株式会社KNOCK
リアルイベント「喰王」へのイベント協賛事例を公開。「からだ楽痩茶」を手掛ける、株式会社ファインエイド通信販売事業部部長、岡野巧氏インタビュー。
株式会社KNOCK(本社:東京都新宿区、代表取締役:加藤 芳郎)は、リアルイベント「喰王」へのイベント協賛事例として、株式会社ファインエイド(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:森 孝幸)通信販売事業部の部長、岡野氏のインタビューを公開いたしました。

岡野 巧 氏
株式会社ファインエイド 通信販売事業部 部長
ダイエットプロフェッショナルアドバイザー/健康管理士
イベント協賛の概念を覆す「喰王」との出会い
まず、イベント協賛についてお伺いします。これまで、「喰王」以外にもイベント協賛のご経験はありましたか?
ファインエイド岡野氏(以下、岡野氏):私はこの会社に勤めて25年になりますが、イベント協賛に参加した記憶はこれまでありませんでした。イベント協賛の場合、協賛することで得られる「価値」が見えづらいのでは、と感じていました。実施する前に「どうなると良かったと言えるのか」という目標設定が社内で難しかったのです。また、一般的に言われる「認知拡大」も、大手企業とは異なり、私たちのような中小企業の場合、具体的な数値として分析できなかったり、認知できた人数が把握できなかったりする課題がありました。認知期間も短く、対価とリターンのバランスが悪いというイメージがあったため、これまではイベント協賛へのお声がけをいただいてもお断りしていました。
そういった背景があった中で、「喰王」への協賛を決断された決め手は何だったのでしょうか?
岡野氏:昨年が初めての「喰王」協賛でしたが、主催のKNOCKさんとは既に1年ほどお取り組みの実績があり、さまざまなことを柔軟にご対応いただける会社さんだという信頼関係がありました。特に大きかったのは、イベント協賛の価値について事前に具体的にご説明いただけたことです。私たちにとって「三方良し」、つまりイベント主催者、私たち協賛側、そして参加されるお客様、この三者全てが「参加して良かった」と思える形になることが理想だと考えています。KNOCKさんからは「こういったゴールではどうでしょう」という具体的なプランのご提案から、実現までのプロセスまで、かなり並走してサポートいただけたことが、参加してみようという安心感と信頼に繋がりました。
「健康の幸せ」を体現するコンテンツ制作
さまざまな提案があった中で、特に決め手となったものは?
岡野氏:昨年の「喰王」では、私たちの商品を動画でご紹介するという内容でした。KNOCKさんと私たちの共通点として「クレド」つまり会社の信条を大切にしている点があります。KNOCKさんのクレドに「社会にとって、人にとって価値ある仕事になっているか」という視点で取り組む、といったようなものがあり、これは私たちも常日頃から思っていることでした。
私たちは25年ほど薬局を運営しており、一般的な健康をお届けするのは当然のこととして、「健幸」という理念を掲げています。これは、単に薬を飲んだり好きなものを我慢したりして健康を維持するのではなく、心も体も満たされて健康である状態を目指すものです。
KNOCKさんには大食いYouTuberさんが多数在籍されていますので、「好きなものをたくさん食べて幸せになりつつも、健康もちゃんと維持している」という私たちの理念に沿ったコンテンツを制作いただけることが決め手となりました。具体的には、おにぎりを使った神経衰弱の企画で、視聴者も楽しく、自然に商品認知が広がるような動画を作っていただけました。一般的な商品PRのように効能効果や価格だけを伝えるのではなく、いかに食事を楽しみながら健康になれるかというメッセージが伝わったことで、私たちの「健康」という理念を具体的に体現できたと感じています。
協賛で得られた具体的な成果と顧客との「絆」
協賛後、どのような反響がありましたか?
岡野氏:私たちの場合、イベント協賛のKPI(目標)を「お客様と繋がっている状態」と設定していました。具体的には、健康に関する情報を受け取ってもらうためのメールアドレス登録やLINEのお友達登録の数です。動画を通じて多くの方と繋がることができ、新しいお客様との出会いが具体的な数値として見え、目標を達成することができましたので、参加して良かったと感じています。
お客様と「繋がる」とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか?
岡野氏:私たちは薬局を運営しておりますので、単に商品を買って終わり、という関係ではなく、お客様が気軽に健康相談ができる場所でありたいと考えています。昔の「街の薬局」のように、商品のことだけでなく、家族の健康など様々な相談ができるようなお店、私たちが「雑相(雑談と相談)」と呼ぶような場をオンラインで全国に提供したいと思っています。
今回の協賛を通じて出会ったお客様は、非常に優しい方が多く、健康診断の結果をLINEで報告してくださったり、健康に関するフィードバックを快く受け入れてくださったりと、非常に深い関係性を築くことができました。単に繋がっただけでなく、お客様が健康に対してどう感じているのか、普段なかなか聞けないようなリアルな声や感想(手書きのイラストなども含む)をいただくことができ、私たち自身の学びにも繋がっています。
それは素晴らしいですね。協賛前の期待値と比べて、想定以上に顧客の声を深く聞けたり、繋がった後の関係性を良好に築けたりしたということでしょうか?
岡野氏:はい、その通りです。期待以上でした。
協賛で得られたリアルな声が、その後の開発に活かされた事例はありますか?
岡野氏:現在行われている、人気大食いYouTubeチャンネル「武士飯」でもお馴染みの武士さんと「からだ楽痩茶」のコラボレーションも、お客様の声から始まった企画です。従来20年以上販売している健康茶「からだ楽痩茶」は、少し苦味があり「飲み続けるのが厳しい」というお声もいただいていました。苦味をなくすことは技術的には可能ですが、お客様に本当に喜ばれるお茶とは何か、という視点に立った時、武士さんの動画視聴者の方々を対象に、ライブ配信などを通じて事前に「どんなお茶が良いか」をヒアリングいたしました。そして、お客様の声を元にいくつかのフレーバーを提案し、最も反響の大きかったものから開発を進めました。これは「美味しく、毎日飲むのが苦にならない、むしろワクワクするお茶」という、我慢する健康とは違う新しい選択肢をお客様に提供できたという点で、非常に価値があったと感じています。実際に販売後も「飲みやすくなった」「苦味がなく食事にも合う」といった嬉しいお声を多数いただいています。

「喰王」~イベントが持つ可能性~
「喰王」というイベントを一言で表現すると、どのようなイベントですか?
岡野氏:やはり「食を通じて、笑顔と幸せを提供するイベント」だと思います。早食いや大食いという競争のイメージから、男性中心のイベントだと思われがちですが、実際に会場に足を運んでみると、女性の参加者も非常に多く、食を通じて「勇気をもらった」「食べられるようになった」といったポジティブな感情を共有されていることに気づきました。
また、フードロス問題への取り組みも特筆すべき点です。大食いというイメージからフードロスを懸念する声もあるかもしれませんが、主催者側は業界のイメージを覆すべく、率先してこの問題に取り組んでおり、実際に食品ロス削減に貢献されています。
私たちも、大食いの「不健康」というイメージを「健康」であるというイメージに変えたいという思いがあります。好きなものを我慢せずに健康になるという私たちの価値観と合致しており、コロナ禍で体重増加や健康診断の数値に悩む方が増える中で、我慢せずに心も体も満たされる健康を提案できる場だと感じました。
実際にイベント会場に行かれてみて、印象に残ったことはありますか?
岡野氏:まず、会場の熱気がすごかったですね。2日間で13,000人もの方がいらっしゃったと聞いています。キッチンカーにも3店舗ほど並んで食べたのですが、長蛇の列にもかかわらず、皆さんワクワクしながら楽しそうに待っていらっしゃる。一般的なイベントでは長蛇の列に並ぶと不満の声が漏れ聞こえることもあるのですが、ここでは全くそれがなく、参加者のマナーや優しさには驚きました。また、大食いファイターの方々の食べる姿を見て、多くの観客が感動している様子も印象的でした。これは映像で見るだけでは伝わらない、声の響きや皆さんの笑顔を肌で感じることができ、参加して本当に良かったと思います。ブースでの健康茶販売を通しては、お客様から直接、味の感想や健康に対するリアルな声を聞けたことも大きな収穫でした。特に、オンラインではなかなか把握しづらい、購入を迷っている方々の不安の声を聞けたのは非常に貴重でした。イベントというフラットな場だからこそ、営業トークとしてではなく、純粋な声として聞かせてもらえる部分があり、私たちにとって大きな学びとなりました。

「健“幸”の輪」を広げたい
最後に、ファインエイド様の主力商品や今後の取り組みなどがあれば教えてください。
岡野氏:「喰王」でもご紹介いただいた「からだ楽痩茶」は、ダイエットや健康をサポートするお茶として20年以上販売しており、常にお客様の声を反映して改良を重ねてきました。「お試し8日間分(※新フレーバーを除く)」をご用意しておりますので、ぜひ一度お飲みいただき、ご自身に合った「ワクワクできる」お茶を見つけていただければと思います。また、私たちは元々薬局ですので、LINEやメールを通じて健康に関する無料相談を受け付けております。薬剤師、健康管理士、ダイエットプロフェッショナルアドバイザーなど、健康に関する専門資格を持ったスタッフのみが回答いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。健康診断の無料チェックなども行っており、「家族や親族がやっている薬局」のような感覚で、どんなことでもお気軽にご相談いただければ幸いです。
主力商品である「からだ楽痩茶」は、「楽に痩せるお茶」と思われがちですが、「楽しく痩せるお茶」という意味合いを込めています。ダイエットというとストイックなイメージがありますが、私たちは「甘いものを食べてもOK、運動も無理にしなくても良い」という、従来の常識にとらわれない情報も発信しています。実際に20年間で、90代の方まで含め、多くのお客様が我慢せずに楽しく健康に過ごしている事を証明してくださっています。
私たちは、「健幸の輪」を広げたいという思いで活動しています。真面目に健康になるのではなく、本当に楽しく健康になり、幸せになっていただく。そういった価値をこれからも提供していきたいと考えています。

「喰王」の協賛は、単なる一過性のPRではなく、顧客との長期的な関係構築の「最初の接点」であり、「健康の幸せ」という理念を体現する重要な機会でした。イベント協賛を「フロー」ではなく「ストック」として捉える視点や、具体的な成果としてお客様との深い繋がりが得られたリアルな声が、イベント協賛を検討している多くの企業様にとって、参考になる事例になればいいなと思っています。
株式会社KNOCKでは、2026年11月23日に品川 ザ・グランドホールにて開催する喰王 -king of bite- 2025秋 〜大食い × フードロス削減「限界の、その先へ。」〜に協賛いただける企業様を募集しております。
詳細資料のご請求、ご相談は下記までお気軽にご連絡ください。次回以降の開催のお問合せやご相談もお気軽にお申し付けください。
【株式会社KNOCK】スポンサーシップ担当
TEL:03-6258-0669 / MAIL:info@knock.co.jp
「食×エンターテイメントの力」で日本食文化を盛り上げ、社会課題の解決をともに目指しましょう。皆様のご参画を心よりお待ちしております。
11月開催「喰王」の概要はこちら
【会社概要】
社名:株式会社KNOCK
本社所在地:〒160-0023
東京都新宿区西新宿三丁目7番30号 フロンティアグラン西新宿 B103
代表取締役:加藤 芳郎
事業内容: YouTubeマーケティング
プラットフォーム事業・商品開発事業・食イベント事業
その他関連事業
設立: 2014年7月