つながりAI株式会社
~24時間365日パパママに寄り添うパートナー『AIちゃん』~


つながりAI株式会社(東京都港区、代表取締役:駒崎弘樹)は、臼杵市と連携し、2025年10月10日より子育て世帯を対象とした相談AI「ちあぽーと子育てAIパートナー」の実証実験を開始します。
本実証実験では、子育て中のお父さんやお母さんなどがLINE上で気軽に利用できるAI「AIちゃん」を通じて、日常の小さな悩みから深刻な相談までを受け止め、必要に応じて専門職相談員や地域の関係機関につなげます。子育てを一人で抱え込まずにすむよう、いつでも寄り添う「心強いパートナー」としての役割を目指します。
臼杵市の特性と子育て支援の取り組み
臼杵市(人口約3万3千人)は、歴史的な城下町の景観と豊かな自然が調和するまちです。地域のつながりが強い一方で、全国的な傾向と同様に少子化や子育て世代の孤立といった課題に直面しています。
市では、臼杵市子ども・子育て総合支援センター「ちあぽーと」を拠点に、妊娠期から子育て期までワンストップで相談に対応できる体制を整えてきました。保育や教育環境の充実に加え、病児・病後児保育、家庭児童相談など、多様な支援を展開し、子育て世帯の安心につなげています。
今回の「ちあぽーと子育てAIパートナー」は、こうした取り組みをさらに進める新たな一歩として、デジタル技術を活用し、子育て中のお父さんやお母さんなどが“気軽に・安心して”相談できる仕組みを提供する先駆的な試みです。
臼杵市長のコメント
臼杵市は、子育てしやすく、働きやすいまちづくりをめざして、「ちあぽーと」や市内こども園などと連携し、切れ目のない支援体制の整備を進めてまいりました。
このたび開始する「ちあぽーと子育てAIパートナー」は、子育て世代の皆さまにとって、子育てに悩みを抱えた方のハードルを下げ、時間や場所を問わず寄り添ってくれる新しい相談の形です。AIによる気軽な傾聴と、必要に応じた専門職へのつなぎを組み合わせることで、子育ての安心感を高められることを期待しています。
『うすきAIちゃん』の特徴
今回導入する「ちあぽーと子育てAIパートナー」は、臼杵市の子育て世帯がLINEを通じて親しみやすいキャラクター「うすきAIちゃん」に相談できる仕組みです。うすきAIちゃんは、いつでも話を聴いてくれる存在として設計されており、子育て中のお父さんやお母さんなどにとって“心強いパートナー”です。
AIが初期対応を行うことで、ちょっとした気持ちの吐き出しから深刻な悩みまで気軽に相談でき、孤独感や不安の軽減につながります。緊急性の高いケースについては、つながりAIの専門職が対応し、必要に応じて関係機関につなげる体制を整えています。
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24時間365日対応
日常の小さな悩みから深刻な不安まで、時間を問わず受け止めます。 -
気軽に使えるLINE連携
普段使っているLINEアプリ上で利用できるため、新たなアプリのインストールは不要です。 -
幅広い相談内容に対応
子育ての悩みや子どもの発達、日常のストレスなど、さまざまな内容を気軽に相談できます。 -
専門職との連携
AIがキャッチした内容を必要に応じて相談員につなげることで、人とAIが協力して保護者を支えます。

実証実験の概要

対象 |
臼杵市の子育て世帯 |
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期間 |
2025年10月10日~2025年12月末まで |
方法 |
LINE等のプラットフォームで「ちあぽーと子育てAIパートナー」を提供。育児の悩み、日常のストレスや友達関係まで幅広く相談可能。AIによる応答・傾聴の後、必要に応じて相談員がサポートまたは関係機関へ案内。 |
評価指標 |
利用者数 夜間休日の利用率 深刻な課題の早期発見件数 利用者満足度(相談しやすさ、不安の軽減等) |
今後の展望
つながりAIでは、臼杵市をはじめ各地での実証実験の成果を踏まえ、全国の自治体への展開を進めてまいります。子育て支援だけでなく、孤独・孤立、ヤングケアラー、虐待、いじめ、自殺予防など幅広い領域においてAI相談サービスを活用し、地域社会に「もうひとりのパートナー」を届けることを目指します。
つながりAI株式会社 について
つながりAI株式会社は、AI技術で社会課題を解決するスタートアップ企業です。従来は人手に頼っていた「相談業務」に生成AIを活用することで、これまで救えなかったたくさんの人々を救いたいと考えています。具体的には、孤独・孤立の悩みを傾聴するAIチャットサービスの開発など、誰もが気軽に相談できる仕組みを通じて人々のつながりを支援する事業を展開しています。
会社名:つながりAI株式会社
所在地:東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー15F CIRCLE by ANRI
代表者:駒崎弘樹
