認定NPO法人REALs (Reach Alternatives)
認定NPO法人REALs(リアルズ:Reach Alternatives)
争いを予防し、人と人が共存できる社会をつくる認定NPO法人REALs(リアルズ:リーチ・オルタナティブズ、理事長:瀬谷ルミ子)は、青山北町法律事務所様(所在地:東京都港区、代表:松本理平様)からいただいたご寄付で、紛争下の子どもたちへの支援活動を拡充します。

子ども・若者の争い・暴力予防活動の目的
この活動は、争いやテロ、暴力による暴力の連鎖を断ち切り、子どもと若者が安心して未来を描ける社会をつくることを目的としています。暴力やテロ、紛争に加害者や被害者として巻き込まれる前に守るだけでなく、すでに巻き込まれた子どもや若者が社会に戻り、心を回復させ、やがては次世代に希望を示す「平和の担い手」となれるよう支援しています。


子ども・若者への紛争予防活動の概要
青山北町法律事務所様より、2025年10月から5年間にわたる継続的なご寄付をいただき、シリア、アフガニスタン、南スーダン、ケニアなどの活動地において、年間約15名、5年間で延べ約75名の子どもたちを対象に以下の活動を実施します:
争い・テロ・暴力の予防のしくみづくり
地域の若者を紛争予防・紛争解決の担い手として育成し、子どもや若者が過激化や暴力に巻き込まれる前に兆候を把握し支援につなげるしくみを行政・警察・学校や地域ネットワークと構築。
離脱支援と社会復帰
ギャングやテロ組織に関わった若者に対しては、安全な離脱と地域の若者のコミュニティ活動への参加支援を組み合わせ、自立と社会参画を後押し。
紛争下の子供への心のケア
暴力や紛争の被害を受けた子どもや若者に心理社会的サポートを行い、トラウマの軽減や生活再建を支援。
予防教育と啓発
対話型のワークショップやスポーツやアートを通じた住民参加型イベントで非暴力的な課題解決方法を伝え、安心できる学びと交流の場を提供。
子どもたちへの争い予防、平和構築活動が必要な背景
現在、世界各地で続く紛争や暴力により、多くの子どもと若者が深刻な影響を受けています。ガザでは多くの子供たちの命が奪われ、シリアでは10年以上に及ぶ内戦で教育機会が失われ、子どもたちは心に深い傷を負っています。アフガニスタンでは政治的不安定により、特に女子の教育権が制限され、多くの若者が将来への希望を見いだせずにいます。南スーダンやケニアでは、部族間対立や極度の貧困から、子どもや若者がギャングや武装組織に勧誘されるリスクが高まっています。
こうした状況は、学びや遊びといった「子どもとして過ごす経験」を奪い、心の成長や社会性の発達に長期的な影響を及ぼします。暴力や過激主義に巻き込まれた若者は社会復帰が困難となり、暴力の連鎖が次世代へ引き継がれてしまいます。一方で、適切な支援を受けた若者は暴力を離れ、自らの経験を生かして地域のロールモデルとなり、次世代に希望を与える存在へと変わる可能性を秘めています。そのためREALsは、子どもと若者の安全と成長を支える活動を展開しています。
青山北町法律事務所より
「弊所では、将来の世界を作るのは子供と考えており、紛争下で最も弱い立場にある子どもたちを守ることは重要な使命と考えております。そのような理念のもと、弊所では子供の支援に関わるような活動を行っております。この度は、REALs様の理念に共感し、REALsの皆様が現地で展開される平和に向けた活動を継続的に支援させていただくことにさせていただきました。一人でも多くの子どもたちが希望を持てる未来を共に築いてまいります。」
REALs理事長 瀬谷ルミ子より
「青山北町法律事務所様にREALsの目指すビジョンに共感いただき、継続的に5年間にわたり子どもと若者の平和支援の拡充を共に進めていけることに心より感謝いたします。これからの5年間も紛争地の子どもと若者が暴力に巻き込まれることを防ぎ、心を回復し、地域で平和の担い手として成長できるよう取りくみ、その先に安心して未来を描ける社会を実現していきます。」
青山北町法律事務所概要
企業法務およびエンターテインメント分野に強みを持ち、他の事務所では取り扱いが難しい新領域や関係者の属性・構造が複雑な事案にも積極的に対応している。
企業間トラブルに関する豊富な対応実績を有し、企業の方針決定やスキーム設計において高度な知見と経験を提供する。IT技術の発展により急速に変化する社会・ビジネス環境の中で生じる新たな法的課題の解決と予防に取り組み、依頼者にとって最適な法的支援を実現している。
また、企業経営や金融機関での実務経験を活かし、法務と経営の両面から実践的な助言を行う。
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山3丁目12-7 秋月ビル502
TEL:03-6427-4550(代表)
FAX:03-6427-4567
営業時間:8:00~18:00
定休日:土・日・祝(完全予約制)
認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)概要
認定NPO法人REALs(リアルズ)は1999年に創設 。紛争地域において、「争いを防ぎ平和をつくる活動」と「いま危機にある命をつなぐ緊急支援」に取り組む。現在はガザ、シリア、トルコ、アフガニスタン、南スーダン、ケニアなどで活動を展開。紛争地の人々を育成し、争い予防と平和の担い手としての知見と志を磨くことで「人」が変わり、その人々が問題解決のため役割分担・連携しコミュニティの「しくみ」を変え、政治・政策、他地域、次世代に波及効果を生むことで「社会」を変えることを見すえた活動を実施している。2024年度は、世界各地の紛争地で計403人の平和の担い手を育成。地域の争いの兆候を早期発見し、紛争を未然に防ぐ人材を育成することで、コミュニティ内の争いの93%を予防。すべての事業に次世代育成とジェンダー視点を導入し、より包括的で持続可能な平和の実現に取り組んでいる。
所在地:東京都新宿区
代表理事:瀬谷ルミ子
ウェブサイト:https://reals.org
X(旧Twitter):https://x.com/NPO_REALS
Facebook:https://www.facebook.com/NPOREALs/
Instagram:https://www.instagram.com/npo_reals/
理事長 瀬谷ルミ子 紹介

国連や防衛省の訓練も担う紛争解決の第一人者
紛争解決専門家として国連や外務省などで25年従事し、アフガニスタンで軍閥の司令官の交渉をリードし旧国軍の元兵士5万人を武装解除に導く。紛争とテロ予防のための早期警戒・早期対応手法を構築したほか、2021年アフガニスタン危機において命を追われるアフガン人1600人以上の退避支援を実現、国連や地域機構の軍・警察・文民職員の能力強化をになう紛争解決と平和構築の第一人者として世界で高く評価される。
戦後70年安倍内閣総理大臣談話の有識者会議委員、女性・平和・安全保障(WPS)の国内行動計画評価委員。「世界に足跡を残す10人の女性」(The New York Times)に選出。
Xアカウント:@Rumiko_Seya(https://x.com/Rumiko_Seya)
ご寄付・ご支援について
皆さまのご寄付により、REALsの活動は支えられています。「紛争・テロ・社会的な暴力」を防ぎ、乗り越え、共存できる社会の実現のため、ぜひ皆さまのお力を貸してください。
※認定NPO法人であるREALsへのご寄附は、寄付金控除の対象となります。
ご支援についてはこちらから:https://reals.org/support/donation.html
マンスリーサポーター:https://reals.org/monthly/index.html
あなたにできること:https://reals.org/support/index.html
活動報告書は年次でウェブサイトに公開しています:https://reals.org/about/document.html
本件に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人(認定NPO法人)REALs(リアルズ:Reach Alternatives)
広報担当:髙瀬夏子、新居左由吏
Email:contact@reals.org
TEL:03-5579-8395