鹿児島県大崎町
~小野ファームのこだわりと愛情が育む極上の味~

鹿児島県大崎町のふるさと納税返礼品として、全国から愛されている鹿児島黒豚「優美豚」。そのロース肉4種類を詰め合わせたセット「ロース三昧」の受付を、2025年8月よりスタートしました。
(▶ふるさと納税ページ https://item.rakuten.co.jp/f464686-osaki/m638/)
大崎町は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた町です。「資源リサイクル率日本一」を16回達成し、循環型社会の先進地として注目されています。
自然を守り、資源を活かし、命をつなぐ。そんな大崎町で、家族3代で鹿児島黒豚「優美豚」を育てているのが小野ファームです。
大崎町公式noteでは小野ファームの「愛ある養豚」をご紹介しています。
▶大崎町公式note https://osaki-town.note.jp/
下記にその一部をご紹介します。

地元名産の焼き芋で育つ黒豚たち

8月下旬、気温40度に迫る暑さの中で小野ファームを訪れると、子豚たちが元気いっぱいに出迎えてくれました。
ちょうど朝9時の餌やりの時間。母豚や子豚に与えられていたのは、なんと地元特産の「焼き芋」と「干し芋」です。

この芋は食品会社・都食品から譲り受けたもの。規格外や端材となった芋を無駄にせず、母豚の授乳期や子豚のおやつに活用しています。紅はるか、シルクスイート、紫いもなど、季節によって種類が変わり、豚たちは夢中になって食べます。

お産後の母豚・子豚と、離乳部屋にいる子豚たちに芋を与えるのはユウ子さん。
手押し車で豚舎を回り、一頭ごとに声をかけながら芋を配ります。
ユウ子さんはこう語ります。
「子豚たちへの餌やりは機械化しないで、手であげています。単なる餌やりの時間ではなく、一頭一頭の食欲や体調を観察する、毎日の健康チェックの時間なんです。」

食品ロスを命の栄養へ
小野ファームでは芋だけでなく、町のさまざまな資源を豚の飼料へと活かしています。
大崎町は緑茶の産地でもあり、茶農家から粉砕した茶葉の端材を譲り受けます。ビタミンが豊富で豚の栄養になるだけでなく、茶カテキンの効果で豚舎の臭いが大幅に軽減。化学的な薬品は一切使っていないのにもかかわらず、真夏の暑さのなか、不思議と強い臭いがないのです。

さらに焼酎や梅酒で知られる地元の酒造メーカー・天星酒造からは、芋焼酎用のさつま芋や梅酒を漬けた後の梅も提供されます。梅はアルコール分が残っているため、母豚にほんの少量だけ与えると血行が良くなり、乳の出も良くなるそうです。
「豚の健康を第一に」という小野ファームの想いを起点に、町の生産者や事業者が連携。食品ロスは命の栄養へと姿を変え、町の資源が無駄なく循環していきます。
家族3世代が守る「愛ある養豚」

小野ファームは昭和52年(1977年)創業。現在は小野ユウ子さん、娘の永田美里さん、そして孫の聖七(せな)シャフィーさんの3世代で経営しています。
ファームには常時約400頭の黒豚が暮らしており、出産から離乳まで、すべてを家族が手掛けます。子豚は通常8〜10頭生まれ、生まれた順番でお乳を飲む位置が決まるため、最後に生まれた子は発育が遅くなることもあります。
そんなときは家族が丁寧に見守り、補助的に餌を与えて成長を支えます。中でもユウ子さんが「チンコチンコ(方言で“小さい”の意)」と呼ぶ子豚は、兄弟に負けないよう特別に個室でケアされていました。一頭ごとの成育を見守り、愛情を注ぐ姿は小野ファームならではの光景です。
ふるさと納税がつなぐ“町の外”との縁
優美豚は、ふるさと納税返礼品として全国へ発送されます。梱包から発送まで、すべて家族の手作業です。
「またこの方からご注文があった」と名前を見て気づくこともあり、リピーターの存在は大きな励みになっています。中にはわざわざ電話をして「美味しかった」と感想を伝えてくれる方も。家族経営だからこその細やかなつながりが、町の外にも広がっています。
「食品ロスを命の栄養へ!鹿児島黒豚「優美豚」を家族で育てる小野ファーム」
の全文は大崎町公式noteで公開中です。
▶大崎町公式note https://osaki-town.note.jp/
▶ 小野ファーム「優美豚」ふるさと納税サイト
楽天ふるさと納税ページ
(https://item.rakuten.co.jp/f464686-osaki/m605-r/)
株式会社小野ファーム/小野ファーム直販店
住所:鹿児島県曽於郡大崎町井俣2346-4
営業時間:14:00~18:00
定休日:日曜・祝日
TEL:099-471-6045
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