Smile∞Ribbon
海洋自然資源をエンターテイメント化して魅力的観光資源へと付加価値化し、地域活性化に貢献

Smile∞Ribbon(スマイル∞リボン、兵庫県淡路市、代表:竹谷富士子)の取組『神秘の光・海ホタル!! 淡路島の安全なビーチで「世界初!ココだけ!の海ホタルショー」を開催!』が、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が開催した第9回「ジャパン・ツーリズム・アワード」において、【審査員特別賞】を受賞したことをお知らせ致します。
第9回「ジャパン・ツーリズム・アワード」受賞取組決定 プレスリリース
https://t-expo2023-production.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-2023/wp-content/uploads/2025/08/28125729/tej2025_pr_2025-08-28_award01.pdf
「世界初!世界でココだけの海ホタルショー」のイメージ映像(撮影:温泉銀次)
受賞取組名:『神秘の光・海ホタル!! 淡路島の安全なビーチで「世界初!ココだけ!の海ホタルショー」を開催!』
今回受賞した取組は、Smile∞Ribbonが手がけるネイチャーウェルネス事業「淡路島ネイチャーガイド&リトリート」のコンテンツのひとつとして2022年夏季に立ち上げた、昨年からは一般社団法人 淡路島観光協会(兵庫県洲本市、会長 木下学)の協力の下、淡路島に宿泊する旅行需要を創出する目的で推進している戦略的プロジェクトのひとつでもあります。

紙芝居
海ホタルの不思議を解説

海ホタル天の川
感動のファーストシーン

海ホタルすくい
参加者も海に入り体験

海ホタル花火
さらに驚きの瞬間
従来とは異なる「世界初!世界でココだけ」の貴重な参加型プログラムを開発
従来の一般的なウミホタル観賞会とは完全に異なり、紙芝居やクイズでのウミホタルの生態や淡路島の生態系の循環、維持・保全の大切さを解説し啓蒙することに始り、波打ち際での海ホタルの見せ方やまた参加者が実際に浅瀬の海に入って海ホタルすくいや海ホタル花火・海ホタル花吹雪などを行うなど独特の創意工夫がこなされた実際に触って青い光のシャワーを自分で作って楽しめる、まさに「世界初*¹」で「世界でココだけ*²」の極めて貴重なエンターテイメント的参加型プログラムとなっています。

日本のウミホタル生息地
青森以南で見られる

ウミホタルの生態解説
ウミホタルは「卵胎生」

ウミホタルの生物発光
生物発光のメカニズム

ウミホタルの捕獲の仕方
ウミホタルはスカベンジャ
「夜間でも安全」に海で遊べる貴重な環境を厳選
開催地のビーチは消破堤に囲まれているために波や潮の流れが入って来ない安全な浅瀬となっていて、夜間でも海中で安心して行える希少な環境を厳選に選定しています。
瀬戸内海の東端に位置する淡路島は、渦潮で知られるような3つの海峡を擁するので非常に豊かな海に恵まれています。それ故に潮の流れが非常に強く、また航行する多くの大型船舶に起因する引き波や強い離岸流が頻繁に発生する為に、特に夜間の沿岸は非常に危険です。
そうした中で、小さな子供も海中で楽しく遊べるプロテクトされた安全な遠浅の自然環境を厳選して、奇跡的に海ホタルショーに最適な開催場所として選んでいます。
海ホタルショーは「食品ロス」と「土作り」を取り入れた「SDGsの実践的モデル」
また定時にショーを可能にするためのウミホタルの圧倒的な量(約0.5-1kg/各開催)は餌付けによって捕獲していますが、近海の鮮魚小売で生じる大量な魚のアラを「食品ロス」とエコロジーの循環の観点から、株式会社PLANT(プラント)淡路店(淡路市)の協力により仕入れて再利用しています。
さらに餌付け後に残る魚の骨は、Smile∞Ribbonの事業「スマイル∞ファーム」のオープンファームの農地の「土作り」にも再々利用し、海の資源を無駄なく海と陸へと循環させ活用する「SDGsの実践的モデル」としても機能させています。

淡路島の水の循環
全国の1/10の溜池が集まる

600万年前の湧水も
雪山が無くても水が湧く

かいぼり
溜池の栄養分が循環する

淡路島の自然環境の未来
御食国という生態系の維持
高付加価値化により夜間アクティビティを創出し、ローカルツーリズムの欠点を克服
さらに深夜開催というハンディを逆に観光客の淡路島への宿泊へ誘致している点も、地域の宿泊施設への貢献度が高く評価されるところです(参加者の約半数が島内施設への宿泊)。地方には夜間のアクティビティが少ないという問題に対して、地元の潜在的観光資源を掘り起こして新たに高付加価値化し、世界に例を見ない夜間の魅力的なコンテンツを創出している点は、今後のローカルツーリズムでの夜の過ごし方や、異時間帯への誘導によるオーバーツーリズム対策として大きな一石を投じてもいます。
エコツーリズム・SDGsを学べるエンターテイメントに昇華
このようにこの取組は、自然の美しさを持つウミホタルを通して、より多くの人が感動体験しながら御食国と呼ばれる淡路島の生態系の理解と維持保全の重要性を学べ、エンターテイメントの域まで昇華させた格別なショーイベントとして確立させています。
淡路市・淡路市教育委員会後援の地元小中高生を対象とした海ホタル祭りや、市立図書館での一般展示イベントの開催では、淡路島のエコロジーについて学ぶ機会を提供して来ています。
このような活動自体が持続可能な生態系維持・保全の「モデルケース」ともなりえていることは、エコツーリズムの視点から評価して特筆すべきポイントです。
旅の宿泊需要を創出して地域活性化
そしてイベント参加者が島内宿泊需要に繋がっていることは、地域での観光業における就労機会という地域活性化の側面からも非常に意義があります。また、料金体系も子供は無料、大人も少額エントリーでの「チップ制」という、参加しやすくかつ自然環境の価値を自ら考える機会提供となる画期的な新システムを導入しているのも注目に値します。
アワード表彰の評価
そうしたこの参加型プログラムは、豊かで綺麗な海水のバロメータであるウミホタルの認知度を向上させているだけでなく、エコツーリズムにエンターテイメントの要素を取り入れた啓蒙的でありかつショービジネス化することによる活動の持続性・食品ロス削減・エコロジーの循環の具体的実践。地域観光業活性化への貢献・各参加者が主体的に価値を思考する機会の提供といった多々のポイントが高く評価され、今回の受賞となりました。
ジャパン・ツーリズム・アワード実施の背景
「ジャパン・ツーリズム・アワード」は、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体・個人の取り組みを参考となる事例として表彰し、ツーリズムEXPOジャパン(2025年は9月25日~28日開催)との連携により、優れた受賞取り組みをモデルケースとして広く世の中に知らしめ、さらなるツーリズムの発展に貢献していくことを目的としている名誉ある表彰イベントです。
https://www.t-expo.jp/biz/program/award
今第9回受賞では国内外213件の応募のうち45件の取組を選出し、最終選考会でその中から各賞受賞団体が決定されました。
受賞取組の代表者コメント

Smile∞Ribbon 淡路島ネイチャーガイド&リトリート / 代表 竹谷富士子
「この度のジャパン・ツーリズム・アワードにおける審査員特別賞受賞は、非常に嬉しくもあり、私たちの淡路島における生態系や自然環境への啓蒙活動や地域活性化への成果が認められたことであると大変栄誉に感じています。また地域のみなさんの協力があればこそだと深く感謝しています。今後はさらに島内の他の観光資源とのコラボレーション等により、島全体がより魅力的なデスティネーションとなるよう挑戦し続けます」。
今後の展望・取り組み
受賞を機に、Smile∞Ribbonは、海ホタルショーという感動体験を通じてさらに大自然の素晴らしさを届けると共に、先人が遺してくれた豊かな大自然と叡智を次世代に繋いで行く活動を浸透させて行きます。
そして同団体の他のプログラムである「ネイチャーアドベンチャー」や「国産み神話ミステリーツアー」としても、淡路島の観光マップには載っていない、地元民も知らない歴史的自然遺産を再発見して付加価値を高め、世界から注目されるユニークなコンテンツを創出・開発して行きます。
また、各地域や淡路島観光協会等のDMOの協力の下、他の島内外事業者のコンテンツとのコラボレーションや、国内外のトラベルエージェントとの連携を強化してインバウンドも拡大し、淡路島が国際的に脚光を浴びる世界の「究極のデスティネーション」となることを目指しています。
受賞企業やプロダクトに関する情報

海ホタルショーカード

海ホタルをもっと研究しよう!


Smile∞Ribbonの「海ホタルショー」は、夏季限定、6~10月に開催。2022年からスタート。2024年にはインターネット記事で拡散、以後『遠くへ行きたい』(読売テレビ/日本テレビ)等のテレビやラジオ番組等で紹介され、予約が困難なほどの夏の淡路島の大人気プログラムとなり、島内の観光業を牽引しています。2026年度の予約受付は、同年5月よりスタート。
https://www.awajishima-kanko.jp/taiken/detail.php?id=83
https://note.com/smileribbon55/n/nc8c43ff96659

AWAJI島博
淡路島本来の魅力を堪能

ひょうごフィールドパビリオン
兵庫県独自の取り組み
「AWAJI島博・本物体験」「ひょうごフィールドパビリオン」認定プログラムとして淡路島観光協会や兵庫県と共に淡路島を盛り上げています。
https://www.awaji-shimahaku.jp/
https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/program
▼Smile∞Ribbonについて
https://awaji-island-retreat.jimdosite.com/public-relations/
▼淡路島ネイチャーガイド&リトリートについて
https://www.instagram.com/awajiisland_retreat/
▼本件に関するお問い合わせ先:一般社団法人 淡路島観光協会
https://www.awajishima-kanko.jp/
(*¹ *² 当社調べ)