株式会社永賢組
~人手不足・技術継承・安全確保、業界が直面する課題を打開する最前線~
建築・土木・不動産の株式会社永賢組(本社:愛知県春日井市、代表:永草孝憲、グループ売上2025年6月期 103億円、以下:永賢組)は、米国でのAI実体験を通じて得た最新の知見を活かし、現場から建設業DXを加速させています。イノベーションの推進と人材育成の新たな展開に取り組むとともに、コーポレート機能(総務・経営管理・広報・採用窓口など)のAI化を目指し、業務の効率化を進めています。

◆背景
建設業界では、人手不足や高齢化、後継者不足といった深刻な課題があります。こうした状況の中で、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAIの活用は、業界の変革や事業の持続的成長、さらには社会課題の解決に不可欠な要素となっています。永賢組は、米国でのAI実体験を単なる視察にとどめず、現場での実践的な学びとして位置づけ、得られた知見を自社の現場改革や人材育成に積極的に活かすことで、建設業の未来を切り拓くことを目指しています。
◆米国でのAI・DX体験内容
米国では、多国籍な職場環境やグローバルなチーム運営の現場を実際に体験しました。特にAI技術の進化については、従来のルールベース型や単機能型AIから、人間の言葉を理解し自律的に業務をこなす「大規模言語モデル(LLM)」や「エージェント型AI」へと進化している現状を目の当たりにしました。これらの先進的なAIは、自然言語による高度な対話や意思決定支援が可能であり、業務の自動化、顧客対応の質向上、営業プロセスの最適化など、実務レベルでの活用が急速に進んでいることを学びました。さらに、クラウドサービスとの連携によるAIツールの活用や、IT人材不足・デジタル化の遅れ・データ管理の重要性といったDX推進における現場課題について、現地の専門家と意見交換をおこないました。特に、米国シアトルにあるマイクロソフト本社へ訪問し、AI Agent GTM部門の上原正太郎氏と意見交換を実施。マイクロソフトの最先端AI技術やグローバルなDX推進事例について直接学ぶ貴重な機会となりました。

◆今後の展望
社内ではDX/AXを推進するチームを今年9月から『AX推進室』と改名し、米国で得たAI・DXの知見をもとに、国内の建設現場へのAI導入を進めるとともに、本社機能(総務・経営管理・広報・採用窓口など)のAI化にも取り組みます。全国の後継者不在の企業をM&Aで支援し、人・物・情報を一元管理することで、グループ全体が効率的に連携し、共に成長できる体制を目指します。さらに、代表の永草はアメリカに拠点を設け、AI人材の採用とスタートアップの立ち上げを通じて、日本とアメリカの事業を組み合わせた新たな業態の創出を計画しています。
今回のマイクロソフト本社訪問で得た知見やネットワークも活かし、グローバルな視点でのDX推進とAI活用を加速させます。

株式会社永賢組について
永賢組は1955年に愛知県春日井市で創業。『新しいこと、デカデカと。』をコーポレートメッセージとして掲げ、建設業界の枠を超えて大胆な発想と着実な実行力で、まだない景色をつくることを目指します。事業内容は、建築・土木・不動産事業をはじめとし、各分野のスペシャリストが集まっております。建築事業では商業・医療・福祉施設から集合住宅まで幅広く、土木事業では公共工事を中心に、不動産事業では土地探しからアフターフォロー(リフォーム等)まで全ての工程を社内でサポートしております。
会社名 :株式会社永賢組(ながけんぐみ)
代表者 :代表取締役 永草 孝憲(ながくさ たかのり)
所在地 :愛知県春日井市堀ノ内町4丁目1-20
創業 :1955年3月
資本金 :1億5千万円
事業内容:建築事業・工場、商業施設、倉庫、教育施設、医療/福祉施設などの建築、リフォーム
土木事業・造成開発、外構工事など
不動産事業・売買、仲介、開発
社会貢献活動・『100万人のクラシックライブ』東海支部運営、春日市への寄付活動など
<グループ会社>
株式会社DESIGNLINKS
環境理化株式会社
株式会社デイジー
株式会社山建重機
大脇建設株式会社
【お問い合せ先】
株式会社永賢組 広報担当:加藤麻衣(かとう まい)m-kato@nagaken.com/080-9002-1639