株式会社読売新聞東京本社


京都・東山の泉屋博古館で9月27日に開幕した特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道-」のオリジナルグッズを、同館と美術展ナビが共同開発しました。同日から、美術展ナビオンラインストアで予約販売を開始します。
近代の日本洋画に本格的な「写実」表現をもたらした鹿子木孟郎(かのこぎ・たけしろう、1874~1941)の生誕151年を記念して行われる特別展は、約四半世紀ぶりの大規模回顧展となります。鹿子木の師で、フランス・アカデミスムの巨匠ジャン=ポール・ローランスの名品を含む約80点の作品を通して、近代日本洋画の巨匠と呼ばれる鹿子木孟郎の画業を紹介します。
泉屋博古館東京に寄託されている鹿子木の名品《ノルマンディーの浜》をはじめ、作品をモチーフにした特別展ならではのグッズ計8点が完成しました。
◆マイクロファイバークロス《山村風景》《ノルマンディーの浜》 各770円
岡山県立美術館所蔵の《山村風景》、泉屋博古館東京寄託の《ノルマンディーの浜》をマルチクロスにデザインしました。メガネやカメラのレンズ、スマートフォンの液晶画面などをキレイに保つクロスです。風景画と人物描写の2種類を用意し、写実を極めた鹿子木作品ならでは精緻な表現も感じていただけます。


◆ベロアハンカチ《ノルマンディーの浜》姉妹、籠 各2,000円
日本製の高級タオルブランド「Hotman」とコラボレーションし、鹿子木孟郎の名品《ノルマンディーの浜》に描かれたかわいらしい姉妹の姿と、印象的な籠を刺しゅうしたベロアハンカチです。肌触りが良く、秋冬シーズンにあわせて色味もシックに仕上げました。展覧会の記念の一枚としても、日常使いにもぴったりな一枚です。




◆オリジナルチャーム付きボールペン《ピエトロ》《イレーヌ》 各770円
鹿子木孟郎が学んだ、フランス・アカデミスムの巨匠ジャン=ポール・ローランスの名品《ピエトロ》と《イレーヌ》(いずれも府中市美術館所蔵)をデザインしたボールペンです。特別展のオリジナルアクリルチャーム付きで、チャームは取り外しも可能です。軸部の色がアクセントで、書き味も抜群です。



【担当者からひと言!】「鹿子木孟郎」展ならではのグッズとは…
近代日本洋画の巨匠・鹿子木孟郎。しかし、その名前はあまり広くは知られていないかもしれません。「フランス・パリで学んだ正統的なリアリズムを日本に伝え、当時非常に高い評価を得た巨匠・鹿子木の作品を幅広い世代の美術ファンに見てもらい、その作品の良さをもっと知ってほしい」という担当学芸員の熱い思いを形にすべく、泉屋博古館・泉屋博古館東京と開発を進めました。特別展の見どころにもなっている、師・ローランスと鹿子木の関係性はボールペンに、「写実」の追求はマイクロファイバークロスに、そして、描く対象を見つめ続け、その本質に迫っていく画家の姿勢をベロアハンカチの刺しゅうに込めています。
特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道-」は、12月14日(日)まで泉屋博古館(京都)で開催されます。2026年1月17日(土)~4月5日(日)には泉屋博古館東京に巡回します。
ご紹介したグッズは、泉屋博古館(京都)でも10月初旬以降、泉屋博古館東京では来年1月中旬以降順次取り扱いを開始しますので、特別展とあわせてグッズもぜひお楽しみください。
美術展ナビでは、今後も、全国の美術館、博物館などとコラボレーションした、オリジナルグッズの制作、販売を進めていきます。どうぞ、ご期待ください。
【特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道-」 開催概要】
▼京都会場
会期:2025年9月27日(土)~ 12月14日(日)
[前期]9月27日(土)~11月3日(月・祝)
[後期]11月5日(水)~12月14日(日)
午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(10月13日、11月3日、24日は開館)、10月14日、11月4日、25日
会場:泉屋博古館(京都東山・鹿ヶ谷)
観覧料:一般1,200円(1,000円)、学生800円(700円)
※ 18歳以下無料、学生・18歳以下の方は証明書をご呈示ください
※ 入館券はオンラインチケットを除き、館受付での販売となります
※ 20名以上は( )内の団体割引料金
※ 障がい者手帳等ご呈示の方は本人ならびに同伴者1名まで無料
公式サイト: https://sen-oku.or.jp/program/20250927_kanokogitakeshirou/
【美術展ナビ】https://artexhibition.jp/
読売新聞社が2017年に設立した美術ファン向けの総合サイト(https://artexhibition.jp/)で、現在は月間500万PVを誇る。
2019年にチケットアプリ(https://artexhibition.jp/ticketapp/)、2023年に美術展ナビオンラインストア(https://aej.store.yomiuri.co.jp/shop)を加えて、美術ファン向けにチケット、グッズも含めた総合的なサービスを提供している。
美術展ナビオンラインストアでは、全国の主要な美術博物館や寺社のグッズ販売を受託し、複数の美術博物館等の図録やグッズをまとめて購入できることが大きな特徴となっている。2025年から、美術館や寺社とのコラボアイテムの共同開発事業も開始し、グッズの多角的な取り組みを進めている。