストを大幅に削減できるため、柔軟かつ迅速にサービスを拡大できる点も大きな特長です。
ムービーズについて

株式会社ムービーズは完全自動運転のロボットタクシーの実現を目指して2024年5月に創業した金沢大学発のスタートアップです。代表の菅沼は自動運転研究の日本におけるパイオニアの一人として30年近くにわたり自動運転の技術を開発してきました。金沢大学時代には2015年から石川県、東京都、北海道、千葉県など日本国内の複数地域で自動運転の公道走行試験を実施しています。特に雪天候における自動運転の走行は世界でもトップクラスの技術を誇ります。2018年から継続的に実施している北海道での冬季の実証実験では、技術的に課題とされる積雪環境時の自動運転走行の実証は、学術分野においてその成果を高く評価されています。これらの技術を社会実装させるために、現在日本国内において自治体や他企業との連携をすすめています。
米国新法人概要
会社名:MoveEz International, Inc.
所在地:米国デラウェア州
代表者:CEO 菅沼直樹
設立:2025年9月
事業内容:ロボットタクシーの開発と事業化
【お問い合わせ先】
株式会社ムービーズ
Email: contact@moveez-inc.com
ウェブサイト: https://moveez-inc.com/