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没入体験型の古民家ホテル〈若槻 津和野〉開業|10月17日より週10組限定で運営開始 & 開業特別プランもご提供

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ソーシャルデザインパートナーズ株式会社

——千の滞在が、再び酒蔵の灯をともす。酒蔵復活に向けた序章がスタート

「想いを事業に、文化を価値に」を理念に、地域文化に根差した場づくり事業を展開するソーシャルデザインパートナーズ株式会社(本社:東京都文京区千駄木、代表取締役:田中孝佳)は、その子会社である合同会社若槻(本社:島根県鹿足郡津和野町、代表:田中孝佳)において、300年の歴史を持つ橋本本店をリノベーションした宿泊施設「若槻 津和野」を開業します。

同社では、2025年度内に同じく島根県の雲南市で「若槻 奥出雲吉田(仮称)」の開業も予定しており、「若槻 津和野」は山陰地域一帯での取り組みの第一プロジェクトとして位置付けられています。

300年の歴史を持つ旧酒蔵「橋本本店」を舞台に、島根県の津和野町に新しい宿泊ブランド〈若槻 津和野〉が2025年10月17日(金)開業します。2つの庭や蔵風呂を専有する300㎡超の贅沢な「本庵」を筆頭に、蔵や別邸を丸ごと改装した貸切棟「離」からなる本施設は、1日4組のみの古民家ホテルとなります。プライベートサウナなどの快適な空間だけではなく、「無響室」や「胎内浴」といった五感に没入する唯一無二の体験を提供。さらに、一泊ごとの滞在が積み重なることで、かつて津和野を代表する酒蔵であった旧橋本本店の復建という次なる章へとつながります。

若槻 津和野(外観/内装)
目次

没入体験を生み出す新しい宿泊施設へ

若槻 津和野(以下、「本施設」)は、土地の記憶(歴史やコンテクスト)と土地の時間(美しい日常や自然、街中での交流)を、五感を通じて体験することをテーマに設計されました。

メインの部屋となる「本庵」は、橋本本店の母屋と土蔵を改装した部屋であり、有形文化財にも登録されています。本庵では、当時の空間を多く残しつつも、外界の音を遮断し内なる鼓動に耳を澄ます「無響室」や、暗闇と霧に包まれることで、生命の循環を想起させ母体に返るかのような疑似体験を得る「胎内浴」など、宿泊そのものが没入型の体験となる空間も用意しています。

また本庵の他には、敷地内に土蔵や別邸を改装した「離」の3室と、津和野ガストロノミーレストラン「若槻茶寮」を併設しています。離は、専有庭やプライベートサウナなどの快適な空間を設えている「壱乃庵」と、土蔵二棟をそれぞれ改装しプライベートな空間に仕上げた「弐乃庵」「参乃庵」からなります。

若槻 津和野 の全体マップ

本物志向の大人のための、静かな隠れ宿へ

若槻は「スモールラグジュアリー」や「オーベルジュ」と位置づけられますが、私たちはそれだけでは語れない存在だと考えています。

1日4組限定の贅沢な空間設計や、土地の食文化を昇華させたガストロノミー体験を提供しながらも、私たちが本当に届けたい価値は、いわゆる高級宿や美食宿といった「モノ消費」ではありません。若槻を通じて、津和野に流れる時間や文化に溶け込んでいく「イミ消費」、さらには体験や想いが未来へと紡がれていく「イミ投資」の循環を生み出したいと考えています。

無響室や胎内浴といった五感没入型の空間、歴史的建造物を活かした一棟貸切の滞在、そして津和野という土地の文脈を背景にした料理。そのすべてが「一泊が文化を未来に紡ぐ」物語の一部として設計されています。スモールラグジュアリーやオーベルジュのような分かりやすいラベリング、SNS的な映えを追いかけるのではなく、言語化できない感覚を持ち帰り、旅の後にじっくりと余韻を味わっていただける場所でありたいと考えています。

そのため、若槻が大切にしているのは「最高級のサービス」を積み重ねることではありません。津和野に流れる自然な時間を尊重し、必要十分なかたちでお客様にお渡しすること。それは、訪れる人が土地の空気に没入し、心を解きほぐすための余白を残すことでもあります。

若槻は、本物志向の大人のための、静かな隠れ宿を目指しています。

未来へと紡がれていく「千の滞在」

本プロジェクトは2019年、酒蔵「橋本本店」との出会いから始まりました。長年空き家となり朽ちかけていた建物。その有形文化財を含む広大な敷地を、6年の歳月をかけてその一部を修繕し、まずは建物を「宿」として再建しました。そして今回の開業は「Chapter1」であり、将来的に酒蔵としての復建を目指すロードマップの第一歩となります。

私たち若槻は、土地や建物に脈々と受け継がれてきた歴史や想いと向き合い、それを次の世代へと紡いでいきたいと考えています。酒蔵として300年の歴史を持つ橋本本店。私たちはその想いを受け継ぎ、次なる目標としては酒蔵としての復建を目指したいと考えています。

そのためには、酒蔵復建のための仲間や資金の他、支えてくださる応援者や共感者の存在が欠かせないものと考えています。

私たちは、自身の想いをお伝えしていくことで、千泊のお客様をお迎えする目標を掲げています。この千の滞在をもって、次なる「Chapter2」=酒蔵復建プロジェクトを始動していきます。

個性豊かな4つの庵

本施設は、以下の客室で構成されています。

■ 本庵

専有庭を2つ備え、300㎡を超えるメインの部屋。無響室や、専有庭にある土蔵を一棟改装した温浴設備の胎内浴を配し、再生をテーマとした五感没入体験を提供

  • 室内面積:158㎡(庭を含め335㎡)

  • 特徴:2つの庭園、書斎、蔵を改装した浴室施設「胎内浴」、無響設備を備えた茶室「無響室」

  • 定員:4名(1キングベッド+2エキストラベッド)

本庵(寝室)
本庵(胎内浴、部屋の入口)

■ 壱乃庵

専有庭や、建物内にプライベートサウナを有する第二の部屋。石州瓦を研ぎこんだ人造大理石や石州和紙を空間に施し、柔らかい空間体験を提供

  • 室内面積:75㎡(庭を含め184㎡)

  • 特徴:石州瓦のダイニングと浴室、石州和紙の客間と寝室、専有サウナ

  • 定員:3名(2シングルベッド+1エキストラベッド)

■ 弐乃庵 / 参乃庵

土蔵をリノベーションしたメゾネットタイプの客室。歴史的建築の重みをそのままに、現代的な快適性を備えた滞在が可能

  • 室内面積:47~58㎡

  • 特徴:メゾネットタイプ、石州和紙をテーマにしたデザイン、広々とした浴室

  • 定員:3名(1キングベッド+1エキストラベッド)

津和野ガストロノミー「若槻茶寮」

本施設は、津和野を中心とした土地の味覚と文化を体感頂けるローカル・ガストロノミーレストラン「若槻茶寮」を併設しています(客席数12席)。ご宿泊のお客様を中心に運営を開始しますが、2025年11月以降は外部のお客様も順次お受けしていく予定です。

若槻茶寮では、現在10品の創作フルコースをご提供しています。その中において、土地が積み重ねてきた文脈を料理や食器に織り込み、味覚を通じて物語を紡ぎます。若槻茶寮は、SNS映えや華美な料理よりも、地域の食材や文化を丁寧にお渡しすることを重視しており、ゆったりとした津和野の時間を体感いただきたいと考えています。

若槻茶寮では、単なる美食体験だけでなく、滞在全体のコンセプトと響き合う文化体験を目指します。

地域の活性化に向けて

津和野は、重要伝統的建造物群保存地区に指定された街並みや、森鷗外や西周といった文化人を輩出した背景ももちあわせる等、知と文化の町として知られています。またかつては「山陰の小京都」として馴染みも深く、萩と共に主要な観光名所でもありましたが、近年においては日帰り観光が中心となり、またその認知も徐々に陰りが見えています。

しかし私たちは、津和野の持つ歴史や文化は奥が深く、それを日帰りで感じ取っていただくのは難しいと考えています。そのため、日帰り需要が中心のここ津和野において、宿泊施設にガストロノミーレストランを併設することで、滞在地へと転換を図ります。そのことで、再び津和野の認知度を向上させるとともに、宿泊事業を中心とした地域経済の活性にも資することを期待しています。

そして、累計千泊を超えた先には、酒蔵復建というChapter2を始動予定です。

「千の滞在が、再び酒蔵の灯をともす」――私たち若槻は、宿泊体験を皮切りに、酒造りや地域文化といった社会的な資産を将来世代へと受け渡す挑戦を続けていきます。

開業は10月17日、予約受付は開始

本施設は1日4組限定となりますが、オープンから2026年3月頃までは1日2組程度、また週に10組までの特別販売とし、お客様との交流や運営の質を重視した運営を行います。また、開業記念として先着30組限定の特別プラン(二食付ご宿泊プランが30%オフ)も用意しています。プランの詳細は以下をご確認の上ご予約ください。

(一休)https://www.ikyu.com/00051798/

(自社サイト)https://d-reserve.jp/GSEA001F01300/GSEA001A01?hotelCode=0000001716

五感に刻む、土地の記憶。

一泊の体験の積み重ねが、この町の物語を次の章へと導きます。

【本件に関するお問い合わせ先】

以下、開業準備室の連絡先となります。

  • 担 当:田中、西村、木村、永岡

  • メール:tsuwano_contact@waka-tsuki.jp

  • 電 話:050-1724-7362(開業後は番号につき変更予定)

  • 問合せ:https://waka-tsuki.jp/tsuwano/contact

【本施設について】

  • 施設名称:若槻 津和野

  • 所 在 地:島根県鹿足郡津和野町後田ロ218番地

  • アクセス:萩・石見空港(羽田空港からの直行便)から車で40分程度

    (萩・石見空港からはお一人2,200円で利用できる乗合タクシーも常設)

  • 宿 泊 費:1室43,000円 ~

  • 定 休 日:平日週2日(火曜日・水曜日。週により一部変更となります)。

    ※ 2026年3月頃より定休日無しへ変更予定

  • U R L :https://waka-tsuki.jp/

  • S N S :https://www.instagram.com/wakatsuki_tsuwano_/

【運営会社について】

  • 商 号:合同会社 若槻

  • 所在地:島根県鹿足郡津和野町後田ロ220番地

  • 代表者:職務執行者 田中 孝佳

  • 創 立:2022年11月8日

  • U R L :https://waka-tsuki.jp/Company

【事業プロデュース会社(親会社)について】

  • 商 号:ソーシャルデザインパートナーズ株式会社

  • 所在地:東京都文京区千駄木二丁目2番13号

  • 代表者:代表取締役 田中 孝佳

  • 創 立:2019年1月23日

  • U R L :https://sd-partners.co.jp/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年10月3日 14時30分)

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