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― UfiSpace製ハードウェアとIP Infusionのネットワークソフトウェア「OcNOS®」を活用し、高性能100Gファイバーネットワークを導入 ―
オープンネットワーキング・ソリューションの世界的リーダーであるIP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:大石 清恭)は、本日、自前のファイバーネットワークを構築しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)であるオーストリアのRiepert ITが、ディストリビューションパートナーであるEPS Globalの支援を得て、IP Infusionの「OcNOS® Service Provider(SP)」を成功裏に導入したことを発表いたします。これにより同社は、帯域幅への需要の高まりに応え、個人および企業顧客に先進のサービスを提供することが可能になります。
この度の導入により、Riepert ITは、UfiSpace製ハードウェア「S9510-28DC」と、「OcNOS®」ソフトウェアが提供するIS-IS、SR-MPLS、TI-FLA、EVPN-MPLSといった高度な機能を活用し、バックボーンリンクの10Gから100Gへのアップグレードが可能になりました。既存のシステムやインフラに制約されない新たなネットワーク敷設(グリーンフィールド)戦略を採用した本導入により、Riepert ITは、既存のMikroTikのレガシーソリューションを置き換え、最新のネットワーク技術をコスト効率よく利用し、顧客に新たな高価値サービスを提供できるようになりました。
Riepert IT 最高経営責任者(CEO)Gerald Riepert氏は、
「IP Infusionの『OcNOS』のおかげで、当社は急増する帯域幅需要に対応しながらもコストを管理可能な範囲に抑え、ネットワークを拡張することが可能になりました。IP Infusionの明快なライセンスモデルとEPS Globalのシームレスなサポートにより、この度のアップデートは容易で費用対効果の高いものとなりました。本アップデートにより、当社はお客様に自信を持って最先端のサービスを提供できるようになりました」と述べています。
EPS Global グローバルネットワーキング担当マネージングディレクター Chris Curley氏は、
「IP Infusionとの協業のもと、Riepert ITのネットワークの進化を支援できたことを誇りに思います。『OcNOS』の堅牢なオープンなネットワーク機能に、当社の合理化されたグローバルなインベントリー戦略とマルチベンダーのサポートを組み合わせることで、Riepert ITは高性能で拡張性の高いネットワークを実現することができました。当社は、複雑性を簡素化するとともにサプライチェーンのリスクを軽減することで、Riepert ITのようなISPが自信を持って効率的に事業を拡張できるよう取り組んでいます」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)大石 清恭は、
「Riepert ITの導入の成功は、『OcNOS』が従来のベンダーに比べてわずかなコストで、最新かつ拡張性の高いネットワークソリューションを提供できることを実証しています。当社はEPS Globalをはじめとするパートナーと協業し、世界中のISPが自社ネットワークを変革し、成長とイノベーションの新たな機会を創出できるように支援してまいります」と述べています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。