株式会社JTBパブリッシング
JTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供する株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:盛崎宏行)は、児童を対象にしたジュニアノベル・レーベル「はじめノベル」を11月に創刊します。これから長い人生を――旅路を歩んでいく児童に向けて、「はじめての青春小説」「はじめてのミステリー」など、本格的な長編小説の入り口となる作品を提供して参ります。
第一弾となる『全米(あまた・まい)が泣いた』(村崎なぎこ著、MATSUDA98絵)と『バンド男子とウタヒメ①』(*あいら*著、とりうら絵)は11月17日(月)に発売予定です。第二弾は2026年2月中旬に発売予定です。「はじめノベル」をどうぞ末永くよろしくお願い申し上げます。
〈創刊の辞〉
はじめノベル創刊にあたって
21世紀が始まり四半世紀が過ぎようとしています。インターネットをはじめとする情報技術の発展は目を見張るばかりです。
この先、どんな未来が待っているのでしょうか。
江戸時代の俳諧師・松尾芭蕉は紀行文『おくのほそ道』で「日々旅にして、旅を栖とす」と書きました。人生を旅になぞらえた一文です。
私たちJTBパブリッシングは、これまで多くの旅に関する本を出版してきました。「はじめノベル」は、芭蕉のように人生を旅になぞらえ、そのガイドブックになることを願って創刊しました。
しかしながら人生とひと口に言ってもさまざまで、確かな道があるわけではありません。
私たちが提供できるのは「はじめ」のきっかけとなる作品だけです。それをどう感じ、思い、考え、生かしていくかはみなさん次第です。
予測が難しい時代だからこそ、これから歩んでいく旅路には、大きな困難や、つらいできごとがあるかもしれません。そんなとき「はじめノベル」が、みなさんの未来を照らす明々とした灯になると信じています。
それでは、よい旅を。

〈作品紹介〉
『全米が泣いた』
あの子の涙で大ヒット!? マンガの才能を認められた中1の駿(しゅん)。修行に出された村で会ったのはクールな少女・マイ。実はあの有名なキャッチコピーの裏にはマイの喜怒哀楽があって!? 本格“創作系”青春小説。

『バンド男子とウタヒメ①』
正体不明の歌姫「ルナ」として活動していた希音(きの)は両親を事故で亡くし、歌えなくなってしまう――。入学した中学で軽音部のギター・凪(なぎ)にたまたまピアノを聴かれ、熱烈な勧誘を受けて⁉ 本格恋愛小説。

〈執筆陣・主な著作〉
イーピャオ 『とんかつDJアゲ太郎』(集英社、原案)
八木圭一 『一千兆円の身代金』(宝島社、第12回「このミステリーがすごい!」大賞受賞)など
麻希一樹 『5分後に意外な結末 「悩み部」』シリーズ(GAKKEN)など
澤村御影 『准教授・高槻彰良の推察』シリーズ(KADOKAWA)など
安藤祐介 『本のエンドロール』(講談社)、『六畳間のピアノマン』(KADOKAWA)など ほか
〈第二弾〉
2月中旬発売予定
『謎解き!? チーム副都心① 新宿に消えた秘宝を探せ…んのかっ!?(仮)』(イーピャオ著、北極まぐ絵)
『謎解きトラベラーズ ソラの事件ノート(仮)』(八木圭一著、坂本トウヤ絵)
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