一般社団法人板硝子協会
一般社団法人板硝子協会(住所:東京都港区 代表:森 重樹 会員企業:AGC(株)、日本板硝子(株)、セントラル硝子プロダクツ(株))は、合わせガラスを対象として、新たに『防災防犯グレード』『防犯グレード』『一般グレード』の三つのグレード制とロゴを導入いたしました。このグレード制により、それぞれの機能を明確にし、あわせて『防災防犯ガラス』『防犯ガラス』というわかりやすい通称を用いることで、広く認知度を高め、普及の促進を図ってまいります。

また、今回のグレード制の発表にあわせて、会員3社が製造する『防犯ガラス』が、一般財団法人ベターリビングによる優良住宅部品『BL-bs部品』として認定され、認定書授与式が執り行われましたので、その様子もあわせてご報告申し上げます。

<『BL-bs部品』とは>
近年、環境保全や高齢化、防犯性の向上などへの消費者の関心が高まっており、住宅部品においても社会的要請に応える性能を持つことが望まれています。このような観点から、一般財団法人ベターリビングは、社会的要請への対応を先導するような特長を有する住宅部品を社会貢献優良住宅部品(BL-bs部品)として付加基準を定めて認定しています。
『BL-bs部品』が規定する社会的要請への対応を先導するような特長は以下の7つです。
1環境の保全に寄与する特長
2優良な住宅ストックの形成・活用に寄与する特長
3高齢者・障害者を含む誰もが安心して生活できる社会の実現に寄与する特長
4防犯性の向上に寄与する特長
5健康的な生活の実現に寄与する特長
6防災、減災に寄与する特長
7家事及び労働の負担軽減に寄与する特長

この度、『防犯ガラス』は上記7つの条件のうち、「4 防犯性の向上に寄与する特長」 を有すると認定されました。

<『合わせガラス』について>
『合わせガラス』とは、2枚のガラスの間に合成樹脂の中間膜を挟み、熱と圧力で強く圧着したガラスです。耐貫通性に優れ、万一破損しても破片がほとんど飛び散りません。台風や地震などの災害時や、人体がガラス面に衝突した際にも高い安全性を発揮し、被害を最小限に抑えることができます。
<『防災防犯ガラス』、『防犯ガラス』について>
『防災防犯ガラス』とは、合わせガラスの中間膜60ミル以上を有し、台風などによる飛来物の衝突に耐える防災性能と、防犯性能を兼ね備えた合わせガラスです。避難所となる学校や住宅に採用されることで、災害時の安全確保に寄与します。また、『BL-bs部品』(防災・防犯安全合わせガラス)の認定を受けた製品です。
『防犯ガラス』とは、中間膜30ミル以上を有し、打ち破り・こじ破り・焼き破りといった侵入手口に対して抵抗性能を備えた合わせガラスです。住宅やオフィスの防犯対策として広く活用が期待されています。この度、『BL-bs部品』(防犯安全合わせガラス)の認定を取得しました。
【発表会概要】

【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人板硝子協会 担当:橋本
TEL:03-6450-3926 FAX:03-6450-3928 E-mail:hashimoto@itakyo.or.jp