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エン運営「フリーランススタート」定点調査レポート
エン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役会長兼社長：越智通勝）が運営するフリーランスエンジニア向け案件検索エンジン『フリーランススタート』（https://freelance-start.com/）では、サイトに掲載されたすべての求人の情報を集計し、分析を行なっています。2025年9月度の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。
調査結果 概要
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2025年9月のフリーランス案件の月額平均単価は76.0万円。
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2025年9月末時点での掲載案件数は511,250件。最高単価は230万円。
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開発言語別では「Rust」の平均単価が5ヵ月連続上昇。職種別では「SRE」の単価が大きく上昇。
フリーランス支援事業部 事業部長 相場 敏行 コメント
2025年9月のフリーランスエンジニアの報酬相場に関する調査を実施しました。調査結果では9月のフリーランス案件の月額平均単価は76.0万円、2025年9月末時点での掲載案件数は511,250件でした。また、最高単価は「Python」で230万円でした。
開発言語別では、5ヵ月連続で単価が上昇している「Rust」が、平均単価91.9万円（+4.1万円/4.7%増）で最高額でした。「Rust」は、その高いパフォーマンスとメモリ安全性の特性から、Web3（ブロックチェーン）や大規模システムのバックエンド開発など、高い信頼性が求められる領域で需要が急増しているため、単価が上昇していると考えられます。
職種別では、上昇幅が最も大きかった「SRE」が、平均単価108.2万円（+8.7万円/8.7％増）で最高額でした。先月比+8.7%と上昇しており、システムの信頼性に対する要求の高まりがうかがえます。
また常駐案件とリモート案件のトレンドは、リモート案件の掲載比率が37.2％で、常駐案件との報酬額の差は「5.2万円（常駐：73.8万円、リモート：79.0万円）」とリモート案件が高い結果となりました。
引き続き、累計案件数124万件を超えるフリーランスエンジニアの案件獲得支援サイトとして、報酬相場情報を分析してまいります。
調査結果 詳細
開発言語別の月額平均単価（上位15位）
開発言語別の月額平均単価（上位15位）を見ると、多くの言語で単価が上昇しています。特に、先月2位だった「Rust」の上昇幅が大きく、Go言語を抜いて1位となりました（Rust：+4.1万円/4.7％増、Go言語：+1.4万円/1.6％増）。
2位の「Go言語」や3位の「Ruby」も引き続き高単価を維持しており、これは企業がより高い報酬を提示してでも優秀なエンジニアを確保しようとする動きがあらわれています。（Ruby：+1.2万円/1.4％増）。
2025年8月度のレポートは、こちらをご参照ください
フレームワーク別の月額平均単価（上位15位）
フレームワーク別の月額平均単価（上位15位）を見ると、すべてのフレームワークで平均単価が上昇しております。特に、AI開発で人気のPythonを基盤とする「Django」が81.4万円（+3.9万円/5.0％増）と高い伸び率を示しており、AI関連プロジェクトのバックエンドとしての需要が拡大していることがうかがえます。
職種別の月額平均単価（上位15位）
職種別の月額平均単価（上位15位）を見ると、多くの職種で上昇が見られました。特に「SRE」は108.2万円（+8.7万円/8.7％増） と、高い伸び率で単価が上昇しました。サービスの安定稼働と事業成長に直結する職種が、企業にとって不可欠な存在であることが、推測されます。
フリーランスエンジニア向け案件検索エンジン『フリーランススタート』 https://freelance-start.com/
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