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みんな違って、おもしろい。通称「民博」の舞台裏に迫るノンフィクション『変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館』発売

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CEメディアハウス

株式会社CEメディアハウスは、2025年9月29日(月)に『変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館』(https://www.amazon.co.jp/ /dp/4484221314)を発売いたしました。

世界最大級のコレクション数を誇る大阪・吹田市の民族学博物館、通称「民博(みんぱく)」。その背景にいるクセ強研究者たちの素顔と展示のヒミツに迫る一冊です。

目次

好きな人にとってはたまらないパラダイス。なのに意外と知られていない。訪れる人も、なかにいる人たちも変わり者。変わり者たちの秘密基地。

大阪に生まれ育ち、遠足でも、大人になってからも、何度も通ってきた民博だが、いままで何度訪れても、その舞台裏はほとんど見えてこなかった。そしてそのわからなさに惹きつけられてきた。

展示の背景には人が、いる。

誰がいる?

何してる?

市井のいち民博ファンとして、その人たちの素顔にずっと興味を持ってきた。

だから、

物ではなく、人。

民博の人たちにフォーカスする。

民博の人たちのことをお伝えする。

それが本書の目的だ。

ー「はじめに」より ミンパクチャンの言葉ー

◆民博って、こんなところ

◆設立に携わった人がすごすぎる

財界人で民俗学者の渋沢敬三、初代館長は梅棹忠夫、太陽の塔の岡本太郎、建築は黒川紀章。※略敬称

◆圧倒的展示数は34万7000点&全長5キロ!

歩いても歩いても見終わらないほどの展示数もすごいが、歩行距離も半端ない。行くときは「スニーカー」が絶対おすすめ。※比較:東京・国立博物館の平常展の展示数は3000点程度

◆「なぜこれを持ってきた?」と言いたくなる

おびただしい数の仮面、民族衣装、儀礼のための怪しげな道具、世界のパンから墓標まで、研究者たちが世界中から収集した資料を展示している。

◆「ガラスケースに入れたらあかん」展示は、剥き出し状態!

見るだけではわからない。触って、重さや匂いを知ることで、そのもののコンテクストがわかるという、初代館長の強いこだわりによって実現した「露出展示」。

◆博物館である以前に「研究所」

文部科学省所管の大学共同利用機関で大学院機能も併せ持つ。よって勤務するのは学芸員ではなく研究者で、展示は研究発表の場になっている。

◆くせ強研究者の皆さんと研究テーマ

樫永真佐夫教授 … 本書の案内人。ベトナムの黒タイ族

島村一平教授 …… モンゴルのシャーマン、ヒップホップ

広瀬浩二郎教授 … 触文化、日本の琵琶法師瞽女(ごぜ)

河西瑛里子助教 … イギリスのペイガニズム、魔女

山中由里子教授 … 比較文学比較文化、驚異と怪異

川瀬慈教授 ……… エチオピアの吟遊詩人

鈴木英明准教授 … インド洋の奴隷や物の交易

末森薫准教授 …… 保存科学、敦煌(とんこう)莫高窟(ばっこうくつ)

【コンテンツ紹介】

第1章:YOUはどうして研究を?

●5分でモームリ、法学部

研究室フロアの事務室に麦茶/研究室の本とパン/

大学に通わず歌舞伎町に通う/ユーラシア大陸のバックパッカー/

是枝裕和監督に憧れてテレビマンに/まさかの博物館映像部への配属 ほか

第2章:そんなこんなで秘密基地

●出会ってしまった、インドの史料

スキンヘッドにダブルのスーツ/エロ動画検索ではないんだが……/

普通に生きている人たちを記録したい/インドの文書館で奴隷に目覚める ほか

第3章:博士たちの異常な愛情

●世界は不思議に満ちている

町おこしの手本のような町/スピリチュアルが経済を回す/

たしかに薬草ではあるけれども……/女神イベントで意識朦朧……/

日本の魔女ブーム:となりにいる魔女たち/魔女とフェミニズム:魔女も社会の一員 ほか

第4章:歩行距離5キロの本館展示

●博物館の未来の可能性

全盲の研究者、アメリカで博物館をめぐる/ボランティアとの連携/

解説のテキストが最小限の理由/「触ったらダメ!」とは書かれていない/

「見学」する場という前提に対して

第5章:33万点超のブツを守り抜く砦、収蔵庫

●大量のブツを整理してすべて収蔵

資料を熟覧する場所:展示準備室/節電しながら管理します:収蔵庫/

収納箱は職員の手づくり:収蔵の工夫

博物館で保存するということ  ほか

第6章:マニアックな企画展と特別展

●コロナ禍のユニバーサル・ミュージアム

●特別展は終わらない:巡回展の魔力

困難の連続で試された本気/アマビエの予言/

巡回展はローカル色を盛り込む/民博の研究者にとって特別展とは何か? ほか

第7章:民博と研究者が伝えていくこと

●「おかしいやん」が問いをくれる

シャーマンとラッパー/教科書で習うディス/

大喧嘩して気づいた距離感の違い/お父さん、勝手に靴下履いてるし……/

殴られながら考えたこと ほか

【プロフィール】

◆監修者:樫永真佐夫(Masao Kashinaga)

国立民族学博物館教授/文化人類学者 1971年兵庫県生まれ。2001年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。2010年、第6回日本学術振興会賞受賞。著書に『道を歩けば、神話-ベトナム・ラオス つながりの民族誌』『殴り合いの文化史』( 左右社) 他多数。2023年より『月刊みんぱく』編集長。ボクシング、釣り、イラスト、料理など、いろいろする変人二十面相。

◆著者:ミンパクチャン(Minpakuchan)

ルポライター 市井の国立民族学博物館ファン。

【書誌情報】

『変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館』

樫永真佐夫 監修

ミンパクチャン 著

四六判・352ページ

2200円

CEメディアハウス

Amazon:https://www.amazon.co.jp/ /dp/4484221314

楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18337337

※電子書籍も同時発売

◆本件に関するメディア関係者からのお問い合わせ◆

【主婦の友社広報窓口】

株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部

pr★c-pub.co.jp(★は@に変換してお送りください)

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月29日 17時20分)

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