文化庁
国立映画アーカイブでは、10月28日（火）より第38回東京国際映画祭（TIFF）、LINHAS CULTURAL PRODUCTIONSとの共催企画「TIFF/NFAJ クラシックス ブラジル映画週間」を開催します。
日本とブラジルの間で正式な外交関係が樹立されてから130周年を迎える本年、同映画祭のワールドフォーカス部門として、1960年代から現在までのブラジル映画の秀作を6プログラム（6作品）によって紹介します。パワフルで多様性にあふれたブラジル映画の世界をこの機会に是非ともご堪能ください。
見どころ
◆ブラジル映画を世界に知らしめた作家たちの代表作
ブラジル映画の存在を世界に知らしめた1960年代の映画運動「シネマ・ノーヴォ」を牽引した映画作家グラウベル・ローシャの代表作『黒い神と白い悪魔』（1964）と『アントニオ・ダス・モルテス』（1969）、世界的な名声を獲得している巨匠ウォルター・サレスの出世作『セントラル・ステーション』(1998)を上映します。
◆現在のブラジル映画の話題作にも注目
近年のブラジル映画の国際映画祭での活躍は際立っています。本特集では、ベルリン国際映画祭銀熊賞（審査員グランプリ）受賞作『ブルー・トレイル』(2025、ガブリエル・マスカロ)をはじめとする現在のブラジル映画の話題作も取り上げます。また、ブラジル音楽の魅力を伝えるドキュメンタリー『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー（仮題）』（2025、フラヴィア・モラエス）を日本での劇場公開に先がけて特別上映します。
上映作品（6プログラム、計6作品）
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『黒い神と白い悪魔』（1964、グラウベル・ローシャ）
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『アントニオ・ダス・モルテス』（1969、グラウベル・ローシャ）
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『セントラル・ステーション』（1998、ウォルター・サレス）
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『カザ・ブランカ』（2024、ルシアーノ・ヴィジガル）ENG
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『ブルー・トレイル』（2025、ガブリエル・マスカロ）ENG
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『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー（仮題）』（2025、フラヴィア・モラエス）共同配給：リアリーライクフィルムズ／バルミラムーン ENG
★ENG＝英語字幕付
開催概要
企画名：TIFF/NFAJ クラシックス ブラジル映画週間
（英題：TIFF/NFAJ Classics: Brazil Film Week）
会期：2025年10月28日（火）－11月2日（日）
会場：国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU［2階］
主催：国立映画アーカイブ、東京国際映画祭、LINHAS CULTURAL PRODUCTIONS
協賛：駐日ブラジル大使館、ギマランイス・ホーザ文化院
ＨＰ：https://www.nfaj.go.jp/film-program/tiff-nfaj-classics202509/
問合せ：050-5541-8600（ハローダイヤル）
チケット：詳細はチラシまたはHPをご確認ください。