株式会社QPS研究所

世界トップレベルの小型SAR衛星の開発・運用を行う株式会社QPS研究所(福岡市中央区、代表取締役社長 CEO:大西 俊輔、以下「QPS研究所」)は、このたび、ファウンダーの八坂哲雄が、国際宇宙航行連盟(IAF)のHall of Fame(殿堂入り)に選ばれ、オーストラリア・シドニーで開催された第76回国際宇宙会議(IAC)のクロージングセレモニーにて執り行われた授賞式にて表彰されたことをお知らせいたします。

IAF Hall of Fameは、宇宙科学、宇宙技術、宇宙プロジェクトのマネジメント、そして宇宙開発によって人類にもたらした恩恵において、そのキャリアを通じて顕著な功績を残した人物を顕彰するものです。これまでに世界各国から、宇宙開発の進展に大きく貢献した著名な人物が殿堂入りを果たしています。
今回の受賞は、八坂が長年にわたり国内外における宇宙産業の発展に力を尽くしてきたことが高く評価されたものです。創業者が国際的に認められたことは当社にとっても大きな誇りであり、今後の事業推進への力強い後押しとなります。

なお、本年度は八坂に加え、Voyager Technologies のSpecial Representative To The Chairman&CEOジェフリー・マンバー氏、Amazon 創業者のジェフ・ベゾス氏が同時に殿堂入りしています。
IAF Hall of Fameの詳細はこちらをご覧ください。(英語ページ)
<「QPS-SAR」について>

QPS研究所は収納性が高く、軽量でありながら大型の展開式アンテナ(特許取得)を開発。そのアンテナによって強い電波を出すことが可能になり、従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストとなる高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功しました。QPS-SARは民間SAR衛星で世界トップレベルの46cm分解能の画像取得が可能です。2028年5 月末までに24機、そして最終的には36機の衛星コンステレーションで平均10分毎という準リアルタイム観測データ提供サービスを目指しています。
<株式会社QPS研究所について>

QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発企業です。名前のQPSとは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする全国25社以上のパートナー企業に力強く支えられています。

<株式会社QPS研究所>
社名 :株式会社QPS研究所(東証グロース市場 証券コード:5595)
本社住所:福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6階
代表者 :代表取締役社長 CEO 大西俊輔
創業 :2005年6月
URL :https://i-qps.net/
事業内容:人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売