株式会社リヴァ
沖縄の医療と福祉をつなぐ産学連携プロジェクト始動にあたり、採用イベントを開催

株式会社リヴァ(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤 崇)は、琉球大学や地域の医療・福祉機関と連携し、沖縄県特有のメンタルヘルス課題の解決を目指す、新たな就労支援モデル構築プロジェクトを始動します。
プロジェクトの始動に伴い、この挑戦を共に推進する仲間を募集するための採用イベント(オンライン開催)を、11月22日(土)に開催します。
▶イベントのお申し込みはこちらから:https://peatix.com/event/4619923
プロジェクトの背景:沖縄が抱える、見えづらい「働きづらさ」
現在、日本国内のメンタルヘルス不調者は約600万人(*1)、うつ病の再発率は約60%(*2)と、社会全体の課題となっています。
中でも沖縄は、全国でも若年層の失業率や非正規雇用率が高く、低賃金(*3)、シングルマザー率(*4)、教員の休職率(*5)など日本の中でもワーストを争う項目が多い状況があります。
さらに、地域文化・人間関係の影響で、精神的な不調や障がいに伴う「働きづらさ」が表面化されにくく、また、制度と医療の“善意”が重なって結果的に自立が遠のく循環が起きているという課題も指摘されています。

私たち株式会社リヴァは、「自分らしく生きるためのインフラをつくる」というビジョンの下、14年間にわたり東京・仙台・大阪を拠点に、1900人以上の社会復帰を支援してきました。
私たちの支援の根幹には、「戻ろう、ではなく、進もう。」という考え方があります。単に職場復帰を目指すのではなく、メンタルダウンの経験を、自分と向き合い自己変容を遂げる「リライフ」の機会と捉えるものです。
このノウハウを活かし、沖縄の地域性に根ざした新しい支援モデルを、琉球大学をはじめとした地域の方々と共に創り上げたいと考えています。
今回の挑戦は単なる拠点拡大ではなく、リヴァのビジョンを一段階押し広げ、沖縄のメンタルヘルス課題の解決に貢献する、新たな協働モデルの構築です。
※1:厚生労働省「精神保健医療福祉の現状等について」(2025年)
※2:一般社団法人うつ病の予防・治療日本委員会「うつ病診断の要点」(2008年)
※3:厚生労働省・沖縄労働局「令和7年度 沖縄労働行政運営方針」(2025年)
※4:沖縄県庁「令和5年度沖縄県ひとり親世帯等実態調査報告書(概要版)」(2023年)
※5:文部科学省「令和5年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」(2023年)
本イベントについて
今回の共同プロジェクトの立ち上げに伴い、沖縄の現状や取り組みの詳細について知っていただける採用イベントを開催することにしました。
※本イベントは、沖縄で長年復職支援に携わられている一般社団法人BowLとの合同採用イベントとなっております。
<イベント概要>
◆日時:11月22日(土)14:00–15:50
◆場所:オンライン(Zoom)
◆参加費:無料
◆申込方法(事前申込必須)
▶https://peatix.com/event/4619923
◆登壇者プロフィール
高江洲 義和(琉球大学 医学研究科 精神病態医学講座 教授)
東京医科大学卒業。専門領域は、睡眠障害、気分障害、児童青年期。
高校卒業まで沖縄で育ち、その後20年以上東京で生活、医師として勤務。東京での生活を通して、沖縄県の医療課題や可能性について関心を持つ。2024年、琉球大学 精神病態医学講座 教授 就任。

徳里 政亮(一般社団法人BowL 理事)
1986年沖縄県生まれ。琉球大学工学部卒後、2009年航空会社に入社後は客室乗員部の乗務スケジュールマネジメントや財務担当を担った。2013年からはBowLの設立メンバーとして、沖縄県では民間初となる「うつに特化した復職支援(リワーク)」の事業を立ち上げた。現在は人材育成、組織づくりの専門家として県内企業や官公庁に出向き、各種研修、経営管理者向けコンサル、ファシリテーション業務に特化して活動している。

伊藤 崇(株式会社リヴァ 代表取締役/プロジェクト代表)
2002年東北大学工卒、2004年同大大学院情報科学研究科修了。IT系大手企業、福祉系ベンチャー企業を経て、自律分散型組織を目指して2010年8月リヴァを設立。2011年からうつなどメンタルヘルス疾患の方を対象にした社会復帰支援サービス(リヴァトレ)、2018年から法人向けリワークサービス(リヴァBiz)を開始。

◆プログラム(110分)
14:00–14:05 オープニング:本イベントの趣旨説明、スピーカー紹介(リヴァ 伊藤)
14:05–14:20 沖縄の精神科医療の課題と可能性(高江洲教授)
14:20-14:35 沖縄のメンタルヘルス支援の最前線(BowL 徳里氏)
14:35-14:45 沖縄プロジェクトの概要(リヴァ 伊藤)
14:45-15:05 質疑応答
15:05-15:45 メンバー募集について(リヴァ 伊藤/BowL 徳里氏)
※リヴァ・BowLの会社説明および質疑応答を、20分ごとの入れ替え制で、ブレイクアウトルームに分かれて行います。
15:45-15:50 クロージング
※進行は変更になる可能性があります。
※本イベントの様子はアーカイブとして記録・活用します。参加者の方のお顔や個人情報は映らないよう加工しますが、予めご了承ください。
株式会社リヴァの募集要項 ※2025年10月現在
沖縄の地で、琉球大学や地域と連携し、メンタルヘルス支援の新しいモデルを創り上げる仕事です。1900人以上の復帰を支えてきたリヴァのノウハウを活かし、沖縄特有の根深い課題に、チームで向き合います。
私たちの支援スタンスについては、こちらの動画も参考にしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=DycBlbFrJyc
「自身のビジョンを実現するために、リヴァを活用する」という気概で、志のあるメンバーとともに、一人では実現できなかったことにチャレンジしていきましょう!
■勤務地
沖縄の中部エリア~南部(仮)
■募集職種
1)新規事業推進責任者(センター長)
沖縄プロジェクトの責任者として、事業計画の策定から、スタッフのマネジメント、琉球大学や行政との連携まで、事業全体の推進を担います。
必須要件: マネジメント経験、または事業・サービスの立ち上げ経験、または、福祉・医療・メンタルヘルス分野での営業やネットワーク構築経験
2)ソーシャルワーカー(サービス管理責任者)
サービス品質の核となる、サービス管理責任者をお任せします。利用者一人ひとりの個別支援計画の作成や、関係機関との調整役を担います。
必須要件: サービス管理責任者の実務経験 あるいは、障がい福祉分野での相談支援5年以上もしくは直接支援経験8年以上(精神保健福祉士等国家資格お持ちの方は5年以上)
3)社会復帰支援コーディネーター(支援員)
プロジェクトの最前線で、利用者一人ひとりに寄り添う支援員です。日々の面談やプログラム運営を通じて、一人ひとりの自分らしい生き方の実現をサポートします。
必須要件: 沖縄の社会課題やメンタルヘルス支援への強い関心(実務経験不問)
■こんな方を歓迎します!
・沖縄の社会課題やメンタルヘルス支援への強い関心がある
・前例のない、新しい支援モデルを自分の手で創り上げてみたい。研究やデータも活用しながら、その効果を社会に証明していくことに、やりがいを感じる
・ただ目の前の人を支援するだけでなく、その先にある「社会の仕組み」そのものを変えるような、インパクトのある仕事に挑戦してみたい
詳細はこちらから:https://www.wantedly.com/projects/2209342
一般社団法人BowLの募集要項 ※2025年10月現在
■募集職種
うつに悩む方のキャリアをサポートするリワークスタッフ
■勤務地
沖縄県 浦添市 伊祖
■仕事内容
うつ病などで休職中の方(当法人では「研修生」と呼びます)の社会復帰支援。リワークプログラムの企画・運営や、職場・主治医・家族との連携、個別面談等を通じ、「研修生と伴走する身近なコーチ」として、ひとりに寄り添った支援を行うことができます。
スタッフ一人ひとりの裁量を尊重し、対話を重ねながら、前例のない挑戦を歓迎するオープンな社風です。
■必須要件
公認心理師・精神保健福祉士・保健師・作業療法士のいずれかの資格
■こんな方を歓迎します!
・研修や勉強会で支援の知識を学ぶことが好きだけど、生かす余裕がなく、もっと実践で活かしたい!と悶々としている
・もっと一人ひとり時間をかけて、病気の治療だけでなく患者さんの生活やキャリアも支援したい
・「ドクターの言うことが絶対」など、トップダウンの組織や、前例のない挑戦を良しとしない慣習にモヤモヤしている
詳細はこちらから:https://recruit.bowl.co.jp/recruit/
株式会社リヴァについて
「自分らしく生きるためのインフラをつくる」をビジョンに掲げ、メンタルヘルス不調者の方への社会復帰支援サービス「リヴァトレ」等を運営。自分らしい生き方を模索する支援を通して「何度でもチャレンジできる仕組み」を提供することを目指します。
会社概要
会社名:株式会社リヴァ(Liva Inc.)
所在地:〒105-0003
東京都港区西新橋2丁目35-2 YP虎ノ門4F
代表者:伊藤 崇
設立:2010年8月
資本金:14,000,000円
<本件に関するお問い合わせ先>
TEL:03-6809-1604(受付時間9時~18時)土日祝日、年末年始除く
MAIL:info@liva.co.jp