2025年大阪・関西万博 サウジアラビアパビリオン
・2025年大阪・関西万博のサウジアラビア王国館では、キング・アブドラ科学技術大学(KAUST)、琉球大学、関西大学、サンクスラボの代表者を迎え、「持続可能な海」エリアにて展示中の3Dプリントされたサンゴの引き渡し式を行いました。
・KAUST主導のサウジアラビア先駆的プロジェクトが、技術革新部門で第1回「EXPO INNOVATION AWARD」を受賞したことを受け、海洋保護を支援するため約300個のサンゴを沖縄・与論島に植栽します。
・式典は10月10日(金)、サウジアラビア王国館内のコラボレーションハブにて、ガージィ・ファイサル・ビンザグル駐日サウジアラビア大使兼サウジアラビア王国館政府代表主催で行われました。

サウジアラビア王国館は、キング・アブドラ技術大学(KAUST)および日本の 3 つの名門教育機関の代表者を迎え、2025 年大阪・関西万博(以下、万博)の会場で 3D プリントされたサンゴを正式に引き渡しました。
サウジアラビア駐日大使であり、サウジアラビア王国館政府代表のガージィ・ファイサル・ビンザグル博士が主催したこのイベントには、琉球大学のジェイムズ・デイビス・ライマー教授、関西大学の上田正人教授、株式会社サンクスラボの村上タクオ氏が出席しました。
万博の閉幕を控え、KAUSTのタッド・トラスコット教授とそのチームは、万博期間中、毎日1つずつ3Dプリントされたサンゴをサウジアラビア王国館内の「持続可能な海」展示のサンゴの壁に設置した後、それらを日本に贈呈します。
今後数週間のうちに、この 3D プリントのサンゴは、沖縄と与論島のサンゴ礁の基盤に設置される予定です。この革新的な技術は、第 1 回EXPO INNOVATION AWARDで評価され、KAUST が 2 件の特許を取得して保護しています。世界的に認知されたこのプロジェクトは、サウジアラビアの持続可能性、海洋保護、気候変動対策への取り組みを強調するものです。

駐日サウジアラビア王国大使兼サウジアラビア王国館政府代表のガージィ・ファイサル・ビンザグル博士は次のように述べました。
「この特別な機会は、両国間の永続的な友好と協力の象徴です。この表彰は、サウジアラビア王国の科学技術分野における成果を称えるだけでなく、気候変動や海洋環境の健全性といった地球規模の課題に取り組む上で国際協力が重要であることを浮き彫りにしています。革新と強固なパートナーシップを組み合わせることで、サウジアラビア王国は世界舞台における自らのコミットメントとリーダーシップを確固たるものとし、将来の世代のために海洋生態系を保護する一助です。」
2025年大阪・関西万博の閉幕と2030年リヤド万博への引き継ぎまであと3日となった今、サウジアラビア王国館では、サウジの文化・遺産・芸術を紹介するライブパフォーマンスやダンス、伝統芸能が引き続き上演中です。「Ahlan Wa Sahlan」「We Are Saudi Arabia」「The Botanist(AR体験)」文化スタジオでの音楽・芸術公演などをご覧いただけます。 来場者は没入型展示室やギャラリーを巡る旅も楽しめます。「進化する都市」「持続可能な海」「無限の人間の可能性」「革新の頂点」といった展示を通じ、サウジアラビア王国が世界に与える影響を間近で体感することができます。

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