マーレジャパン株式会社
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現ChairmanのHeinz K. Junkerは 2026年1月1日付けで辞任、同時にSupervisory Boardからも退任。後任にはMichael Machtが就任。
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新ChairmanとなるMachtは、Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG のCEOおよびVolkswagen AG のBoard of Managementメンバーを歴任後、2020年に MAHLE Supervisory Boardメンバーに就任。
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Junkerは2015年にMAHLE Supervisory Board のChairmanに就任。
MAHLE Supervisory Boardは、2025年9月25日に行われた会議でMichael Macht を新Chairmanに任命いたしました。これまで10年にわたりChairmanを務めてきたHeinz K. Junkerは、本年末をもって現職およびMAHLE Supervisory Boardを退任し、2026年1月1日付けでMachtが引き継ぐことになります。Dr. Ing. h.c. F. Porsche AGのCEOおよび Volkswagen AGのBoard of Managementメンバーを歴任したMachtは、2020年にMAHLE Supervisory Boardメンバーに就任しています。
「30年近くにわたり、CEOそしてSupervisory BoardのChairmanとしてMAHLEに貢献できたことを大変光栄に感じています。グループ再編後の組織も軌道に乗り、グループ戦略であるMAHLE 2030+を基軸に、製品ポートフォリオの明確な体系化も完了しました。MAHLEグループは未来に向けた体制が整っています」と、退任を控えたSupervisory Board現ChairmanのHeinz K. Junkerは述べています。「全従業員の皆さん、Management Board、そして同僚の皆さん、長年にわたり信頼を寄せてくださり本当にありがとうございました。厳しい時代ではありますが、MAHLEには素晴らしい未来があることを願っています。後任としてChairmanの職を引き受けてくださったMichael Macht氏に感謝申し上げると共に、この困難な職務に臨まれるに際しその手腕が遺憾なく発揮されることを願っています」
Michael Machtは、自動車業界で確かな実績を積んできました。独・Stuttgart出身のMachtは、Stuttgart Universityで博士号を取得したメカニカルエンジニアです。1991年にDr. Ing. h.c. F. Porsche AGに入社しキャリアをスタートさせると、PorscheおよびPorsche Consultingで様々な要職を歴任。1998年にPorsche AGの Board of Managementメンバーに、そして2009年には同社のCEOに就任します。2009年から2014年にかけては、独・Wolfsburに本社を構えるVolkswagen AGのBoard of Managementメンバーを務めています。今回、MAHLE Supervisory Boardの新Chairmanに就任するにあたっては、後継者育成計画に基づき、Heinz K. Junkerによる直接指導の下、これまで数か月をかけて万全な引継ぎ準備が進められてきました。
「MAHLE Supervisory Boardを代表してHeinz K. Junker氏に感謝申し上げると共に、Chairmanとしての職責を全うされたことに心から敬意を表します。Supervisory BoardのChairmanとして長年にわたりでリーダーシップを発揮され、多大なる献身と豊富な知識、そして泰然自若とした対応で困難な局面を乗り越え、MAHLEが未来志向型企業へと発展する基礎を築いていただきました」と Michael Machtは述べています。「Junker氏の末長いご多幸をお祈り申し上げます」
「この度MAHLEを退職されるHeinz K. Junker氏は、当社のために多大なる尽力をされた方です。Junker氏がこれまで30年にわたりMAHLEを導いてきた類まれなる情熱と献身に、MAHLE全従業員とManagement Boardを代表して感謝申し上げます。Junker氏はその先見性と不断の尽力で、MAHLEの成功に大きく貢献されました。近年は当社の変革を細やかな気配りで主導されてきました」とManagement Board Chairman 兼 CEO のArnd Franzは述べています。「Management Boardと緊密な協力関係を築き、そして信頼を寄せてくださったことに感謝申し上げます。困難な局面においても、Junker氏の知識や経験、そしてサポートに全幅の信頼を置いてまいりました。MAHLEチーム一同より、今後ますますのご成功を心よりお祈り申し上げます」
「従業員を代表し、Heinz K. Junker氏の長年にわたる信頼とご協力に心よりお礼申し上げます。今後のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます」とSupervisory BoardのDeputy ChairmanであるBoris Schwürzは述べています。「Michael Macht氏と建設的な協力関係を築き、現在の厳しい環境下に対応しながら、未来に向けたMAHLEのポジションの確立を進めていきたいと考えています」
Heinz K. JunkerはRWTH Aachen University で博士号を取得後、1996年にMAHLEに入社しManagement Boardメンバーに就任。そのおよそ6カ月後にCEOに就任し、2015年まで同職を務めます。この間、JunkerはMAHLEの開発力の強化に注力し、祖業であるピストンから製品ポートフォリオを飛躍的に拡大させるなど手腕を発揮。その結果、売上高を8倍となる115億ユーロに大幅に増加させ、MAHLEを世界的テクノロジー企業へと発展させることに成功しました。同時に、JunkerはMAHLE創業以来最大規模のM&A案件となる、旧Behr Groupの吸収合併を主導し、成功させています。当買収により、戦略的重要分野であるグループの熱管理事業の強化を図っています。当事業を担う「サーマル&フルードシステムズ事業部」の売上高は、今やグループ連結売上高の50%を占めるまでに成長しています。Supervisory Board Chairman就任後のJunkerは、現在のグループ戦略である「MAHLE 2030+」の策定に重要な役割を果たし、電動化、熱管理、持続可能な内燃機関などの未来志向分野を核に据えながら、製品ポートフォリオの再構成を図り、最近ではグループの再編成を完了させています。
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About MAHLE (本社:ドイツ/日本支社:東京都豊島区)
MAHLE(マーレ)は、今日のグローバルな自動車業界において、乗用車と商用車両分野の開発パートナーおよびサプライヤーです。 1920年に設立されたマーレグループは、電動化と熱管理の戦略的分野に焦点を当て、将来の「Climate Neutral」なモビリティの実現に取り組んでいます。また、燃料電池や水素などの再生可能な燃料で稼働するクリーンな燃焼エンジンなど、炭素排出量をさらに高効率に削減するための技術にも焦点を当てています。
現在、世界中の2台に1台がマーレのコンポーネントを搭載しています。マーレは世界中約68,000名の従業員を135の生産拠点や11のテクノロジーセンターに配置し、28か国に拠点を置いています。また、2024年には約117億ユーロの売上を計上しました。
日本においてマーレは、幅広い専門知識を活用しながら今日まで50年以上事業を継続して参りました。またアジア太平洋地域の本社機能を担うことで、日系大手自動車メーカーの国内外すべてのビジネスをサポートしています。現在、日本のマーレグループは国内17拠点に約2,600名の従業員を擁しています。
マーレジャパン公式サイト: https://www.jp.mahle.com/ja/
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