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國華賞に井上一稔氏「奈良・平安彫刻の文化史的研究」

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株式会社朝日新聞社

奨励賞に永田智世氏、図録賞に中山創太氏

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)と國華社(主幹:佐野みどり)は、主催する第37回國華賞の受賞者を10月11日付で以下のように発表しました。

●國華賞 井上一稔氏(同志社大学教授)「奈良・平安彫刻の文化史的研究」(法蔵館)

●國華奨励賞 永田智世氏(根津美術館学芸部学芸第一課長)「江戸後期における蒔絵表現の諸相――飯塚桃葉(いいづか・とうよう)作『百草蒔絵薬箪笥(ひゃくそうまきえくすりたんす)』を中心に――」(國華1546号)

●國華展覧会図録賞 中山創太氏(神戸市立博物館学芸員)「蒐集家・池長孟(いけなが・はじめ)の南蛮美術―言葉から紡ぐ創作(コレクション)」展図録(神戸市立博物館)

井上一稔氏「奈良・平安彫刻の文化史的研究」(法蔵館)
國華1546号(國華社)
「蒐集家・池長孟の南蛮美術―言葉から紡ぐ創作」展図録(神戸市立博物館)

 

 井上氏の著作は、仏像に込められた思想を社会・文化的背景を踏まえ考察した点が日本彫刻史研究に新機軸をもたらしたとして評価されました。永田氏の著作は18世紀の工芸作品を薬学史・文化史的観点からも考察、博物学の隆盛や藩主同士の交流の中に位置づけたことが評価されました。中山氏は、昭和前期の収集家のコレクションを彼が残した言葉とともに展示し、自筆文書の翻刻を収めるなど有意義な図録を制作したことが評価されました。

23日に贈呈式

 國華賞は「國華」創刊100周年を記念して1989年に創設された賞で、日本・東洋の美術に関する優れた研究に対して贈られます。本年度の選考は、小林宏光氏(上智大学名誉教授)を委員長とする12人の選考委員により行われました。受賞者には國華創刊百周年記念顕彰基金から賞状、副賞、記念品を贈ります。贈呈式は23日(木)午後6時から東京・築地の朝日新聞東京本社新館レセプションルームで行います。

世界最古とされる美術研究誌

 國華社が編集している月刊誌「國華」は1889年に岡倉天心らが創刊、現在でも刊行されている中では世界最古とされる美術研究誌で、朝日新聞社が発行を支援、朝日新聞出版が販売しています。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年10月11日 05時00分)

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