ベクター・ジャパン株式会社

2025年9月18日(木)、ベクター・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹野 清嗣)は、「Vector SDV Symposium Japan 2025」を開催しました。
会場には多数の業界関係者が来場し、ソフトウェアファーストやSoftware-Defined Vehicle(SDV/ソフトウェア・デファインド・ビークル)、Vehicle OSといったキーワードを軸に、現在進行中の技術革新とその実装に向けた取り組みについて、熱心に耳を傾けていただきました。

国内外の自動車メーカー様、サプライヤー様、テック企業様による多様な講演が行われ、SDVの実装に向けたリアルな取り組みや課題、今後の展望が共有されました。
会場は、品川駅から徒歩でアクセス可能な大規模イベントホール「品川インターシティホール」にて開催されました。
本イベントでは日本語講演に加え、ベクターのドイツ本社であるVector Informatik GmbHより来日したDr.-Ing. Markus Oertelによる英語講演も行われました。同時通訳にて、グローバルな視点から見たSDVの進化と、ベクターがこれまでに蓄積してきた知見が紹介され、参加者の関心を大いに集めました。

また、以下の企業様による講演も行われ、SDVの実装に向けた最前線の取り組みが紹介されました。
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パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
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アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
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株式会社デンソー
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Astemo株式会社
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日本マイクロソフト株式会社
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日産自動車株式会社
会場内では、ベクターによる最新の製品デモ展示に加え、以下の7社の企業様による展示ブースも設置され、講演の合間には多くの参加者がコーヒーを片手に立ち寄り、活発な情報交換が行われていました。
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Amazon Web Services (AWS)
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アーム株式会社
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日本マイクロソフト株式会社
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NXP Semiconductors
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QNX
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Synopsys
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Texas Instruments

講演終了後には懇親会が開催され、多くの参加者が引き続きご参加くださいました。業界を越えた交流の場として、情報交換や新たなつながりの創出に貢献する貴重な時間となりました。

「Vector SDV Symposium Japan 2025」は、SDVという次世代のモビリティを支える技術に対する関心の高さを改めて実感する機会となりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後もベクターは、業界の皆様とともにSDVの未来を切り拓いてまいります。
ベクター・ジャパン株式会社について
電子システムの開発、CAN、車載Ethernetなどのさまざまなネットワークを構築するためのソフトウェアツール、組み込みコンポーネントを提供するリーディングカンパニーです。
車載Ethernet、E-モビリティ、AUTOSAR Adaptive、自動運転 (AD)、先進運転支援システム (ADAS)、コネクテッド、セーフティ/セキュリティ、Software-Defined Vehicle(ソフトウェア・デファインド・ビークル/SDV)、Vehicle OSなど、これまでにない先進技術が求められるなかで、ベクターは長年の実績と高い技術力に裏づけられた技術サービスを通じて、自動車業界をはじめ、あらゆる業界のソフトウェア開発者の方々に、組み込みシステム開発に必要なツールやソフトウェアコンポーネントを提供しています。
自動車開発分野におけるデファクトスタンダードとなっているベクターのソリューションは、商用車、建機、農機、航空宇宙 (アビオニクスネットワーク、ハイブリッド電動航空機)、鉄道、輸送、医療機器、産業機器 (インダストリー4.0、IIoT)など、他のミッションクリティカル分野の多様なニーズにも対応しています。
本社はドイツ(シュツットガルト)に在り、拠点はアメリカ、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、オーストリア、ルーマニア、スウェーデン、日本、中国、韓国、インド、ブラジルに広がり、世界14か国33拠点に4,500名以上の社員を擁しています。
お客様の期待に応え、共に課題を解決していくことが、我々のモチベーションであり、原動力です。
所在地(東京本社):〒108-0075 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 31F
設立:1998年8月
代表取締役社長:丹野 清嗣