国立大学法人筑波技術大学
~人にも環境にもやさしい先進的空港の実現を目指す~

日本空港ビルデング株式会社と国立大学法人筑波技術大学は、互いに連携し、人的・知的交流を通じて空港サービスやアクセシビリティの向上に取り組むことを目的に、包括的連携協力に関する覚書を締結しました。
日本の空の玄関口である羽田空港旅客ターミナルの建設、管理・運営を担う日本空港ビルデングと、日本で唯一の視覚障害者・聴覚障害者を対象とした国立大学である筑波技術大学は、誰もが安心して快適に利用できる空港づくりを推進してまいります。
筑波技術大学は、産業技術学部、保健科学部、共生社会創成学部で構成され、個々の特性に即した教育や研究を行うとともに、他大学や企業、各種機関との連携を推進し、障害者の社会参加や多様性に富む地域社会の形成に寄与しています。昨年は、同大学の学生が羽田空港を利用する視点から施設や従業員の対応などについて現場調査を実施し、そこで得られた課題を整理しました。
利用者の声を反映した空港づくりを目指す取り組みとして、今後も継続的に課題解決に取り組み、あらゆる利用者の方々の体験価値を向上させることがインクルーシブな空港の実現に不可欠と考え、このたび連携協定を締結いたしました。
今後も、日本空港ビルデング株式会社と国立大学法人筑波技術大学は、誰もが安心して快適に利用できる空港づくりを進めるとともに、羽田空港における「人にも環境にもやさしい先進的空港」の実現を目指し、継続的な連携を進めてまいります。
1.締結当事者
日本空港ビルデング株式会社(代表取締役社長 田中 一仁)
国立大学法人筑波技術大学 (学長 石原 保志)
2.連携協定事項
(1)知的資源の交流と活用に関する取り組み
(2)共同で実施する事業の推進
(3)空港サービスやアクセシビリティ、ユニバーサルデザインの向上に資する取り組み
(4)その他本協定の趣旨に基づき、両社が必要と認める事項
3.締結日
2025 年 10 月 3 日(金)

