トラストパーク
会場南側の別導線×少数定員(各日10車室)で渋滞回避と安全運用を検証。来季の一般駐車場における本格導入を見据えたデータ取得へ
熱気球大会佐賀運営委員会と九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表機関:トラストパーク株式会社/軒先株式会社)は、「2025佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」において、通常は泊まることができない会場南側・関係者駐車場の一部を”前泊・車中泊”利用に限定開放する車泊(くるまはく)の実証を行います。会場北側・一般駐車場とは分離した導線により、来場ピーク時間の回避分散化と安全な入退場を検証。収集した滞在・行動・満足度データ等をもとに、来年度の北側一般駐車場での車泊サービス本格導入を検討します。

< 大会スケジュール >

○ 背景・目的
佐賀バルーンフェスタは、明け方に開始される競技フライトが人気で、特に土日祝の国道と北側一般駐車場(約4,000台)は、渋滞・満車・迷惑駐車、さらに宿泊施設の不足が恒常課題にあります。これに対し、南側の関係者駐車場をシェアリング活用し、予約による前泊観戦を可能とすることで、別導線化と来場時間の分散化を図る実証を行います。2024年は嘉瀬川河川敷の冠水リスクにより会場内での競技・イベントは2日目以降中止となりましたが、各日10車室×6日=60組の予約は即完売していました。
2025年も車泊による“前泊・車中泊”の有効性を、安全運用・滞在行動・混雑状況等の観点でデータを収集・検証します。
< 効果検証 >
・交通ピーク回避分散化(前泊による来場時間の分散)
・体験満足度の向上(バルーン競技を車のそばで観戦)
・地域経済への波及(夜~早朝の飲食・物販など時間帯需要の創出)
・来季の本格導入に向けた運用要件の明確化(収容台数・料金・動線・静穏エリアなど)
本実証結果は、持続可能な観戦の仕組みづくりと来季の北側一般駐車場におけるルール整理に活かします。
○ 実施内容

【 チケット販売 】
車泊・RVパークsmartサイトから予約チケットをお申込みください
< 受付期間 >
10月6日(月)10:00 ~ 10月13日(月)23:59 [抽選方式]
https://rvparksmart.jp/rv-smart/trial/2025balloon.html
< 当選発表 >
10月17日(金)
※定員に満たない場合は二次募集を予定(10/20~10/22)
< 経路・実証地 >

【 Webアンケート調査を開始 】
10月1日より、Webサイト「トラストナビ」にて、佐賀バルーンフェスタおよび「前泊・車中泊」に関するアンケート調査を開始いたしました(URL:https://mdh.fm/e?kA402XPcjc)。
【 主催/運営連携 】
・佐賀市、熱気球大会佐賀運営委員会(車泊スペースの整備提供)
・軒先株式会社(チケット販売サービス『Ticket Pass』の運営)
・トラストパーク株式会社(車泊・前泊サービスの実証検証)
≪ 参考 ≫
※車泊(くるまはく)とは?
未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用し、有料での車中泊を可能とするルール整備と、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」などの導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に滞在することで、地域経済の活性化を図るシェアリングエコノミー型のDX(Destination eXperience)事業です(動画: https://www.soumu.go.jp/midika-iot/project/373/ )。
■ リリースに関するお問い合わせや取材は、下記までお問い合わせください
トラストパーク株式会社
ソリューション部 西岡、田ノ上
特販部 徳原、有隅
TEL:092-437-8934