株式会社CyberOwl
趣味・娯楽や教育費にも利用、消費者にとっての“セーフティーネット”の実態
株式会社CyberOwl(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中啓太、読み:サイバーアウル)が運営するマネ会 by Amebaは全国の男女300名を対象にカードローン利用について、インターネット調査を行いました。

今回の調査では、カードローンの利用経験がある人は全体の12%にとどまり、多くの人にとってはまだ身近な存在ではないことが明らかになりました。
利用目的としては「生活費の補てん」が最も多く、次いで「趣味・娯楽」や「教育費」が挙げられています。利用を検討する場面としては「急な出費」や「まとまった支払い」が中心で、カードローンは日常利用よりも“いざという時の備え”として意識されている実態が浮き彫りとなりました。
●調査サマリー
1.カードローン利用経験者は全体の12%にとどまり、88%は未経験
2.利用目的は「生活費の補てん」が最多(47%)、次いで「趣味・娯楽」(36%)
3.今後利用を想定する状況は「急な出費」(38%)や「まとまった支払い」(25%)が中心
●調査結果詳細
1.利用経験は12%にとどまる
「カードローンを利用した経験がある」と回答した人は12%(36人)にとどまり、88%(264人)は「利用経験なし」でした。

近年、カードローンは銀行や消費者金融にとって主要なサービスとして広告露出が増えていますが、実際の利用はまだ限定的であることが分かります。
2.利用目的 ― 生活費の補てんが最多
利用経験者に目的を尋ねたところ、最も多かったのは「生活費の補てん」(47%)、次いで「趣味・娯楽」(36%)、「教育費」(17%)、「医療費」(14%)でした。

生活費不足を補う目的での利用が最多という点は、収入と支出のギャップを埋めるためにカードローンが「セーフティーネット」として機能していることを示しています。
一方で「趣味・娯楽」にも一定の割合が見られることから、余暇活動や旅行のために短期的に資金を調達する手段としても利用されている実態がうかがえます。
また、教育費や医療費といった「必要性が高い支出」にもカードローンが使われており、急な入院や授業料の納付など予期せぬ出費が発生した際の“頼れる手段”として認識されていることが分かります。
3.今後利用を想定する状況
「今後カードローンを利用するとしたら」という質問では、
「急な出費があったとき」:38%
「まとまった支払いが必要なとき」:25%
「収入が一時的に不足したとき」:23%
といった回答が上位を占めました。

カードローンは日常的に利用するものではなく、「突発的な資金需要」に備えるための存在として意識されていることが分かります。
たとえば冠婚葬祭や家電の買い替えなど、避けられない支出に直面したとき、すぐに使える資金調達手段として利用が検討される傾向にあります。
利用経験者は少数派ながら、生活費や急な支出を補うための「いざという時の備え」としてカードローンが活用されている実態が浮き彫りとなりました。
日常利用というより、予期せぬ出費に直面した際の一時的な資金調達手段という位置づけが中心で、消費者にとっては安心材料を確保するための選択肢の一つといえます。
●調査概要
調査方法:インターネット調査(調査ツール「Freeasy」を利用)
調査対象:全国の300名
調査期間:2025年9月9日
調査主体:株式会社CyberOwl