合同会社 I like
6年間の不登校体験から生まれた「好きから学ぶ」新しい教育
合同会社I like(本社:東京都港区、活動拠点:千葉県船橋市、代表社員:関口桃子)は、子どもたちが「好き」から学ぶ新しい教育の場を目指し、2025年3月、親子で会社を設立しました。
その第一歩として、小学生から高校生を対象として、PBL(Project Based Learning)の手法をベースにした自分の好きを探究する教室「ライクスクール」を10月から無料で開催いたします。

不登校がきっかけに起業へ ~高校1年生の代表・関口桃子が起業をした理由~
合同会社I like代表の関口桃子(15)は、現在高校1年生。今回親子で起業をした理由は、自身の経験がきっかけでした。小学3年生から中学3年生まで、6年間にわたって不登校を経験。
「学校に行けない自分はダメな人間だ」と深く落ち込む日々が続きました。
転機となったのは、父との何気ない会話。
「桃子は何が好き?」というシンプルな問いかけから始まった対話の時間。そこで初めて、「好きを探求する楽しさ」そして、「好きなことを通じて学ぶ喜び」を発見したのです。
そして、気づきました。「好きなことをもっと深められる学校があれば、毎日楽しく学んで過ごせるのに…」と。
〈背景〉深刻化する子どもたちの現実 ~好きから始める新しい学校の形を~
この体験は決して1人だけの特別なものではありません。
文部科学省の最新調査によると、2023年度の不登校児童生徒数は小中学校合わせて約30万人と過去最多を記録。さらに深刻なのは、厚生労働省の発表による小中高生の自殺者数で、2024年には529人と過去最多となっています。
「この数字の一つひとつが、かつての私と同じように苦しんでいる子どもたちです。好きを探求する時間が生きる希望だったように、自分らしく学びを楽しめる場所を作れると、変わるのではないかと考えています。」
ライクスクールは「先生」のいない教室 ~PBL手法で「好き」を探究~
合同会社I likeが提供する「ライクスクール」は、従来の教育とは全く異なるアプローチを取ります。
特徴:
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「先生」は存在せず、ファシリテーターが対話を重視
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一人ひとりが自分の「好き」と出会うきっかけづくり
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PBL(Project Based Learning)手法をベースとした自由な制作活動
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仲間との発表・共有を通じた学びの深化
今回、千葉県で開催する無料体験でスクールでは、ファシリテーターを関口太郎が務め、小学生から高校生までの子どもたちが自分の好きを自由に語り合い、学びを楽しめる場所をつくります。
ライクスクール 無料体験教室
9月から、全4回の無料体験教室「ライクスクール」を実施。
小学生から高校生までを対象に、年齢や立場に関わらず「好き」を
軸に学びを広げられるようなプログラムを設計しています。
「ライクスクール」体験教室 概要
名称:ライクスクール 体験教室(全2回)
対象:小学生〜高校生
日程:2025年10月18日、26日 15:30~17:30
会場:浦安市 市民プラザ ウェーブ101
参加費:無料(全2回)
定員:8名
申込方法:以下URLよりお申込み

代表プロフィール

関口 桃子
合同会社 I like 代表。千葉県船橋市在住。15歳。2025年4月より通信制高校「ベネッセ高等学院」に入学し、船橋校に週5日通学中。小学3年生から約6年間の不登校を経験するなかで、好きなことを深掘りすることから既存の教育にとらわれない学びのあり方に気づき、オルタナティブスクールの創設を志すようになる。2025年3月に父とともに合同会社 I like を設立し、代表社員に就任。現在はコーチング資格取得の学習にも取り組みながら、子どもや若者の学びを支援する活動を展開している。同年3月、野毛坂グローカル主催の第5回SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文コンテストにて大賞を受賞。今後は、自らの経験を活かし、「好き」を起点に学びを広げていく場として「ライクスクール」の運営を進めていく。
合同会社I like の目指す世界
ライクスクールでの実践を積み重ね、将来的には「好きから学ぶ学校」の設立を目指しています。自然やコミュニティとつながった新しい学びの場をつくり、子どもや若者が自分らしく生きられる、好きにあふれた社会を実現していきます。
「まだ小さな一歩ですが、この挑戦を多くの人に知っていただきたい。教育に悩む子や親に、 『新しい選択肢がある』ことを届けたいと思っています」
お問合せ
合同会社I like (担当:関口)
Web:https://i-like-this-world.studio.site/
Mail:taro.sekiguchi.ilike@gmail.com