Relic
出版レーベル「Relic Publishing」第2弾として刊行

事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋貴朗、以下、Relic)が展開する出版レーベル「Relic Publishing」は、2025年10月1日(水)、第2弾書籍となる『深技興国 ディープテックによる未来産業論』(著:金子佳市)を刊行します。
本書は、研究室で生まれた技術シーズが社会に届かずに失われていく「死の谷」を越え、未来産業へと昇華させるための実践知を産学官・投資・事業の現場視点から統合し、体系化したものです。著者は、これまで300件以上のディープテック領域の事業化に伴走してきた第一人者・金子佳市(Relic執行役員/ディープテックイノベーションセンター長)です。技術の深淵から国家戦略へとつなぐ産業デザインを描き出し、「深技興国」という新たなビジョンを提示します。
本書の刊行は、Relicが知の発信と挑戦の循環を実現するために立ち上げた出版レーベル「Relic Publishing」の取り組みの一環です。
■書籍概要

【書籍情報】
タイトル:深技興国 ディープテックによる未来産業論
著者:金子 佳市(株式会社Relic 執行役員/ディープテックイノベーションセンター長)
発売日:2025年10月1日
価格:1,930円(税抜)
※Kindle価格は、Amazonのキャンペーン等により変動することがあります。
販売:Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)ほか
Amazon URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FSYLD72G
【書籍への推薦コメント】
東京農工大学 学長特任補佐 / Dejima Intelligence株式会社 代表取締役社長 濵田 隆徳氏
「AIの源流を辿れば、ニューラルネットや深層学習の萌芽を日本人研究者が先駆的に示していた事実は広く知られていない。わが国は知を活かしきれず主導権を逸した経験を重ねてきた。しかし今や官民の起業支援が定着し、大学発の知を資本・制度・人材と結びつけて社会実装へと導く土壌が整いつつある。持続的な価値創出を実現し、日本が再び世界の先頭に立つ可能性は現実味を帯び始めている。本書はその羅針盤であり、次代の産業リーダーを育む必読の一冊である。」
【目次】
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序章 未来産業への羅針盤としての『DeepTech Nation』
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第Ⅰ部 シーズ、死の谷を渡る
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第Ⅱ部 構造設計の原則とツール
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第Ⅲ部 産業実装と国家戦略へ
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終章 深技興国へ──未来を設計するのは、あなた自身
【著者プロフィール】

金子 佳市(かねこ けいいち)
株式会社Relic 執行役員/ディープテックイノベーションセンター長
大阪工業大学 客員准教授 / 東京農工大学 理事付教員(産学官連携研究員)
1993年、京都府舞鶴市生まれ。3児の父。
自身のキャリア感から地域で生み出された技術が社会実装されることで、日本社会が良い方向に変革されていくと確信している。
新卒で入社したパナソニック株式会社にて調理家電用インバータ開発と社内新規事業創出PJリーダーを務めた後、経営企画部で新規事業に従事。その後、独立系VCおよび複数ブティックにて事業開発支援を開始。上場ベンチャーや複数のスタートアップにて新規事業責任者を経て2023年に独立し、
Y2 Incubate合同会社と一般社団法人ディープテック・スタートアップ・サポーターズ協会を創業。2024年に株式会社Relicに参画。ディープテックプラクティスを立ち上げ、戦略策定からエグゼキューション支援および投資実行まで一気通貫で支援。戦略的思考方法や、技術経営手法を大学で講義するなどディープテック支援者としてのスキル普及に努める。
専門は技術経営とパワーエレクトロニクスで、IEEE・電気学会より複数受賞。
学歴
大阪工業大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 博士前期課程
グロービス経営大学院大学 経営研究科 経営専攻
立命館大学大学院 テクノロジー・マネジメント研究科 テクノロジー・マネジメント専
攻 博士課程後期課程
■出版レーベル「Relic Publishing」について
Relic Publishingは、イノベーション創出に資する知的資本の価値を社会に届ける出版レーベルです。生成AI技術を執筆・編集・デザインといった創作工程に導入することで、短期間・低コストの出版スキームを革新。「知の流通」を最大化することで、日本の新規事業開発を加速させることを目指します。
■Relicが目指す「1人1冊・1事業」構想について
Relicグループは創業以来、「すべてのメンバーが事業家であり専門家/有識者である組織」を目指し、社員一人ひとりが自身の思想や経験、専門性を活かして事業を構想・推進(=1人1事業)し、それらを社会と共有(=1人1冊)していく文化を築いてきました。
「1人1冊・1事業」構想は、こうした組織思想を制度として明文化し、組織に実装する戦略的な取り組みです。その中核を担うのが戦略子会社・SenQ AIであり、生成AIやノーコードといった技術を活用し、非エンジニアも含む全社員が小さな事業をスピーディに立ち上げることを支援します。そして、立ち上げた事業の知見や実践知を明文化・体系化する役割はRelic Publishingが担います。
出版と事業化という両輪を通じて、組織の知的資本と挑戦の成果を社会と接続し、採用・育成・ナレッジ継承・共創機会の創出など、Relicの持続的成長に資する仕組みとして展開していきます。
■事業共創カンパニーRelicについて

Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」として、 世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、 総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開しています。
新規事業開発業界において国内シェアNo.1(※)を誇り、これまで5,000社以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップの規模や成⻑を実現しています。
※2024年,「新規事業開発におけるブティックコンサルティング市場調査」,株式会社Relic・株式会社デジタルインファクト,https://relic.co.jp/press-release/54696/

株式会社Relic
会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業、イノベーター人材育成支援、地方創生・地域イノベーション事業、イノベーション・ワークプレイス事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/