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廃墟再生からミライへ/群馬・水上温泉で60店舗以上が連携するマルシェ開催

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東京大学大学院都市デザイン研究室

2025.10.11土-12日「ミナカミ・ミライ・マルシェ -水上温泉 廃墟再生ストーリーズ2025-」

利根川源流のまち、水上温泉街で2022年にスタートし、毎年人気を博してきた「廃墟再生マルシェ」が、「ミナカミ・ミライ・マルシェ」として発展し、新たな開幕を迎えることになりました。

日程は2025年10月11日(土)・12日(日)の二日間。マルシェ当日は、これから再生していく廃墟から、味わいを残してすでに生まれ変わった建物まで、多様な表情を持つ10ヶ所が会場となります。それぞれ固有の廃墟再生のストーリーがあり、その空間にあったコンセプトでマルシェ会場が演出されます。そしてそれら個性ある会場を舞台に、地元のお店を中心に60を超える飲食・雑貨・クラフト・展示のブースが出店予定。ローカルな魅力を存分に楽しんでいただける新しいマルシェに、ぜひご来場ください。

コンセプトは、利根川源流の温泉街を流れるようにめぐって楽しむ「10の小さなマルシェ群」。マルシェとしての賑わいは大事にしながらも、水上温泉街の未来のまちづくりとしての挑戦を含みます。その精神は、これまでもこれからも、変わりません。JR水上駅から道の駅水紀行館までのおよそ1.5kmのエリアを、様々なめぐり方で楽しんでいただくことを目指します。

地元の若手有志と、みなかみ町・株式会社群⾺銀⾏・株式会社オープンハウスグループ・東京⼤学大学院工学系研究科が連携して進める産官学金まちづくりのチームがタッグを組んで踏み出す、地域共創型まちづくりの新たなステップとなります。

「ミナカミ・ミライ・マルシェ −水上温泉 廃墟再生ストーリーズ2025−」開催概要

日程:2025年10月11日(土)・12日(日)
時間:10:30〜19:30

場所:水上温泉街(群馬県みなかみ町湯原地区周辺)

会場:

1. Walk On Water

2. 旧蒼海ホテル/湯原橋周辺

3. 旧ランドリー工場

4. 旧ひがき寮

5. 旧一葉亭正面玄関

6. matatabi

7. OCTONE Brewing

8 ほとり ゲストハウス&コワーキング

9. MIDORI SOW

10. 道の駅水紀行館

Web:https://www.minakami-haikyo-saisei.com/post/minakami-mirai-marche2025
Instagram:https://www.instagram.com/haisai_minakami/

※来場無料

※小雨決行、荒天時中止または縮小開催の場合あり

昨年は2日間で延べ4500人が来場

水上温泉街で過去3回開催された「廃墟再生マルシェ」は、見捨てられかけていた建物の魅力を掘り起こしながら開催してきたマルシェです。

第1回の2022年10月は温泉街の最奥に残っていた『旧ひがき寮』を会場に約1,300人が来場。2年目は温泉街の真ん中で利根川に面する『旧一葉亭エネルギーセンター』を会場に、2日で約3,000人。3年目の昨年は、『はしづめ』『こうえん』『うらろじ』『まちかど』のまちなか4会場を回遊いただく企画で2日間4,500人の方が訪れてくださいました。

「台湾市場」に「オープンアトリエ」、「感謝祭」も…個性ある各会場のコンセプト

水上駅付近のかつての書店を再生したブックカフェ「Walk On Water」では、台湾大好きオーナーによるプロデュースで「水上駅前台湾市場」をコンセプトにマルシェをデザイン。小籠包や魯肉飯などの台湾小吃(シャオチー) タピオカミルクティー、台灣啤酒などのドリンクに加えて、お子様から大人まで台湾夜市を愉しむ夜市遊戯(ゲーム)もやってきます。台湾ランタンの装飾もあり、台湾旅行気分が楽しめます。

独特の景観で毎年人気会場となる「旧ひがき寮」では今年5月の初開催から3回目となる「おためしオープンアトリエ#3 -ハロウィン-」を開催。季節のテーマを取り入れながら、アップサイクルやものづくり、クラフト、アートに関わる創り手たちが、作品展示・販売・ワークショップを提供します。夜にはキャンドルアーティストによる「キャンドルナイト」も開催される予定です。

温泉街南側エリアの拠点「MIDORI SOW」は廃屋になっていたアパートをリノベーションした複合施設。今回は隣地の道路用地の一部も社会実験として活用して、「農場の感謝祭」をコンセプトに”つながりを耕すミドリソウ・マルシェ”をつくりあげます。

産官学金が再生に取り組む大型廃業旅館「旧一葉亭」も会場に

「旧一葉亭」は現在、産官学金まちづくりの一環で建物を減築し、再生する事業が進められている途中で、躯体等が露わになった状態です。利根川の渓流ぎりぎりに建つ立地や、増築を繰り返した結果生まれた複雑な内部空間、様々な自然風景を切り取る力強い躯体など、再生建築の現場でしか見られない風景が味わえます。

今回のマルシェではかつての正面玄関前のスペースを暫定利用し、会場の一つとして開放します。数年後に完成する予定の広場空間をイメージしながら、実験的に活用するものです。

さらに、今年のマルシェ当日は、旧一葉亭再生プロジェクトの最新の状況もご紹介するとともに、ガイドのもと廃墟再生中の建物内部を見学できるツアーを実施します。(事前のお申し込みが必要です。こちらのページからどうぞ。)

スローモビリティ運行の社会実験も

みなかみ町と群馬大学の共同研究として運行予定の電気バスeCOM-10

「駅から駅まで」流れのままに、ゆったり楽しむスローモビリティ社会実験が同時開催されます。今回のマルシェは若干高低差もありながら1.5kmに渡る10会場。外の風景をゆったりとした速度で楽しみながら、移動そのものを楽しんでいただく交通手段をご用意します。

マルシェが行われる2日間、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターとみなかみ町の共同研究として、電気バス「eCOM-10」がJR水上駅〜旧一葉亭〜道の駅水紀行館間を運行します。

その他にもシェアバイクなど環境にもやさしい移動手段で、まちの風景を、利根川の水音を、廃墟再生の様々なスポットを、ゆっくり巡ってお楽しみください。

地域通貨がもらえるデジタルスタンプラリー

水上温泉スタンプラリー by ことつて

10の拠点を周遊する、水上温泉デジタルスタンプラリー企画も開催されます。 各拠点にて合言葉を入力することでスタンプを押すことができます。10のスタンプを集めた方には、電子地域通貨MINAKAMI HEART Payポイント500pt分をプレゼント!合言葉を聞き出すコミュニケーションを楽しみながら、お得にマルシェをお楽しみください。

スタンプラリーはみなかみの投稿型情報Webアプリ「ことつて」の1コンテンツとして実装され、「ほとり」会場がプレゼントの交換場所となります。

「木榑家の土蔵」が2日間限定で特別公開

木榑家の土蔵

水上温泉街の裏路地を分け入って進んでいくと、ちょっとした空き地に土壁のままの土蔵がポツンと残っています。置き屋根で少し軒が深く、どこか愛らしいプロポーションをしています。縁あって持ち主の方に話を聞くと、大正のあたまにはここに建っていたとのこと。当時の水上峡はまだ温泉旅館も少なく、川沿いには田畑が多く残っていたと記録に残っています。恐らくこの土蔵は、水上温泉街が急速に発展する以前のそうした農家住宅の暮らしを支える場所だったと思われます。

今回のマルシェでは、普段は立ち入れないこの「木榑家の土蔵」を特別に公開し、休憩スペースとしてご利用いただくことができます。現在、地域の方が装飾やアプローチの整備をしてくださっています。表通りからは想像できない素朴で美しい場所を、ぜひ覗きにお越しください。

出店予定者一覧

当日はおよそ1.5kmのエリア内10会場のマルシェ群において、みなかみ町内外から過去最大の60店舗以上が出店を予定。みなかみの飲食・体験・ものづくりを、そして温泉街の多様な表情の空間を様々なめぐり方で楽しんでいただくことができます。

温泉街でお店を続けて来られた方、移住して開業を予定されている方、水上温泉のまちづくりに共感してくださっている方々、二地域居住でみなかみに関わられている方など、みなかみにこれから深く関わってくださる皆さんが、それぞれの楽しみ方を持ち寄ってくださいます。

出店予定者の詳細は以下URLでご確認ください。

https://www.minakami-haikyo-saisei.com/post/minakami-mirai-marche-2025-shops

主催者情報

<主催>

ミナカミ・ミライ・マルシェ実行委員会

<共催>

みなかみ町

株式会社群馬銀行

株式会社オープンハウスグループ

東京大学大学院都市デザイン研究室

<協力>

湯原区

みなかみ町観光協会

道の駅水紀行館

みなかみホテルジュラク

群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター

群馬トヨタ自動車株式会社

株式会社Staple

株式会社再生建築研究所

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年10月3日 16時39分)

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