株式会社日比谷花壇（本社：東京都港区、代表取締役社長：宮島浩彰）は、指定管理者として新たに運営を受託した長野県軽井沢町の重要文化財旧三笠ホテル（所在地：長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1339番342）が、約5年半に渡る耐震補強を含む大規模保存修理工事を完了し、2025年10月1日（水）にリニューアルオープンしたことをお知らせします。

1906年に実業家・山本直良によって創業された旧三笠ホテルは、ガス灯のシャンデリアや英国製カーペットなど、当時最高峰の設備を誇り、もてなしの場として多くの文化人や政財界人に愛されてきました。1970年にホテル営業を終了したのち、1980年5月には日本の近代を代表する純西洋式建築として国の重要文化財に指定され、以降、年間約7万人の観光客が訪れる軽井沢屈指の観光名所となっています。

今回のリニューアルでは、建物の耐震補強を含む保存修理工事に加え、来場者がより快適に過ごせるよう、機能性と歴史的調和を両立させた整備を実施しました。

リニューアルに伴い、建物内には、ウエディングの前撮りや座談会など様々な用途でご利用いただける貸室や、明治・大正期に想いを馳せながらコーヒーやデザートをお楽しみいただけるカフェスペース、旧三笠ホテルの歴史を感じられるオリジナルグッズを販売するミュージアムショップを新設したほか、レトロな衣装を纏い、まるでタイムスリップしたかのような気分になれる貸衣裳サービスも新たに開始します。

日比谷花壇は、全国の公共施設運営で培ったノウハウと、花とみどりの事業から生まれるウェルビーイングな発想を掛け合わせ、旧三笠ホテルを単なる観光地ではなく、訪れる人々の心身を豊かにする文化交流拠点としていきたいと考えます。

そして、旧三笠ホテルの優美な歴史的・文化的価値を守り、未来へと継承するとともに、多様な利用者から親しまれる施設として、地域社会と歩みを共に進めてまいります。

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【施設概要】

出典：PR TIMES

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